「ミューモン誕生秘話」は本邦初公開の超絶レアな設定画や開発エピソードを
ご紹介しながら、ミューモン達の誕生の秘密に赤裸々に迫る、「月しょば」だけの特別企画です♪
第9回目のバンドは【REIJINGSIGNAL】!
淡い夜光から、陽光のような眩いシグナルへとリアライズした、実力派ガールズバンドはどのように誕生したのか、担当デザイナーにインタビューしました!
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──まずは、どのようにしてこのバンドが誕生したのでしょうか?
2017年に TVアニメ新シリーズ「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!」の企画が開始しました。主人公バンドはMashumairesh!!に決まった上で、ましゅましゅのライバルバンドを作ろう!というところから制作が始まりました。
結成したばかりのましゅましゅに対してのライバル像は、音楽界の先を走っている、憧れ感を持てるような「将来的にライバルになるかもしれない」というポジションから着想しました。
ポジションを決めたときに、先進的なイメージのあるソリッドな感じやEDM系・ダンスパフォーマンスを取り入れようと思いました!
あと、私が当時EDMにハマっていたのもあり、音楽の方向性もこの時点で決まっていました!フロア全体に低音をブンブン響かせるようなサウンドがいいな〜と、脳内妄想がグングンニョッキニョッキと沸いていたのです。
──音楽の方向性も早くから決まっていたのですね!REIJINGSIGNALの代表曲である【Parallelism Crown】は、どのような想いがあって制作されたのでしょうか?
REIJINGSIGNALの表題曲を目指したのが「Parallelism Crown」になります!
EDM特有の爆音で流した時の気持ちよさやKPOP的なノリの良さなど、表題曲としてのインパクトを求めて制作をしていました。
……が、私のぼんやりとした抽象的なイメージを言語化することが難しく、音楽制作ディレクターの方には色々とご迷惑をかけてしまいました。楽曲に関しては普段は音楽班を通して色々とやりとりをさせていただく事が多いのですが、パラレリに関してはイメージを直接伝えるために、この曲の制作会社の方と直接2人で某○セラに5時間程入り浸り、アツく話し合ったり、イメージを絵に起こして見ていただいたり、細部までこだわって出来あがった楽曲になります!大好き!!
ぜひ、みなさんもテンションをブチあげたいときに聴いてみてくださいね♪
──レイジンの3人についても聞かせてください!開発当初、それぞれ「Wyvern」「Wizard」「Priest」という仮名を目にしていたのですが、何か意味するものがあったのでしょうか?
絵を起こす前に、それぞれのコンセプトを決めるためにコードネームをつけていました!なんかカッコイイ!と思ったのと、コードネームを決める事でなんとなく絵に起こしやすいかもな〜と、ふわっと思い立ったのがきっかけです。それと私が好きな映画でこの3つのワードが出てくるのですが、それが脳内に残っていて響きも良いし〜、とか当時はそんなかんじの発想でした。
突然ですが、ここでみなさんに問題です。
ララリン・スモモネ・ういういに当てはまるコードネームはどれでしょうか!
1.Wyvern →?
2.Wizard →?
3.Priest →?
もう少し記事を読んで予想してみてくださいね♪
他にも絵のイメージが湧きやすくなるように、担当カラーや個性を最初に定義しました。この時点でカラーが3つということから「信号だ!」とひらめき、バンド名にもある「シグナル」というコンセプトも生まれました。
──3人それぞれの誕生経緯を教えてください!
それぞれ三者三様になるように、性格やデザインを決めていきました!
・ララリン
コードネームから肉食獣・猛獣のような強さと気高さを併せ持つ女性のイメージをずっと意識していました。
肉食獣の中に「カラカル」という耳に特徴のある動物を見つけ(耳先が黒くてぴゅるっとかわいく飛び出しているような形状で、とてもユニークなのです!)、是非取り入れたいと思いました。強さや凛々しさを表現するために、宝塚の男性役のような雰囲気で喋るとステキかなと思い、セリフ回しも意識してています。髪型もコードネームから龍のようなシルエットにしたいという強いこだわりがあって、なが〜〜いポニーテールになりました。カッコよくて大好き!!
・スモモネ
はじめからキャラカラーをまっピンクにしたいなーと思っていたのと、コードネームからなんとなく「癒やしせくしー担当」で行きたい!と最初から決めていました。スモモネちゃんのモチーフはモモンガなのですが、ピンク→もも→モモンガ→身体をおっきく広げて飛ぶ姿→髪の毛をすっごいボリュームにしちゃおう!というかんじで、初期のラフは描いた記憶です。そして、SHOW BY ROCK!!界ではあざとカワイイ代表選手であるクリクリのロージアちゃんがいますよね。彼女とは違う形での魅力的なピンク色担当キャラクターとしてどうしたら良いかを6日と9晩くらい考えた結果、ロージアちゃんには無い大人なセクシーさや癒し成分に念頭に置いて、デザインや設定をちょっとずつ調整しながらモリモリ調整していきました。
・ういうい
三者三様の個性を持たせたくて、前述の2人とは全く違う印象付けをするために、とにかくクールで、無口であるが故にミステリアスな感じが出るような子にしたいと思ってました。それらの要素を見た目と設定落とし込んでいます。クールで冷たそうなかんじだけど、なんか気になる、目が離せない、不思議な魅力のある子になってほしいなと。そこで彼女はMIDICITYではない遠い北にある国生まれ育ち、スケートをして育ったという帰国子女の設定にしました。言葉遣いにも何かしら引っかかる個性を持たせたく「ゼヨ」という言い回しにしています。見た目や性格、出生の設定から、冷たい(クールな)イメージが判りやすく伝わるように、雪うさぎという種族にしています。
そして、この辺で誰にどのコードネームが当てはまるのかが分かってきたのではないでしょうか!
正解は……
1.Wyvern →ララリン
2.Wizard →ういうい
3.Priest →スモモネ
でした!
──3人のこだわりポイントを教えてください!
キャラクターの開発時期にもよるので、全てのキャラがそうではないのですが、レイジンの3人については子ども時代の設定を結構深めに考えました。アニメでは尺の問題でほとんど触れられなかったのですが、ショバフェスのエピソードではそれらの設定を活かすことができたのかな?とおもいます。
ここで手元の資料からちょっとだけ3人のバックボーン設定を暴露しちゃいます。ララリンは子どもの頃にジュニアアイドルをやっていました、スモモネは元女優のママがいて子どもの頃から芸能の現場を見ていました、ういういは1年中雪と氷に囲まれた国で育ちスケートや歌くらいしか娯楽が無かった、というかんじです。これらの「過去」を通して現在の3人をあらためて見てもらうと、また違った魅力を感じてもらえるかもですね。
衣装については、SHOW BY ROCK!!のアニメではたぶん初の、CGライブ中に衣装のカラーリングが変わるという仕組みを取り入れています。ラフを描いている時から衣装のカラーチェンジをしたいという意思を持っていましたね!アニメのCGをご制作いただいた制作会社の方々にも事前に打ち合わせでお話をさせていただき実現に至りました!
あと、ういういの肌の色にはこだわりました!
北国の子というイメージを強調するために、3人の中で一番白くしています。
みなさん気づいていましたでしょうか?
──見た目はもちろん、中身の細部までこだわって制作されていたのですね!
REIJINGSIGNALの誕生にあたって、思い出や辛かったことなどありましたら教えてください!
レイジンに関しては、これまでのSHOW BY ROCK!!の活動の中で得た学びや知識を色々と取り入れています。例えばライブ現場ではアーティストは自分達のパフォーマンスだけでなく、音響や照明やハコの事も気にしてスタッフと調整したりとか、お客さんから自分達がどう見えるかをすごく気にしながらリハを重ねます。ミュージカルでは本番までに何度も稽古を重ねて、役者は自分自身がキャラ(役)になりきる事と、同様にキャラになりきった他の役者との掛け合いから、生の人間が演じるからこその輝く瞬間が生まれたりします。また役者を支えるスタッフ陣も、いかに役者が輝くかを時間が許す限り全力で考えて実行します。それらに共通して言える事は、アーティストや役者やスタッフの皆さんは、プロフェッショナルとして仕事を達成しようという矜持がある、という事なんです。だからレイジンの3人は、そういったプロ意識、矜持のあるバンドになってほしいなと。なので、それらプロの現場でプロの皆さんの考え方や行動を、かなり参考にさせていただいています。
辛かった思い出は……他の誕生秘話でも同様のコメントをしちゃったかもですが、ましゅましゅ企画が動きだしてから、同時に複数のプロジェクトが並行して進んでいたんですね。スケジュールの期限がある中で、同時期にましゅ、どこゆび、レイジンの3バンドのデザインや設定を考えねばならず、なんというか……同時に10人の子どもを生み出すと言えばイメージしやすい(???)かもですが、自分で定めたクオリティラインを超えられるまでがとにかく苦しかったです。当時の私はプレッシャーで押しつぶされそうだったのですが、今となってはみんな個性的で大好きなミューモンに育ってくれたので、やり遂げられて良かったと思っています。
──REIJINGSIGNALを語る上では欠かせない「GOGO
しんGOず」時代からのファンである、3人のマモーレについて、何か思い入れのようなものが込められていたりするのでしょうか?
REIJINGSIGNALの魅力をわかりやすく表現できる象徴として誕生しました。
自分自身が乗り移って、REIJINGSIGNALを応援したい!という思いがあったことも誕生の理由の1つです。
3人のマモーレを通して、自分もREIJINGSIGNALを昔から応援しているような気分を味わえ 、GOGOしんGOず時代の辛く未熟だった頃の彼女らを感じ取ることができ、成長の過程をきちんと見つめることができるのではないでしょうか!
──マモーレなら誰しもが共感できる3人ですね……!最後にロッカーのみなさんに一言お願いします!
マモーレの皆さん、ロッカーのみなさん、いつもREIJINGSIGNALを応援いただきありがとうございますッス〜。みんなの応援に敬意を表するよ。Thank You、ゼヨ。是非いちど、低音を思いっきり鳴らせる環境でレイジンの楽曲を楽しんでみてほしいです。超〜〜〜気分が爆アガります。ちなみにレイジンの曲は全部だいたいどれも好きなのですが、その中でも「人生は忙しい」という神推し曲がありまして。仕事で追い詰められている時になんとなくプレイリストから流れはじめたこの曲が、私の闇に染まる直前のメロディシアンをキラキラ〜っと浄化してくれました。音楽って凄い!空気を変えてる!!って思った瞬間でした。これからもREIJINGSIGNALをよろしくおねがいします!
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いかがでしたでしょうか?
MIDICITYの音楽シーンで煌々たるシグナルを放つREIJINGSIGNAL誕生の裏側を知ったうえで彼女たちを見つめると、さらに魅力が増してくるのではないでしょうか!
ぜひみなさんの感想もお待ちしております!
来月のミューモン誕生秘話はどのバンドがピックアップされるのでしょうか……?
どうぞお楽しみに!
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