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G.O.E~第25話#1【闇の器】~

腰掛ける玉座の硬さに慣れてきたのは、いつだっただろうか。 自分のために命を捨てた部下二人を失い 自分と同じ姿をした気にくわない奴がやってきて 一度外の世界に出てみたりもしたが、それも長続きはしなくて。 気づけば気にくわない奴もどこかへ消えて 俺はただ一人、このどうしようもなく鬱屈とした空間で 一人、ケツに玉座の硬さを感じながら座り続けている。 慣れる事なんてない。 独りでいる事には慣れたのに、この硬さにはいつまでたっても不快感を覚えてしまう。 むかつく。 むかつくなぁ。 早く終わらせれば、俺もここから解放されるのか。 「お待たせ」 右隣に風を感じ、僅かに目を向けた。 オウンは見せつけるように、わざとらしく、大きく動き俺の前に立つ。 「何しに来た?」 「もうつんつんするのやめない? 時代遅れだと思うよ」 「はぁ?」 「まぁいいや」 と、手を差し出す。 何だ、どういう意味だ? 「何してる?」 「行くよ」 「どこに?」 「勘鈍いなキミ。君の器を取りに行くのさ。終わらせるよ、世界を」 その言葉の意味をすぐに飲み込めなかったのは何故だろう。 いや、頭では理解していたけれど。 すぐに行動に移せない自分が不思議で、でもあいつの目を見ているとその疑問が溶けてなくなっていく。 あいつの飄々とした性格に、俺自身が侵食されていくような、気味の悪い感覚。 「……わかった」 立ち上がる。 大量の瘴気がその拍子に、床を覆いつくすほどに広がっていく。 「楽しくなってきたねぇ」 瘴気が俺たちを飲み込んでいく。 何故だ。 俺の内包する瘴気が、確実に、増えている。 今までも無限だとさえ思えた瘴気の量の、倍以上の力だ。 何が起きてるのか。 さっぱり分からねえが、いいか。 もう終わるなら、どうでもいい。 ・ ・ ・ ーーッ!! 目を覚ますと、俺は違和感にすぐ気づいた。 股間。 視線を向ければ、大きく盛り上がった毛布が見えて。 その下がどうなっているかは容易に想像がついた。 「くそ…ッ」 携帯を手に取ると、同時にメッセージが届いた。 『蒼汰、今日は11時集合だぞ、遅れるなよ』 蓮からのありがたいリマインドを頂戴し、俺はすぐに枕元に戻す。 時間的に余裕はある。あるけど…。 おもむろに股間に触れ、亀頭をまさぐる。 ダメだ。 我慢できない。 毛布をはがし、短パンとパンツを一気に脱ぎ捨て、そそり立つ肉棒をさらけ出す。 ただの朝勃ち。 どうってことないはずなのに。 抜きたくて、しごきたくて、我慢できない。 昨日寝る前にも三発抜いて、ようやく眠気に誘われて寝ることができたのに。 朝起きたら、これだ。 絶対に一発じゃすまない。 どうしよう、絶対おれおかしい。 何かが変だ。 それは分かってるのに。 こんな事、誰にも相談なんかできなくて。 それでも性欲は溢れて止まらなくて。 馬鹿みたいに、一人でシコシコして…。 「…んふッ」 一度しごき始めると、我慢汁は途端に流れ出して 竿全体を一気に濡らしていく。 性欲が高まったと同時に、射精までのタイミングが短くなっていて、普通にしているだけなのに、今までと何も変わっていないのに……俺は確実に、早漏になっていた。 「…ァァッ!」 ティッシュを取ろうとして間に合わなくて、慌ててシャツをめくって腹の上にぶちまけた。 胸まで飛んだ一発目。 それ以降も腹筋に重さを伴って落ちていく。 昨日あんなに出したのに。 俺の精液はまるで一週間溜めたかの如く濃く、重く、臭くて。 そして金玉の中には、まだまだ出し切れていないザーメンがこれでもかと残っているのが分かる。 「…あぁ、もう…」 大丈夫。 約束の時間にはまだ間に合う。 あと数発出したって、まだ、大丈夫…。 ・ ・ ・ ・ ・ 人通りの多い駅前で、蓮といつも待ち合わせ場所にしている広場のベンチに座って待っている間、どうしても自分の体の匂いをかいでしまう。 風呂には入ったし、体は入念に洗った。 それでも、最近の自分の性欲のあまりの強さに、精子臭いような気がしてしまうのだ。 周りの人も変な顔はしてないし…。 大丈夫、だよな。 焦りすぎて集合時間よりも早く来ちゃったし。 どうしたもんかなぁ…。 「うわあぁぁッ!!!」 悲鳴に慣れてしまうのも不思議な感覚だが、俺はすぐさま立ち上がって声のした方を見た。 駅の方からだ。 改札から大勢が慌てて出てきている。 その中の一人。 若い男の子…俺と同い年くらいか? 引きつった顔で、ベルトに手をかけて改札を強引に抜けてきた。 「うわ、いたッ、何だよこれ…ッ!?」 尋常じゃないほどに焦った様子で、ベルトを外そうとしているがうまくいかない様子だ。 その間にも、彼の股間部分がありえない勢いで大きく膨らみ ジーパンの硬いであろうチャックの部分が限界まで大きくなっている。 「くッ…あぁ///」 ようやくベルトを外し、周りの目など気にせずジーパンを下ろす。 異様に膨らんだボクサーパンツ。 いや、膨らんだ、なんて表現はもう当てはまらなくて。 二つの玉はその裾からはみ出し、亀頭のみならず竿の部分まで肥大化した肉棒が大きく、上へ上へと伸びている。 「うあぁ…おもッーー!」 尻もちをついた青年。 それでも大きくなりつづける彼の性器。 イチモツはその両手が回らないほどに太くなり、玉は伸ばした足先に届くほど膨らみ、地面にでっぷりと垂れている。 「なんで、これーーッ」 今度は違う場所でも悲鳴が聞こえた。 振り返れば、サラリーマンが、巡回中の警察官が、高校生らしき集団が…。 皆一様に股間を膨らませ、その窮屈さに耐えられず下にはいているものを脱ぎ捨て、異常なほど肥大化していくモノを見ていることしかできない。 なんだ、何が起きてる? 怪人の姿は無いのにーーッ。 「いてッ…」 首筋に走った僅かな刺激。 蚊を潰すように、反射的に動かした手のひら。 離した手のひらには小さな何かがついていて、それはすぐに黒いもやとなって消えた。 「今のはーー」 黒いもや……今のは、瘴気だ。 「まさかッ!?」 気づいた時にはもう遅く、俺の股間部分にも変化が表れ始めた。 急激に血が集まり、熱くなる感覚。 呼吸が荒くなり、立っているのさえ困難になるほどの衝撃と興奮。 まるで風船でもいれて膨らませているかのようなスピードで盛り上がる股間。 無駄だと分かっていても手で押さえてしまう。 止まらない。 どんどん大きく、気持ち良く、なってしまう…。 「んんッ///」 触れていてはダメだ。 他の人たちにならって、俺もすぐに下を脱いだ。 勃起したイチモツは根元から先端にいくについれて徐々に横に膨らみ、その質量を増やしている。 玉はまるで不気味に波打ち、それでもパンパンにはりつめてその体積を増やす。 大きさに伴った重さが下半身を襲う。 重さに耐え切れず尻もちをついてしまう。 自分のウエストと同じくらいまで太く、顎先まで伸び、まだ太く、伸び続ける肉棒。 巨大化した玉のせいでがに股にならざるをえず、だらしない格好で俺は自分の変化を黙って見ている事しかできない。 「…ァ、なんだッ///」 そいて予想通り、股間で疼いてた熱は頭にまで広がる。 自分の赤黒く腫れた亀頭が、文字通り目と鼻の先で、パクパクと鈴口を動かし透明な汁を吐き出し始める。 丸太のようなイチモツにまわした両手が自然と上下に動きだしてしまう。 俺より先に変化が始まっていた人たちはすでに快楽を享受していて 改札近くで倒れた青年はだらしない笑みを浮かべて一心不乱に両手で竿を擦っている。 サラリーマンは床オナのように地面にゆっくり擦りつけ、警察官は銅像に挑発的な視線を向けて、楽しんでいるように見える。 学生たちはお互いのイチモツを座ったまま密着させ、僅かに体を動かして兜合わせのようなことをしている。 その他の人たちも…どんどん変化が始まり、どんどん淫乱になっていく。 まずい、ダメだ。 頭では分かっているのに、体が言う事を聞かない。 悲しい事に、今の俺の体は、快楽に勝つことができない。 自ら絶頂を求めてしまう。俺の意思など関係なく、手は動いてしまう。 包み込むように自分の肉棒に腕を回し、手の先で亀頭をまさぐる。 カリの部分を撫でまわし、裏筋にぐりぐりと手のひらを押し付ける。 溢れ出る我慢汁は上半身を濡らし、そのまま垂れて地面をも黒く濡らしていく。 べちょべちょになった太もも。 つんと鼻につく粟の花の臭いは、俺の意識を更に混濁とさせ、快楽の海へと手招きする。 「うあッ///、はぁ…」 自分のイチモツに迸る血管は、普段でもグロテスクに思えた自分の巨大な息子を更に不気味にさせる。 成長の止まらない息子は既に俺の頭を超え、自分の両手で支えないといけないほどに太くなってしまう。 「まず…いッ」 改札前の青年も、サラリーマンも警察官も学生たちも ありえないほどに淫乱になってはいるが、まだ誰もイってない。 なのに、俺は、もう…。 「んんッ、うあぁッ!?」 燻るアレが、もう耐え切れずに尿道を駆け上がった。 その感覚はいつもとは比べ物にならないほどに強烈で、吹き出した大量の白濁液はまるでクジラの潮吹きのように空へと広がった。 「んがァッ!? んおぉぉ///」 思わず白目をむいてしまった自分には何がどうなっているのか、認識する事は出来なった。 ただ全身に降り注ぐ暖かくねばねばとしたものが何かは分かる。 自分の体から出たとは思えない量のそれは、強烈な臭いを放ち、生きているかのように揺れている。 ようやく目を開けると、目の前の竿に付着したそれをローション代わりに再び手を動かす。 いつものオナニーじゃ絶対に味わえない衝撃。 一回で満足できるわけがなかった。 特に、今の俺が、これで止めるはずがない。 出したい、出したいッ、出したいーーッ!! 止まらない欲望。 手だけでは飽き足らず、自分の小さな舌でも竿を舐める。 あぁ、くっさい/// でも、自分で自分のちんこを舐めるなんて、なんて変態なんだ俺は。 あぁ/// 我慢できない、できるわけない! 「んおぉ…ァ///」 きた、きたきたッ!! またイくッ こんな、外で、他にも人がいるのに、だめ、駅前で…ッ。 「うあぁぁ…ッ」 絞り出した、喘ぎ声。 先ほどと勢い変わらず、巨大な玉で生成された精液が何度も噴き出した。 「はぁ…すごぉ///、おか、おかしくなっちゃうぅ///」 一心不乱に両手を輪っかにして、自分のイチモツを擦る。 足を動かして玉を刺激する。 イチモツの巨大化はある程度で止まったようだったが、もうその重量で動くことはかなわない。 がに股の姿勢で座る自分の姿なんて、気にする奴は今この場に誰もいない。 全員が、そのぶっとくなったチンチンから射精したくてしたくて全身を動かしてる。 我慢汁と大量の精子が混ざり合い、汚れた自分の超巨根。 熱く、命の躍動を感じさせるその姿は、今の俺にとっては何よりも大切だ。 だから大事に、大事に、擦り、舐めて、抱きしめる。 そうすればするほど、俺の頭はおかしくなって、精液が噴き出すたびに理性が…ヒーローとしての自覚は失われていく。 変身すらできなかった俺に、ヒーローの資格なんてそもそもない。 だからいい。このまま気持ち良くなろう。 もうどうでもいい。 おチンチンの先っちょから、いっぱいいっぱいザーメン出せれば…俺はそれで幸せだ…。 ・ ・ ・ ・ ・ 蒼汰との待ち合わせ場所に向かっている途中で、この惨劇は起きた。 周りにいた男性たちが突然股間を押さえ苦しみだした。 周囲を警戒するも怪人の姿はなく、どのようにして人々を変化させているのか分からない。 俺には何の変化も起きず、博士からの連絡も来ない パンツも何の反応も示さなかったので、俺はとにかく蒼汰のもとへ向かう事にした。 案の定駅前の広場もここに来るまでの同じようになっていて、いつもの待ち合わせ場所に目を向けると、あいつの姿はすぐに見つかった。 希望も空しく、蒼汰も他の人たちと同じように異様なほど肥大化した性器を両手に抱え、尋常ではない量の精液を被って笑っていた。 焦点の合わない瞳は俺を認識できていないようで、目の前に立っても丸太のようなイチモツをしごくのを止めない。 「蒼汰、おい!」 声をかけても反応はない、ただだらしなく笑うだけ。 既に変身はしている。 怪人や戦闘員の姿があればいつでも戦える状態ではあるのに、肝心の奴らの姿がない。 それに一番まずいのは、通信できない事だ。 他の三人、博士に何故か無線が通じない。 最近のスーツへの異常。他の支部の壊滅。ヒーローの怪人化。 ありすぎる不安要素が、俺の胸の内で広がり、混ざり合い、押しつぶさんとする勢いでのしかかる。 目の前で変わり果てた仲間…大切な人の姿は更なる追い打ちとなって、芽生えた孤独感が俺を捕らえて離さない。 背後で突如として、巨大な圧を感じた。 振り返るとそこには瘴気で作られたゲートがあって、中から姿を見せたのは、憎きあいつの姿だった。 「やぁブルー。いや、蓮くんて呼ぼうかな? どっちがいい?」 「名前で呼ぶな。癪に障る」 「そう。じゃあブルー。君の愛しの人、やっぱりそうなったね」 「何をしたんだ、皆に何を…」 「なあに、簡単だよ。おちんちん大きくして、いっぱいエナジー出してもらう。単純だけど、効率良いと思わない? 怪人はね、こーんなに小さいんだ」 と、親指と人差し指の腹を触れ合うギリギリまで近づける。 「気づいた時にはもう…ボーン。そうなっちゃうんだ」 と、蔑んだ視線を蒼汰に向けた。 「ただ、大量の瘴気を使うから、ある程度活動したら消滅しちゃうんだけどね。何体か作ったけど、ここら辺にいたのはもう消えたみたいだね」 …なるほど。 つまり、俺は運が良かっただけってことか。 「別に他の人間たちはついでっていうか。目的はレッドだけだから」 「…蒼汰を?」 「可哀そうだねぇ君たちは。何が起きてるのかも分からないなんて」 「じゃあお前に聞くまでだ」 「……そんな余裕」 何故かそこで言葉を切るオウン。 俺を見つめる、真っ黒な瞳。 視界にちらつく淡い光はこの場には不釣り合いで、それが自分の体から出ていると気づいた瞬間には、変身が解除されていた。 「なんだ、どうしてーーッ!?」 「ほーら、何も分からない」 今は絶好のチャンスだ。 なのにオウンは剣すら出そうとせず、笑って俺を見るだけ。 競パン一丁の俺など、眼中に無いかのような振る舞い。 背後で蒼汰の喘ぎ声が聞こえ、振り返ると射精の瞬間だった。 のけぞり、快楽に身をゆだねた姿勢。 落ちてくる精液に触れないように後ずさると、強烈な風が俺を包み込んだ。 目の前に白い塊が浮かび、それが大量の精液だと気づいた時には遅く、顔面にぶつけられた。 パイ投げの要領で蒼汰の精液を顔面にぶつけたのは、オウンだった。 「うっぷ…ッ!?」 「ないでしょ! はい、びっくりー!」 慌てて顔面のぶよぶよと粘ついた物体を取り払うも、臭いまではどうにもできない。 蒼汰から出たものとか関係ない。 最悪なものは、最悪だ。 「何がしたいんだ…ッ」 「何って、君にも同じようになってもらうんだよ」 「…は?」 「怪人は消えたけど、でもそれで終わりって言ってないよね? 変化した人たちの精液を摂取すると……」 疼く熱。 それは股間を膨らませる。 普通ではなく、異常なほどに。 盛り上がる青い競パン。 まるで綿でも詰め込んだ衣服のように、こんもりと盛り上がる。 はみだした竿と玉。 あまりの窮屈さに慌てて脱ぎ捨てる。 勃起したイチモツはぐんぐんと反りに沿って伸びていく。 太く伸びるたびに走る快楽を伴った衝撃。 思わず体を曲げ、その場に立ち尽くすことしかできない。 瘴気によってありえない膨らみ方をするイチモツ。 重さで地面に落ちないように両手で支える事しかできず、ついには重量に耐えかね膝をついてしまった。 「うぁぁ…んぅ…」 巨大化した玉をクッション代わりに、イチモツを置く。 ミチミチという音と共に膨らみ続ける肉棒。 俺は膝立ちの姿勢からもう動くことができず、ただ伸びる爆根を見ているだけ。 「うわぁ、ぐろぉ…」 オウンの呟きなどもう気にしていられない。 頭は快楽と理性のせめぎあいでまともに機能などしていないのだ。 「いい? あくまでも君はついでだから。ついでだけど、ヒーローだし、まぁ足しにはなるでしょ」 オウンの言葉の意味がまったく理解できない。 なんなんだ、こいつらの目的は…? エナジーを集めて…それで、それで、どうしたいんだ? こいつらは…俺たちにこんな事をして…。 「そうそう。僕ね、一人でここに来たわけじゃないんだよ」 「…なに?」 「君のお仲間、連れてきたんだ。ちょっと訳分からない事を言うかもしれないけど」 そう言って開かれた瘴気のゲート。 飛んでしまいそうな意識をなんとか繋ぎ止める。 中から現れたのは、黄色い競パンを着た…見慣れた仲間の姿。 「…奏多」 操られているようには見えなかった。 しかし、パンツの中にあるイチモツは勃起していて、その体に異常が起きている事だけは理解できた。 「さぁ、ショウタイムはここからだね」


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