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G.O.E~番外編7【こたつでラブロマンス・蓮ご乱心の巻】

大学生になって迎えた最初の年越しは、確か家で1人きりだった。 友達と一緒に初詣に向かう予定は入れていたけど、テレビの中の人たちが大盛り上がりしているのを一人で何となく見ているのは、若干寂しかった。 大学2年生になってからも同じような感じで、ずっとこれが続くのかなぁ…って、何となく思っていたんだけど、今年の俺は違う。 扉が開いた音がして目を向けると、 「蒼汰が言ってた飲み物なかったぞ」 と両手にペットボトルを持った蓮がこっちに向かってやってくる所だった。 「あれ、あそこの自販機じゃなかったのかな?」 こたつの上にペットボトルを置いて、そそくさと体をいれて猫背になる。 「あぁ…あったかい」 猫背の蓮を見れるのは、こたつの中に入っている時だけだ。 蓮の足が俺の足に触れ、思わず「つめたッ」と叫んでしまった。 「何だよ、仕方ないだろ」 とこたつの中の温かい空気を余すところなく味わおうと体を埋めていく。 戦う時に氷の力を使ってるのは、あれ本人はどう思ってるんだろう。 どっちかといえば寒いのが嫌いって言ってたし、実は嫌だったりするのかな。 テレビでは年末の男女が紅白に分かれる歌番組が放送中だ。 普段から音楽はそんなに聞かないから、出てくる人たち全員何となく知ってる程度の認識で。 それは蓮も同じなのか、目を閉じて暖を取るのに夢中になっている。 「初詣何時くらいに行く?」 俺が聞くと、ようやく蓮は目を開けた。 つぶらな瞳で俺をじっと見つめてくる。 「うーん…早めの方が…いいのか?」 「かなぁ? 近くの神社も小さい割に結構人来るからさ」 「……なるほどな」 やけにゆっくりした話し方で、蓮は再び目を閉じる。 もぞもぞと動いているようにも見えるが、それ以外は別に変わった様子はない。 何となくの違和感を覚えながらも、俺は気にしないことにした。 だって今日は年末で、日付がもうすぐ変わる時間だ。 正直言うとめちゃくちゃ眠いし、蓮も朝から動いてたって言うから同じくらい眠いんだろう。 むしろ蓮のこんな無防備な姿が見れてラッキーだ。 人前ではいつも背筋をピンと伸ばして、隙なんて微塵もありません、みたいな雰囲気だからな。 こういう油断した姿を見れるのはなんか嬉しい。 言うなれば…猫が腹を見せてくれているようなもんだ。 俺の真っ直ぐな視線にも気づかないほど眠気が強いのか、蓮は喘ぎ声に聞こえなくもない寝言なのか、呻いているのか分からないような小さな声を漏らしている。 俺も寝ようかなぁ…。 でも今寝たら朝まで寝ちゃいそうだよなぁ。 ……まぁいいか。 そしたら蓮とゆっくり昼ごろ行けばいいや。 座っていた体勢から、くるりと向きを変えて後ろを向く。 足をこたつの中に伸ばし、うつ伏せの状態でクッションを枕にして目を瞑る。 蓮の少し冷たい足が、俺の足に僅かに触れる。 ほんの少しの冷たさは、俺を眠りに落とすにはちょうどいいアクセントになって、暗闇に吸い込まれるように、意識が遠のいていった。 ・ ・ ・ ・ ・ あぁ、どうしよう。 どうしよう。どうすればいい…? こんなに困った気持ちになったのは、人生で初めてだ。 なんだ、何なんだこの気持ちは。 視界の端には、こたつの中に足を伸ばしてうつ伏せに眠る蒼汰の姿。 なんて事はないその姿に、何故かドキドキが止まらない。 もっとお互いに恥ずかしい姿を見てきたというのに、何で…そこから蒼汰がいるだけで、呼吸が苦しくなるくらいに鼓動が早くなってしまうんだ。 目を合わせていた間はもう何も考えられなかった。 このまま見つめられれば死んでしまうかもしれないと本気で考えてしまって、慌てて目を閉じた。 変に思われたか? 気持ち悪いと思われたか? 訳のわからない独り言が頭の中で無数に浮かび上がり、埋め尽くしていく。 そしてついにドキドキは興奮へと変わってしまい、俺の体に生理現象となって現れ始める。 こたつの中は暖かいが、自分の股間はそれ以上の熱を持っているのが分かる。 呼吸が荒くなる。 蒼汰に悟られないように体を埋め、何とか落ち着けようとしたがそれは無駄に終わった。 お互いの足が触れ合う。 その衝撃は今までの比ではなく、それだけで快感が全身に迸った。 ぐちゃぐちゃに濡れた亀頭とパンツの生地が擦れ合い、じんわりと蝕むように…体の内側で衝撃が広がっていく。 ズボンの上から手のひらで撫でるように擦り、熱い吐息が自分の口から思わず漏れる。 こんなの変だ。 いつもの自分らしくない。 頭では分かっているのに、心の奥底から欲望と本能があふれ出て止まらない。 テレビの音だけが聞こえるこの部屋の中で、ただ寝ている蒼汰と顔を赤くする俺。 このあべこべな状況を意識するだけでイけそうなほどに、興奮が抑えきれない。 そんな俺のことなどお構いなしに、蒼汰は気持ちよさそうに寝ている。 寝返りを打ち仰向けになって、その端正な寝顔を見せつけてくる。 こっちの気持ちも知らないで…そんな姿、見せつけやがって…。 興奮しすぎて、むしろ蒼汰が自分をこんな状況に追い込んでいるとすら考えてしまうようになった時に、ふと気づいた。 どうして俺はこの感情を抑えつけているのかと。 俺と蒼汰は付き合っていて、ここは蒼汰の部屋で、俺たち二人きりだ。 普通に考えて、この場所で何をしようが……俺たちの勝手、だよな? 俺が蒼汰に、その…いかがわしいことをしようが、別に誰も…怒らないよな? 足をもう一度、今度はわざとぶつけてみる。 反応はない。ぐっすり眠ってるみたいだ。 布団を持ち上げて中を見る。 温かい空気の中、蒼汰の下半身がある。 そして気づいた。 スウェットの股間部分が、大きく盛り上がっていることに。 「……え」 思わず声が漏れて、慌てて蒼汰を見た。 そもそもこんな小さな声で起きるわけがない。 びくびくしながらも、もう一度こたつの中を見た。 やはり間違いなく、蒼汰は勃起していた。 平常時でさえ常人より大きいソレが、勃起すれば気づかないわけがない。 これは、あれか? 暇勃ちってやつか? 疲れて勃つこともあるけど……。 いや、今はそんなのどうだっていいんだ。 蒼汰が勃起して寝ている。これが重要だ。 寝ているなら……少しくらいちょっかい出したって、気づかないはず。 スウェットのゴムの部分に指をかけて、少しだけ力を込めて下に引っ張る。 僅かに下がったが、残念ながら勃起したイチモツに引っ掛かって先へと進まない。 これ以上は…もっと力を入れないと無理だ。 リスキーだ。ここで蒼汰が起きたら……どうする? …どうする? 別に起きたって、いいじゃないか。 今まで何故か怯えていた自分の中に、得体のしれない勇気が湧き上がる。 やれ。 やれ、そのままパンツ事ずり下げろ。 それで……大好きなそいつのイチモツに早く触れろ。 自己催眠に近い心の独り言が、どんどん大きくなって俺の思考を支配する。 大丈夫。 蒼汰は気持ちよさそうに寝ている。今からだって、気持ちよくなるだけだ。 触りたい、早く触りたい。 焦る気持ちを抑えて、指先に力を込める。 まずは太ももに触れた。 撫でるように上下に動かすと、蒼汰は僅かに声を出した。 それが気持ち良さからなのか、違和感からなのかは分からないが 俺にはそれが喘ぎ声に聞こえて仕方がなくて、そのまま股間の方へ手を持っていった。 そこも上から押し付けるように、優しく撫でまわす。 指先で弄ぶように触れてから、ゴムの部分に指をかける。 少し持ち上げて、一気にずり下ろすと、ようやく蒼汰の元気な息子が姿を現した。 凶器にも思えるデカさを誇るそれは、雄々しくこたつの中でいきりたっている。 綺麗に剥けたその亀頭は赤い果実のようで…ゆっくりと、割れ物を扱う様にそっと触れた。 「…すごい」 指先を竿に添わせて、擦る。 そして優しく握り、少し早く擦る。 何回か手を動かすと、蒼汰が今までよりも大きく呻いた。 驚いて見てみれば、起きてはいないようだった。 しかし体が動き出す。 慌てて手を離し、ふとんは持ち上げたまま様子を見る。 体がこっちを向いた。 それはつまり、蒼汰のチンコが俺に向いているという事だ。 こたつから僅かに飛び出すそのイチモツに、俺の顔は自然と近づいていた。 まず舌先が触れ、すぐに亀頭を咥えた。 刺激を与えすぎないように最初は僅かに頭を動かしていき、次第に興奮が抑えられなくなって音が出てしまうようになった。 テレビの音で何とかかき消されているだろうか…。 なんて意味のないことを考えて、俺も体を倒して横を向きながら、窮屈な体勢で蒼汰のイチモツをフェラする。 「んぅ……」 舐めながら、目だけを蒼汰に向ける。 顔をしかめているように見えるが、漏らした喘ぎ声が今どういう風に感じているかを物語っている。 あぁ、良い。 こうして好きな人のことを気持ちよくしていると、自然と俺も幸せになる。 頭の動きが早くなり、音もより派手になる。 「……ぁ」 チンコが口から離れていく。 何故かと思って蒼汰を見上げれば、また体の向きを変えようとしていた。 今度は反対を向き、俺の目の前には蒼汰のケツが現れる。 俺の手は自然と割れ目に向かい、くすぐるようにそこを撫でる。 起きないか様子を伺いながら、割れ目の奥に隠れる穴に指先をあてた。 「ん……んぅ…」 穴に触れるたび、蒼汰は先ほどよりも頻繁に喘ぎ声を漏らすようになった。 思わず笑みが漏れ、蒼汰の後頭部を見る。 乾いた唇を舐め、指の腹を当てるだけだったのを、穴の中へ指先を挿入していく。 「あぁ…入った」 思っていたよりもすんなり、蒼汰の中へ指は吸い込まれていった。 中を擦ると、蒼汰はまた喘ぐ。 「気持ちいいのか……」 その瞬間、ふと芽生えた気持ち。 それは一瞬にして膨らみ大きなると、俺の体を勝手に動かしていた。 起き上がり、上に着ているものをまず脱ぎ捨てた。 そしてベルトに指をかける。 あまり音を立てない様に外し、パンツ一丁になる。 「あぁ、もう……」 蒼汰の体を弄ぶのに夢中になって気づかなかったが、俺の下半身もかなり荒ぶっていたようだ。 パンツは黒く色が変わり、鼻をつく臭いが部屋に広がる。 それも脱ぎ捨て全裸になると、俺は膝をついて足を限界まで左右に広げた。 蒼汰のケツの割れ目部分に、ちょうど俺のイチモツがくる。 「あ……蒼汰ぁッ」 割れ目に亀頭をあてがい、グッと押し込む。 我慢汁をローション代わりに、十分に穴周りを濡らしてからテーブルに手をついて腰を押し出す。 窮屈で、小さく狭い穴の中に俺のチンコが飲み込まれていく。 温かい肉壁に包まれると、腰を動かしてしまうのは男の性なのだろう。 肘の部分までテーブルにおいて前のめりになって、蒼汰が起きることなど気にせず勢いよく動かす。 「あぁッ……あッ」 案の定蒼汰は一段と大きな喘ぎ声をあげて、体を震わせた。 「あ、え…蓮? な、何して…ッ」 「蒼汰ぁ…蒼汰ぁ、ごめん、すごい気持ちいいッ……」 使い慣れていない蒼汰の穴はかなりきつく、あまり大胆には腰を動かせない。 それでも、蒼汰にいれているという事実が俺の興奮を高めてくれる。 目を閉じ喘いでいるその表情が、俺の糧になる。 「れ、蓮…激しッ…」 「ごめん。ごめん…」 謝ることしかできない。 何故ならこの腰を止めたくないからだ。 暖房はついておらず、こたつに入っていなければ寒い部屋のはずでも、俺の体には汗がじんわりと滲みだしている。 蒼汰はクッションを両手で握りしめ、下半身に走る衝撃を受け入れることしかできない。 「気持ちいいッ…気持ちいいよ蒼汰ぁ……」 布団を握りしめ、首をのけぞらせる蒼汰。 目はとろんとして、どこを見ているのか分からず、焦点が定まらない。 気持ちいいだろう? 蒼汰……お前はいつも、俺がいまやっているよりも激しく俺を犯すんだ。 こんなの、何てことはない。 俺はお前のその凶器のようなイチモツを小さなケツの穴で飲み込んで、精液を搾り取っているんだ。 俺のイチモツでは遠く及ばないけれど、少しでもいいからこの気持ちを味わってみると良い。 意外と悪くないだろ? ケツを掘られるのは……気持ちいいんだ。 「蒼汰、気持ちいいだろ?」 「…う、うんッ…あぁ…」 俺は蒼汰の中からイチモツを引き抜いて、べっとりと液体に濡れたそれを擦る。 「蒼汰、こたつから出てくれよ。上に乗って」 「え?」 耐えきれず、自ら蒼汰の体をこたつから引っ張り出して服を脱がせる。 「ちょ、どうしたんだよ蓮…ッ」 と蒼汰が困惑のこもった視線を俺に向ける。 その瞳に映る俺の顔は紅く火照っていて、呼吸は荒かった。 「……嫌か? 強引だった?」 「いや、そういうわけじゃないけど」 「俺と……こういう事、したくないか?」 「……したいよ。したいけど、いつもの蓮らしくないから。何かあったのかなって」 「何もないよ。何もなかった」 言葉が止まり、お互い見つめ合う。 そしてどちらからともなく顔を寄せると、自然と唇を重ね合わせていた。 舌を絡め合い、逃がさない様に赤く厚いソレに吸い付く。 一瞬顔を離せば蒼汰はすぐに上に来ていたTシャツを脱ぎ、また顔を近づける。 膝立ちになって、中途半端な場所に合ったスウェットとパンツを投げ捨てる。 俺は蒼汰の脇に両手を入れて、僅かに力を入れて持ち上げようとする。 蒼汰は俺の意図に気づいたのか自ら立ち上がり、テーブルに腰を下ろした。 俺はその鍛えられた体を後ろに倒し。膝裏に手を当ててグッと足を広げる。 「ちょ、はずいって」 戸惑ったように笑みを浮かべ、頬を赤くする蒼汰。 テーブルの上でМ字に足を開き、勃起した巨大なイチモツをあられもなく見せつける。 「可愛いよ。大丈夫。ほら自分で持って」 と蒼汰自身に膝裏を持たせる。 正常位の形で、俺は自分のイチモツを蒼汰のケツにあてがう。 「可愛くなんか……あッ…!?」 間髪入れず蒼汰のケツにチンコをぶち込んで、ゆっくりと腰を動かし始める。 徐々にスピードを速くすると、蒼汰の口から喘ぎ声が漏れ始める。 「あぁすげぇ、気持ちいい…」 「あッ……蓮のチンコ、ビクビクしてる…ぅ」 蒼汰の乳首を指先で弄る。 我慢できなくなったのか、それとも物足りなくなったのか、蒼汰は自分のイチモツに触れ、小さくしごきはじめた。 俺は体を前に倒し、舌を見せつける。 水面の餌に吸い寄せられる魚のように、蒼汰は顔を動かして俺の舌先に食らいつく。 腰の動きを抑えることはなく、お互いに喘ぎ声を漏らし、舌をなめ合いながら快楽を貪り食らう。 溢れて出て止まらない情欲を、目の前にいる最愛の人にぶつけ、絶頂を求めて全身に力がこもる。 あぁ……。 いつもだったら絶対にありえない。 俺が蒼汰を犯すなんて。 一体俺に何が起きているというんだろうか。 どうしてこんな気持ちになるんだ。 俺に……何が起きているんだ? テレビからより大きな音が流れている。 ただのBGMとなり果てたそれを無視して、俺は蒼汰の首筋に吸い付く。 「おぉ……んあッ」 強く吸い付き、そして口を離すとそこには赤い跡が残っていた。 ……それは愛の証だ。 俺から蒼汰への、絶えない愛の証拠。 キスマークを優しく指で撫で、俺は体を起こした。 再びチンコを引き抜き、蒼汰の体をくるりと回転させる。 突き出されたケツを叩くと、乾いた音が部屋に響く。 「ほらもっと突き出して」 蒼汰は潤んだ目で俺を見てわずかに微笑むと、言われた通りに腰をそらせてケツを突き出した。 見せつけられる菊穴は異様にエロく、俺を誘う様にひくひくと収縮する。 「ほら、蓮」 振り向いて、蒼汰がにやりと笑う。 「俺を犯したいんだろ?」 「……ぁ」 お前が悪いんだ蒼汰。 すぐさまチンコをぶち込んで、最初からフルスロットルで腰を動かした。パンパンと小気味いいリズムで腰を打ち付け、蒼汰はその度に喘ぐ。 そんなエロい顔で、エロい姿で俺の事を誘うから。 だからこんなに激しくケツを犯されるんだ。 ケツに張り手をかますと、蒼汰はひと際大きい声を上げる。 蒼汰はテーブルをがっしり掴み、揺れる体を固定している。 俺はその手をはがして胸に両腕を回す。 そのまま引上げるように蒼汰の体を起こして、俺の体と密着させる。 乳首を弄り、首を舐め、空いた手で蒼汰のイチモツをしこる。 だらだら床に我慢汁が垂れることも気にせず、俺はそれを潤滑油に更に蒼汰のイチモツを早く擦る。 「蓮ッ…蓮ッ……やばい」 「え?」 「い、いくッ……いっちゃうッ」 「蒼汰、だめだよ」 「んんぅッ!!」 蒼汰の背中を押し、テーブルに押し付ける。 手を押し付けたまま腰を動かしていると、まるで俺が蒼汰を組み伏せているような罪悪感を覚える。 そんな事はないのだが、この状況は不覚にも興奮材料となってしまう。 蒼汰の背筋を撫でまわし、そして腰を両手で掴む。 腰を引き、打ち付け、イチモツが肉壁に締め付けられる。 使い慣れていないからこその締め付けと、新鮮な反応。 蒼汰は泣き声にも似た喘ぎ声を出し、前を向きながらも俺の手に自分の手を重ねた。 「もっと、もっとぉ……蓮…」 別に俺がお前を犯そうが、いつも通り蒼汰が俺を犯そうが、正直それはどうでもいいことなんだ。 俺とお前が繋がっていること。 この事実だけが重要で、必要な事だ。 別に愛することにセックスが絶対に必要だとは思わないが、やはりセックスはお互いを愛することができ、気持ちよくなれる最高の行為なんだ。 「……あぁッ」 さっきイキそうになった蒼汰を抑えつけたというのに、自分の昂ぶりを抑えられそうになかった。 せりあがる精液。 より熱くなり、膨張するイチモツ。 蒼汰もそれを感じ取ったのか、俺をちらりと見て、ニヤッと笑う。 「いいよ、いって」 あぁ……普段は優しいお前の その悪戯な顔を見るのがたまらなく好きで興奮する。 セックス中に見せるその顔は、特に。 俺だけに向けられるその瞳は、もう誰にも見せたくない。 蒼汰は俺だけのものだと、証を刻みつけるように、首のものだけでは満足できず、この立派なケツの中に俺の精液を躊躇なくぶっ放した。 何度も何度も、肉壁に精液がぶつかり、このケツの中を満たしていく。 「すっげぇ……あったかい…」 まるで噛みしめるように呟く蒼汰。 ようやく射精が終わり、ゆっくりチンコを引き抜くと、少し間を置いて、たらーりと白濁液が垂れ始める。 蒼汰は前を向いたまま手をケツに伸ばし、俺の精液を指先にからめると、くるりと向きを変えて俺を見た。 「蓮、隣来てよ」 と目で促す。 俺は蒼汰の隣に腰掛けて、彼の行動を見つめる。 俺の出した精液を自分のイチモツに塗りたくり、見せつけるようにしこり始める。 横目で俺をちらりと見て、ニヤッと笑う。 「気持ちいい……すぐいっちゃうかも」 「いいよ、見せて…」 蒼汰の右手が、絶頂を求めて高速で動き出す。 見ているだけでは耐えきれず、俺は蒼汰の胸に顔を近づけ乳首に吸い付いた。 「ああッ!!」 天井に顔を向け、目を閉じて喘ぐ蒼汰。 俺の視線のすぐ先では、真っ赤に膨らんだ亀頭の鈴口がぱくぱくとしている。 あふれ出るガマン汁は止まるところを知らず、一体体のどこにこれだけの粘ついた液体が隠されているのか、想像すらできない。 「蓮、やばッ…やばいッ」 「いいよ、いけよ」 「んんぅッ…!」 亀頭が膨らむのが分かった。 次の瞬間にはその狭い穴から白くドロッとしたものが飛び出して、俺の顔面に直撃した。 思わず目を閉じる。 顔に当たる柔らかいザーメン。 液体のはずだが、まるで固形かと思うほどに重く熱く、硬さを感じた。 「おぉ……止まら…止まんねぇ…」 びくびくと体を震わせ、自分のイチモツを握ったまま、蒼汰はうわ言のように言葉を漏らす。 蒼汰のザーメンが俺の顔まで飛ぶほどの勢いが無くなるまで待ってから、顔を離した。 蒼汰は俺の顔を見て、やってしまったと言わんばかりに驚いた表情になって 「ごめん、こんな飛ぶなんて……」 「いいよ。嫌じゃないから」 「……そう?」 と顔を近づけてくる。 俺も顔を近づけて、精液がつくのを気にせず蒼汰は唇を重ねてくる。 むしろ俺の顔についた精液をお互いの顔に塗り広げるように豪快に顔を動かし、ぺろっと俺の鼻先を舐めた。 「はぁ…はぁ…汚れちゃったな」 「あぁ…」 「風呂、入る?」 「…うん」 蒼汰が立ち上がり、俺の手を引いて立たせる。 俺を前にして、後ろから両手を回して体を密着させるように抱きついてきた。 「ほら、風呂行こうぜ」 「これじゃ動きづらいだろ?」 「いいじゃん、イチャイチャしながら行こ」 「……分かったよ」 「何だよ嬉しいくせに」 「……うん」 「ふふっ。ほら行こ―ぜー」 ・ セックスをしたおかげなのか、自分が感じていた謎の不安や、自分らしくない感情が無くなっていくのが分かった。 今日の俺は……どこか変だった。 自分でもそう思う。 蒼汰はむしろ、俺から誘われて嬉しそうにしているが。 ……どうしてもこの違和感がぬぐえない。 そう。 俺は飲み物を買いに外に出た時に、何かがあったような気がするんだ。 でも、どうしてもそれが思い出せない。 何が……俺に何があったんだ。 狭い浴槽の中に向かい合って座り、目の前には嬉しそうに笑う蒼汰がいる。 ……まぁいいか。 こいつが喜んでいる姿が見れれば、それでいい。


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