G.O.E~第23話#2【聖なる夜の案内人】~
Added 2021-12-24 22:11:34 +0000 UTC暖炉の暖かな炎に照らされた床に、赤い破片がそこかしこと散らばっている。 その破片の元は無残に破かれてしまっていた。 スーツを着ている男の体の全面は完全に露出されており、情けなく開かれた足やひくつくケツの穴、へそに伸びた巨根が晒されている。 その巨根に硬さはもう無く、周囲に飛び散った白い残骸からも、それが精を吐き出してすぐなのだと理解できる。 そして当の本人…蒼汰は、与えられた快楽に耐えきれず気絶してしまっていた。 見下ろすように足元に立っているサンタ怪人の股間からは、大きく伸びて硬さを保ったままの、蒼汰以上の巨根が鎮座している。 蓮と涼は左右からそれに頬ずりをし、物欲しそうな目で怪人を見上げていた。 「ご主人様ぁ…いつこれをいれてくれるんですかぁ…?」 「もう、我慢できませんッ///」 涼にいたっては右手で自分のケツを弄ってしまっている。 怪人は満足そうに笑うと、二人の頭をぽんぽんと撫でた。 「分かってるよ。お前らはよく頑張ってくれた。だけどな、逃げたやつらを捕まえなきゃいけないんだよ」 「えぇ…じゃあ、またお預けですか?」 残念そうに目を伏せた蓮は、その行動とは裏腹に目の前の巨根を舐め始める。 その行動に触発されたのか、涼もすかさず竿を舐め始めた。 誰も命令などしていないが、ご奉仕すれば自分のお尻にこのバカでかい肉棒をぶち込んでくれるかもしれない。 一縷の希望を抱いて、二人は必死に舐める。 しかし怪人はそんな二人の行動など気にも留めず、無情にも身を引いて、若干硬さを失ったイチモツを無理やりパンツにしまった。 「あぁ…」 「うんあぁッ/// もうぅ…我慢、いやぁ…」 涼は泣き声にも似た喘ぎ声をあげ、足を大きくМ字に開き大胆に自らの菊穴に指を突っ込む。 蓮もとうとう自ら弄る誘惑に耐えきれなくなったのか、遠慮がちに足を開き、視線は怪人に向けられたまま、そっと自分のケツの穴に触れている。 「…仕方ないなお前らは。じゃあ頑張ったご褒美にこれをあげよう」 笑みを浮かべながらため息をついた怪人は、転がっていた白い袋を手に取るとその中に手を突っ込んだ。 しばらく何かを探っていたかと思うと、引き抜いた手は太く長いものを掴んでいた。 蓮と涼の前に投げ捨てられたもの。 それは双頭ディルドだった。 長さは40センチ以上あるだろうか。 太さは先ほどの怪人の勃起した時と等しい。 つまりそれは怪人の爆根を模した双頭ディルドなのだ。 「これは…」 「しばらくそれで遊んでろ。二人仲良く、一緒に遊ぶんだぞ」 「あぁ…ありがとうございますぅ、ご主人様ぁ///」 「仲良く遊びますッ」 「よし。もしその赤いのが起きたら、また気持ちよくしてやれ。そうすりゃ逃げ出しもしないだろうさ」 それだけを言い残して、怪人は部屋から出ていった。 扉が閉まり、蓮と涼はどちらからともなく目を合わせ、次に双頭ディルドを見る。 先に手に取ったのは涼だった。 物欲しそうに掴んだ物体を眺め、先端を自分の尻にあてがう。 「おい!」 蓮が慌てて声を上げ、涼に近づいた。 あてがっていたディルドを掴むと、睨みをきかせて涼を見る。 「お前、独り占めする気か?」 「はぁ? 別に最初に使うだけだろうが」 「ふざけるな。何でお前が最初に使うんだよ」 「いいじゃねえかよ別にッ」 「ダメだッ! 俺だってもう我慢できないんだよッ!」 「それはこっちのセリフだ! 俺の方が絶対ッ、はやくいれたくてたまんないッ!」 ディルドの左右をそれぞれが握りしめ、己が先に使おうと力を込め引っ張り合う。 素材はゴムでできているため、この二人の応酬によって破壊されるようなことはないだろう。 傍から見たらなんと滑稽であることか。 全裸の男二人が、頭にトナカイの角をつけて双頭ディルドを取り合っているのだから、常人であれば何が起きているか理解できないだろう。 しかしこの二人にそんなことを気にしている余裕はない。 頭の中は、もうすぐにでもこのぶっといディルドをケツに差し込みたいと、それだけなのだ。 汗ばんだ二人の体。 性的興奮と、引っ張り合いのせいで火照った体は、どんどんと快楽を欲してしまう。 今こうしている間にも、二人は気がおかしくなりそうだった。 ケツの中の疼きが収まらず、無視できず、耐えきれそうにない。 一刻も早くこのディルドを使いたいのに、目の前の男が邪魔をする。 どうして、どうして…ッ。 必要なものは手の中にあるのに、どうしてこうも時間がかかるのか。 ・ 蓮はふと冷静になった。 普段の彼のように、落ち着いてこの状況を考え始めたのだ。 しかしそれはいつものような、追い詰められた戦況を打破するためなどではなく、いかにしてこのディルドを使うかである。 何故ご主人様はわざわざ”双頭”ディルドを渡したのか。 その答えはすぐにわかった。 そしてそれはきっと、ご主人様が望んでいることだと。 感情に身を任せ腕に力を込めていた蓮は、ふいに涼の名を呼んだ。 最初は睨みつけていた涼も、蓮が何かを意図していることに気づいたのだろう。 力を弱めて…されど先端は握ったままで、呼吸を落ち着かせ始める。 「涼、どうしてご主人様がこれを俺たちに渡したと思う?」 「あ? そりゃこれで気持ちよくなれってことだろ」 「そうだ。だったらわざわざ双頭ディルドではなく、普通のディルドを二本渡せばいいだけだ」 「…確かに」 「この繋がったディルドを渡したのはつまり、俺たちで同時にこれを使えってことなんだ。言ってただろ、仲良く遊べって」 「……なるほどな」 呟くと、涼はおもむろに足を開いた。 先ほどまでしていたМ字の体勢で、蓮に秘部を見せつける。 「ほら…早くしろよ。ウズウズして、しょうがねえんだから…」 「…あぁ」 蓮は伏し目がちに、同じ体勢をとる。 ディルドの両端をそれぞれが持ち、穴にぴったりくっつくように体を近づける。 二人の足が交差するほどまで近づくと、太く滑らかな先端をお互いの穴に押し付け合う。 「あッ///」 一足先に気持ちよくなったのは涼だった。 蓮よりも使い慣れていたためか、少し力を込めただけですんなりと穴の中へ入ってしまったのだ。 蓮もすぐに自分の中へディルドを挿入する。 「うぉ…ッ」 まだ先端部分しか入っていないのに、口から漏れる喘ぎ声を抑えられなかった。 十分な長さのあるディルドを、二人はするすると咥えこんでいく。 「すっげぇ…あぁ…おかしくなりそうッ///」 「ちょ、涼…ッ、押すな…」 「はぁ…?」 息も絶え絶えに、涼は蓮に目を向けた。 涼が動くことでディルドは蓮の穴の中で肉壁に押し付けられているのだろう。 興奮状態にある体には、その程度の刺激すら絶頂に導くには十分すぎるものになってしまう。 涼はにやりと悪戯な笑みを浮かべると、わざと腰を大きく蓮の方へと動かした。 「んほぉ…ッ!? な、何して…ッ?」 「気持ち良いんだろうこれが? えぇ?」 「ちょ、やめ…んあぁ/// そんなされたら、おかしくぅ…」 「おかしくなれよ、気持ちいいならよぉ!」 ディルドの中心を掴み、体を動かし続ける涼。 蓮の中を突くように動かされるソレは、双頭であるため涼にも少なからず刺激を与える。 しかし涼は良くも悪くもケツを弄られることには慣れてしまっている。 この程度の刺激で動けなくなるほど、純情な体ではもうなくなっているのだ。 顔を赤く紅潮させ、目を閉じて与えられる快楽を受け入れる蓮。 両手を後ろにつき、足を大きく開き腰を突き出す。 そうすればよりディルドによる快楽を味わうことができる。 時折腰をくねらせ、より中を擦るように。 足の指先まで神経を張り巡らせ、下半身の感覚はおそらく生きてきた中で一番鋭敏になっている。 のけぞった首筋を伝う大粒の汗は胸から腹へ、そして腰へと滑り落ちていく。 わずかに臀部が痙攣し、白目を向く蓮。 継続的に与えられる刺激が強すぎるのか…それとも自ら意識を捨てようとしていたのか。 しかし、絶頂しかけていた意識は突如として鮮明になり始める。 涼が動くのをやめてしまったのだ。 「…なんで」 「ふざけんな、何でお前ばっかそんなに気持ちよくなってんだ。不公平だろうが」 「…そうだな、悪い」 滑稽な話だが、蓮は反省していた。 自分だけ気持ちよくなるという、あまりにも自己中すぎる行いをだ。 このディルドを渡してきたご主人様の意図を、ないがしろにしてしまう所だった。 気持ちよくなるのは…二人一緒に、だからだ。 「んぅ…ッ!?」 涼が前触れもなく素っ頓狂な声を上げたのは、蓮がディルドを押し返したからだった。 突然の出来事に理解が追いつかない涼の視界には、こちらを見る蓮だけが映っている。 先ほどまでの行為の仕返しだと言わんばかりに、何度も何度も腰を動かし、極太のディルドを押し付けてくる。 「んおぉッ…やっべぇ…」 大勢の男に掘られてきた涼が一番ケツを弄ることに慣れているのはおそらく変わらない事実ではある。 しかし蓮も負けず劣らずである。 何故なら、普通の人間のスケールで考えて、かなりの巨根である蒼汰のモノを受け入れ続けてきたのだ。 怪人の罠に嵌ってしまった時から始まり、プライベートでももう何回セックスしたか分からない。 経験人数は一人だけだが、規格外のサイズのイチモツにほぐされてきた尻は柔軟なのだ。 ……そう考えれば、蓮も目の前の男に負けず劣らずの立派なアナル狂いなのかもしれない。 「ぉ…ぉ…がッ…ぉぉッ///」 先ほどまで犯していた蓮にやり返され、口を開けて喘ぐことしかできない涼。 光の宿らない瞳は天井に向けられ、よだれが垂れることすら気にせず、全身に力を込めてディルドの衝撃を受け止めることしかできない。 二人のイチモツはもちろん勃起したままで、ケツを弄られただけでその先端から溢れる汁は竿全体を濡らしていく。 ケツだけでは我慢できなくなったのか、涼は右手をそこに持っていき、なりふり構わず力強くしごき始める。 粘着質な音が無機質に響き、それに触発されたのか蓮も腰を動かしながら自らのイチモツに手を伸ばした。 「…はぁ…ぁ///」 腫れ物に触れるような慎重な指使い。 いや、実際にそれは腫れ物のようではあるのが……そんな指使いはもどかしい感覚を股間の肉棒へ与える。 いざシゴこうと握りしめてみれば、圧力が尋常ではない快楽を生み出す。 自分が一番気持ちよくなれる強さで握り、そして動かす。 向かい合わせの涼も同じように腰と手を動かし続けている。 お互いを情欲の糧にして、どこまでも興奮は抑えきれず膨らみ続ける。 止まらない。 手も腰も…止められないし、止めたくない。 身も心も火照ってしまい、熱に浮かされた頭では思考することさえ難しい。 与えられる快楽に導かれるように、己の体を弄ぶことしかできない。 「あぁ…いきそッ…」 涼の言葉に反応し、蓮は視線を向けた。 パンパンに膨らんだ金玉。 見ただけで硬さを感じられるほどに浮き出た脈は、まるでそのイチモツが何かに浸食されているようにも見える。 「はッ…イクッ…!」 放たれた液体は頭上を飛び越えるほどの勢いだった。 べちゃっと床に音を立てて落ち、それに続いて何度も涼は精を吐き出し続ける。 「お…おぉ…んあッ///」 ようやく射精が収まってきたころ、涼は大きく呼吸しながらゆっくりと視線を蓮に向けた。 蓮は未だに手を動かし続けている。 しかし先ほどよりも速く、強烈にだ。 涼のよがる姿は、俺もすぐにでも射精してしまいたいと思わせるほどに淫靡であった。 だらしなく開いた口と、気だるげな視線。 動作と表情…どれをとっても涼の存在感は淫乱そのものだった。 「んッ…出る…ッ!」 足をがくがくと震わせて、待ちに待った瞬間が訪れた。 放たれた精液は涼の胸まで飛び、白く長い筋を腹筋にまで描いた。 そして二人の間を繋ぐように、白い線は床へと続く。 体を何度も震わせて喘ぐ蓮を、涼は笑って見ていた。 「とびすぎだろお前…やば」 「…仕方、ないだろ…」 「まぁな。次は違う体勢でやろうぜ」 「…え?」 「ほら早く!」 すんなりとディルドを引き抜くと、涼は蓮に差し込まれている部分も引き抜いた。 「んはッ…」 蓮のことなどお構いなしに涼は振り返り四つん這いになると、ケツにディルドをあてがった。 しかしその体勢では入れずらかったのか、すぐに膝立ちになり、蓮を横目で見て、 「ほら、お前ももっと近づけよ」 「…あぁ」 言われた通り、気だるい体を何とか動かす蓮。 同じように背を向け膝立ちになり、もう一方の先端を手に取る。 尻にあてがい、するりとそれを飲み込んだ瞬間、意図せぬタイミングでそれがケツの奥深くまで挿入された。 「おごッ…!? おい、涼…?」 振り返り涼を見てみれば、彼は四つん這いになっており、突き出されたケツのせいでディルドが奥深くまで押し込まれてしまったようだ。 「んんぅ……あ、すご、奥が…擦られてッ///」 「蓮、お前も早く四つん這いになれよ! 俺も気持ちよくしてくれッ」 「わ、分かった…ッ」 ディルドの感触に鈍くなった体を、いわれるがまま何とか前に倒す。 膝をつき、腰を突き出す体勢になると余計に奥を擦られ、そこで動きを止めてしまった。 背中越しに涼も喘いでいるのが聞こえ、蓮はゆっくり動き出す。 肘をつき、完全に四つん這いになって背中をそらす。 ディルドを飲み込むのと同時に、涼へ押しこむ。 腸壁を存分に擦られ、その太さで押し広げられる感覚が二人を狂わせる。 「んおぉぉッ……」 「ふんッ、あぁ///」 零すように漏れる吐息。 お互いが腰を前後に動かし、ディルドを押し付け合う。 二人とも先ほど射精したばかりだというのに股間のイチモツはすでにギンギンになっており、亀頭からは我慢汁が床へと大量に垂れている。 触れてもいないに硬さを取り戻したそれは、そのまま二人が感じている快楽と興奮を象徴している。 二人を繋ぎ、支配するディルドは二人の間では僅かにしかその存在を確認できない。 ご主人様に掘られていると想像しながら腰を動かし、挿入されるディルドが躍動していると思い込む。 二人の呼吸はどんどん荒くなり、それに比例してイチモツが大きく揺れ淫靡な汁をまき散らす。 「おぅ……また、いきッ///」 「はぁぁ/// で、でちゃぅ…ッ」 蓮と涼が同時に声を漏らし、そして動きに勢いをつける。 二人のケツがぶつかり合い、パンパンと音を立てる。 完全にディルドを飲み込んでしまった二人のケツ。 腹筋が浮き出た腹は、ケツをぶつけるたびに僅かに膨らむ。 ほぼ白目を向き、壊れた機械のように腰をずっと打ち付ける動きしかせず、そして快楽で満たされていくと、またしても二人は射精してしまった。 1回目と変わらぬ勢いと量で…腰をそらし、無様に声を漏らしながら二人は派手に体を震わせる。 しかし二人の昂ぶりは収まらない。 極限まで快楽を求めるその体は、これしきのことでは満足しない。 どちらからともなく再び腰を動かし始めると、先に変化を見せたのは蓮だった。 「すごッ、あぁ…ッ、たまんない…ッ」 夢見心地といった表情でだらしなく笑う蓮。 床についた手は水で濡れていた。 「あぁ…止まんないッ、すげぇ///」 白濁汁を吐き出したイチモツから、今度はさらさらとした液体が漏れ出していた。 精子とも我慢汁とも違う。 普通なら出ることのないそれは、蓮が極限まで快楽に溺れてしまったことを意味している。 止まらない潮吹き。 床にどんどん広がる水たまりはついに涼の手足も濡らし始めた。 しかし涼がそれを気にすることはない。 前触れはあった。 涼のイチモツがビクッと数回跳ねると、突如として潮を吹き始めたのだ。 「んおぉぉッ…!? で、出ちゃってぇ…るぅッ!?」 「あぁぁッ/// 気持ちいぃ…ッ!」 二人を囲う様に、吐き出した潮が広がっていく。 体を動かせばびちゃびちゃと水音が響く。 いつまでたっても両者の潮吹きは収まらず、ようやく止まったと思った時には二人とも顔を床につけて動かなくなっていた。 「あがッ…んあ…ッ」 「うぅ///」 頬が濡れることなど気にする余裕はなく、焦点の外れた目はどこを見ているか分からない。 滑稽な表情で気絶した蓮と涼は、時折体を震わせる。 そして流れるように床へと倒れ込んでしまった。 派手に音を立てて、水が周囲に飛び散る。 部屋を包むのは暖炉の熱気と、様々な液体の異臭。 しかし今の二人にとってそれはどんな匂いよりも格別で、至高のものとなっているだろう。 もはやこの部屋にはヒーローなどいなかった。 潮だまりの中で気絶する情けない男二人と、破かれたスーツに身を包んだドMしかいないのだ。