G.O.E~番外編6-2【絶対敗北!恐怖のカジノマスター】~
Added 2021-11-30 03:29:45 +0000 UTC地面に横たわる育也。 虚ろな目はただ宙を見つめている。 未だに勃起したイチモツには先ほどよりも巨大化したコンドーム。 中は大量のザーメンで満たされている。 カジノマスターは彼の側にしゃがむと、中のザーメンを零さない様に器用にコンドームを外し、縛って中身が漏れないようにした。 まるで水風船のようにそれをつまみ、持ち上げてにやりと笑う。 「こんなこともできるんだな僕は。すごいや、この精液が君自身だなんて」 視線の先には、物言わぬただの肉となった育也の横顔。 そんなマスターの頭の中に、目の前のゴムとザーメンの声が聞こえてくる。 『あぁ…育也くん、すごい、こんなに俺の事を満たしてくれるなんて…ッ!』 『奏多くんの中、僕でいっぱいにしちゃったぁ……好き、好きだよ奏多くぅん……!』 こんな無様なモノになっても、一緒にいられるだけで幸せと感じるのだから、なんともおかしいものだ。 「君たち、負けたんだよ? ははッ…本当に」 そう言ってマスターは空いている手で股間のチャックをゆっくり下ろす。 パンツは履いていないのか、ぶるんッ、と豪快に硬くなった肉棒が飛び出してくる。 その全体は頂点からこぼれる液体で濡れ、育也の体に数滴飛び散る。 「…だめだめ、せっかくあれを作ったんだ。こいつらじゃもったいない」 育也の側にザーメン風船を静かに置くと、マスターは踵を返して歩き始める。 ベルトをカチャカチャと外しながら立ち止まった場所。 足元にあるのは赤いディルドと青いケツ型オナホ。 ズボンを脱ぎ去り、オナホを両手で持ち上げる。 その姿はあまりにも異質。 上半身はカチッとスーツを着こなしているというのに、下半身はガチガチに勃起したイチモツを露出させ、人のケツを模した大きなオナホを持っている。 しかし気にすることはない。 今この空間に、彼以外の存在はいないのだ。 思う存分、オカズたちを楽しむことができる。 「いれちゃおうかな」 ゴムの質感を確かめるように何度かお尻を揉み、両手の親指で横に開く。 やけにリアルな見た目をしたケツの穴が露呈し、そこに右の親指を突っ込む。 オナホだからと言ってすぐにチンコを突っ込んでしまっては面白くない。だってこれは元人間。 奏多と育也と同じように……これにも意識があるのだ。 「ほら聞かせてよ。君たちの声を」 親指を第一関節まで入れて、ぐりぐりと中で動かす。 微かにオナホが揺れるのが分かる。そしてすぐに、マスターの頭の中に男の声が流れ始める。 『あはッ……やめ、やめて…ぇ、いれないでぇ…』 蓮の悶える声が甘美なメロディとなってマスターを包み込む。 こんな事を言うようなキャラではなかったように思うが、マスターのコレクションにされた人間は一様にしてエッチな言葉を言ってしまう傾向があるようだ。 何故かは分からないが、それは都合が良い。 オカズがエッチなこと以外をいう必要はないのだから。 片手でオナホを持ち、人差し指と中指の二本をケツの奥まで遠慮なく突っ込む。 『おほぉ…ッ!? そ、それはぁーーッ』 「これがなに? 気持ちいんでしょ?」 『だめ、中でクネクネぇ、しないでぇ…! そこ、擦っちゃ…ッ!』 「ここがいいんだ?」 『あああッ!!??』 ”びちゃッ” 液体が落ちるような音が聞こえ、マスターは床を見た。 見てみれば、大きくその身を張り詰めたオナホについているイチモツが、その先端から白い液体を漏らしていたのだ。 「あらら。まぁでも君の体だから射精はできて当たり前か」 普通ケツを少し弄っただけでは射精なんてしないだろうし。 オナホになったことで感度が上がっているのか? 興味深そうに目の前のケツを見つめるマスター。 ペロッと舐めてみればまたしてもケツが震える。 尻の穴をひくひくとさせ、物欲しそうにその中へ、絶頂させてくれるものを誘っている。 「僕のを突っ込むのは最後のお楽しみにするとして……そうだ、とっておきの物があるじゃないか」 マスターは膝をつきオナホを床に置く。 そして赤いディルドを手に取る、玉の方を持って竿を擦り始めた。 すると案の定、別の男の声が聞こえ始める。 『おほぉッ…!? やめ、そんな強くッ…擦ったら俺ッーー』 「なになに? 擦ったらどうなるの?」 わざとらしく眉を吊りあげ、ディルドに耳を近づけるマスター。 動かす右手は止まらず、間髪入れずにディルドの先端から白濁液が噴き出した。 それはマスターの手を汚し、床にボトッと重量感を感じさせて落ちる。 『ぁぁ…、だめぇ…やめてッ』 「何で僕が君の言う通りにしないといけないの?」 少しムッとした表情になり、またしても右手を動かす。 ディルドが震え、若干白みがかった我慢汁を零し始める。 『全身がチンポになったみたいに…ぃッ、いぎぃッ!? だめ、変になるぅ!』 「全身チンポなんだよ。何言ってんの」 『あッ! チンポになっちゃったぁ…ッ!? 俺、こんな…ッ』 「ヒーローだったはずなのに情けない。仲間と一般人を助けに来たんでしょ。なんて醜態なんだ」 『また出しちゃう…ッ、俺が、射精しちゃ…ッ!?』 「あ、ちょっと、ダメだよ!」 ディルドの亀頭が膨らんでいるのに気づき、マスターは慌ててその鈴口をオナホの穴にあてがった。 グッと奥に突っ込む。 その直後、ディルドの脈動を手のひらで感じる。 間一髪、何とか間に合った。 蒼汰の精液が…蓮のケツの中にぶちまけられた。 『すっげぇ…キモチイイッ! すげぇ…あぁ…あったかい…』 『んはぁ!? 中に出されてるぅ……あ、すご、い…いっぱい…出てるぅ……』 「ほらほらどう? お仲間のチンコとケツだよ」 射精したことなど気にせず、マスターはディルドを持った手を動かし続ける。 じゅぽじゅぽと卑猥な音を立て、泡立った精液が漏れ出そうとも、気にせず動かし続ける。 『奥にぃ…!? 当たっ…てぇ…』 『んほッ、んごッ、あぁ…気持ちいい、きつくて、すごいぃ……』 動かし続けながらもマスター自身のイチモツはギンギンに勃起し、大量の我慢汁を垂れ流す。 元ヒーローであったディルドとオナホが、淫らな声を出しながらよがっている。 こんなにも淫靡で、興奮することがあっただろうか? この力を手に入れて、今、史上最高に興奮している。 見ているだけで射精できそうなほどに昂ぶり、狂いそうだ。 『これ…ぇ、ぁ、蒼汰の、ちんこぉ……』 「…へぇ、入れられただけで分かるんだ? 君たちも相当変態だねぇ」 『蒼汰のちんこ、おっきいぃ、もっと、もっと突いて…ッ!』 オナホとディルドのはずなのに、見た目のせいかそれはセックスのワンシーンとなんら変わらない。 ビクビクと震えるケツが、快楽を求めてディルドを締め付ける。 そしてディルドはその窮屈さに快感を覚え、亀頭の先から興奮の証であるザーメンを吐き出すのだ。 『このケツすごいッ、またイっちゃうッ!? んあぁッ、出るッ、出るぅッ!?』 「青いケツくん、残念だけどディルドくんは君のケツだとは気づいてないみたい。はぁ…それもまた興奮するなぁ…ッ!」 ディルドを豪快に引き抜く。 ひくひくと収縮を繰り返す蓮の穴。汚い音を出しながら、蒼汰の出したザーメンが床へとこぼれていく。 一方蒼汰のイチモツは白濁液に濡れ、未だにその身に快楽を感じているのか時折ビクッと震え、僅かな量の精液を鈴口から垂らす。 意識が飛んでいるのか、それとも疲れて声が出ないのか。 もう二人からは言葉らしい言葉は聞こえない。 まぁ、前座としては十分すぎる遊びだっただろう。 ディルドを放り投げ、マスターはケツ型オナホを再び両手で持ち立ち上がる。 焦らすように自らの肉棒を穴に擦りつけ、いざ挿入しようとした押し付ける。 その瞬間を妨げるように、どこからか大きな爆発音が轟いた。 「…は?」 音のした方を見る。 表のエリアとこの空間を仕切る幕を開き、急いでやってきたのだろう。 黒服の男は入ってくるなり足がもつれたのか床に倒れ込んだ。 「……どうした。何だ今の音は?」 「あぁ…マスターお逃げください。敵が…」 「敵? どうしてこの空間で…」 「早く、マスタぁッ!?」 黒服の言葉を遮ったのは、その背中に突き刺さった黒い刃だった。 その剣の持ち主を、カジノマスターは睨みつける。 その恰好は下半身を露出した異常な姿ではあるが、形相は怒りに染まっていた。 「なんだお前は?」 「…君こそなんなの? ウィルが作り出した怪人じゃないね?」 「怪人? ふざけるな。俺は人間だ」 「……そう。それにしては瘴気の量が異常だ。どうやってそれほどの力を?」 「瘴気? 何の話をしてる。それにしてもお前、どうしてこの空間でその剣をふるえるんだ? ここにいる奴は全員俺のルールに強制的に従わなければいけないはずなのに」 「…あぁ、なるほどね。この空間内に限定することで、他者に君のルールを強制させているのか」 自分よりもいくらか若い青年だ。 高校生くらいだろうか? しかしそいつが身に纏う雰囲気は異常だ。 今しがた倒したヒーローたちとは違う。 甘美な匂いがすることもなければ、惹かれるような何かもない。 自分の中の本能が、こいつの事を拒絶している。 同族嫌悪とでもいうのだろうか。 こいつは自分と同じような力を持っているのが、見ただけで分かった。 「残念だけど、君の力は僕には通じない」 「ふざけるな。そんなはずがない。この空間では、僕が絶対なんだ!」 「もし君が物分かりの良い奴だったら仲間にでもしたかったんだけど……何故君がそのような力を手に入れられたのかも知りたいし」 青年の姿が一瞬にして消えた。 次に感じたのは胸への衝撃。 離れた場所にいたはずの青年は目と鼻の先にいて その右手はカジノマスターの胸を貫いていた。 「…ぁ、そん、な」 「安心して。君の中の瘴気を取り出すだけ。死にはしないよ。力は失うけどね」 青年はそう言って辺りに視線を走らせる。 転がるディルド、足元に落ちるケツ型のオナホ。 少し先に置いてある大量のザーメンが入ったコンドーム。 それらを見て、彼は一瞬で理解した。 「あぁもったいない。君はヒーローを倒してくれたんだね。でも許してくれ。君が何故生まれたのか知るためだからさ」 青年の腕を伝い、膨大な量の瘴気が吸い出されていく。 マスターは喘ぐように宙を見上げ、声にならない声を漏らす。 ギンギンに反り返っていたイチモツはいつの間にか萎えており、興奮していた証である我慢汁が先っぽからたらーっと糸を引いて垂れている。 すべての瘴気を吸収し終えたのか、青年はマスターから腕を引き抜いて数歩後ずさる。 力が抜けたのかマスターは膝から崩れ落ちる。 そして、それと同時にどこからか地鳴りが聞こえる。 この空間を作り出した人間が力を失った。 それはつまり、空間の消失を意味する。 そして彼のコレクションにされていた人間たちも、元の姿に戻り始める。 スーツの内ポケットに入れられていた涼は、マスターの上に覆いかぶさるように、全裸でその姿を現した。 ディルドになっていた蒼汰は戦闘用のスーツの姿のまま、股間のイチモツだけは大きく勃起させ、蓮は四つん這いの姿勢で、ケツを上に突き出した状態で現れる。 奏多と育也はお互いに抱きしめ合った状態で元の姿を取り戻した。 そのほかにも、どこからか全裸の男たちが次々と現れ始める。 「……空間が消失すれば、ここに続いていた場所に強制的に転移させられるだろうし、ほっといてもいいか」 青年はため息をつき、振り返る。 彼の背後にいつの間にか出来上がっていた瘴気のゲートの中へ姿を消した。 ・ 空間が消失したのち、蒼汰たちを含めた被害者とカジノマスターに操られていた人々は全員喫茶店の中で気絶していた。 後に物隙博士たちが全員に聞き取りを行ったが、マスターのコレクションにされていたものは誰一人として変化前の記憶を持っていなかった。 そしてカジノマスターが誰であるかも、誰も覚えていなかったのだ。 この時の事を知るのは、突如として現れ、颯爽と去っていった…オウンただ一人なのだ。