G.O.E 〜第2話〜【ヒーローの通過儀礼】
Added 2021-01-31 23:08:37 +0000 UTC「この基地は東京の地下にある。ここに通じる道は他にも幾つかあるが、基本的に俺達は転送を使う」 「転送?」 「あぁ。説明は難しいから省略するけど、要は特殊な力を使って直接、1秒足らずでこの基地にどんな場所からでも来ることができる」 「はぁ〜、便利だな」 ・ ・ ・ 大山さんからG.O.Eに誘われた翌々日。 俺は蓮と待ち合わせをして、基地に連れて行ってもらうことになっていた。 それで長い隠し通路を基地まで歩く道すがら、G.O.Eについて色々と聞いていたってわけ。 「にしても、隠し通路って全部こんな感じなの?」 俺達が今歩いている場所は、コンクリート剥き出しで、ちっこいライトが一定の間隔で設置されている薄暗い所だ。 「隠し通路だからな。お金をかける優先度は低いんだろう」 「そ、そうだよな」 いや、いいんだよ。 寒いのは我慢できる...... ただ何せ暗くて先がはっきりと見えないもんだから...... 「...もしかして怖いのか?」 「こ、怖くねえよ⁉︎ ぜ、ぜ、全然平気!」 「......ふっ。ならいいけど」 「お前今笑ったろ?」 「笑ってない」 「いや、絶対笑ってたじゃん!」 「笑ってないって」 蓮って俺より身長高いから、話す時はどうしても少し見上げることになるんだけど ......何だろうなこの感覚 蓮って見た目がクールっていうか落ち着いた感じだから、笑顔を見ると不思議な気分になる。 それか、2回も助けてもらったのがやけに印象に残っているだけだったりしてな。 ・ そうだ。 俺は蓮のこと覚えてるけど 向こうはどうなんだろう? 話してる感じだと、覚えてはなさそうだけど......。 「なぁ蓮」 「ん?」 「お前俺と同じ大学じゃんか」 「そうだな」 「俺の記憶が確かならさ......受験した時、お前が隣だった気がするんだ」 「...そうなのか? 俺は覚えてないんだけど。 もしそうだとしたらお前記憶力良いな」 「あぁ、いや...似てる人だったかもしんないけど」 「......まぁそんなことより着いた。入るぞ」 おぉ、いつのまに...。 蓮がドアノブに手をかけて、ゆっくり引く。 一瞬視界が眩しくなったと思った次には 俺の視界には再び銀一色の世界が広がっていた。 何つーか、相も変わらずSFチックつうか......。 「心配するな。俺も最初は驚いた」 「だ、だよな...よかった」 「まずは......博士の所へ行くか」 「博士って、あのオカマの?」 俺が言うと、前を歩いていた蓮がハッとしたように振り返って俺を見た。 「博士に対してオカマとか、そういった類の言葉は絶対言うな」 「えぇ、何で?」 「あの人支部長には逆らわないけど、それ以外にはガンガン行くからな」 「あぁ...つまり?」 「つまり、襲われるってことだ」 「襲われ...る?」 「1回涼も......えっと、黒いスーツを着てた奴分かるだろ?」 「...うん」 「あいつが1回襲われかけてな、止めるのに苦労した」 「そんな強いのあの人?」 「下手したらそこらの怪人より強い」 ......マジかよ。 ・ ・ 『愛の巣』 と書かれた扉の前で蓮が立ち止まったかと思えば 扉横のタッチパネルを押して中へと入っていった。 あぁ......やっぱここなんだ。 「物隙博士、連れてきました」 「いやぁ〜、待ってたわ蓮くぅ〜ん」 俺が恐れていた通り、博士は蓮の存在を確認すると 恐ろしいほどに速いすり足で近寄ってきた。 「あ、あの...俺より一ノ瀬の方を...」 「あらいけない。そうだったわ」 博士は俺の存在にやっと気づいて、俺に笑顔で手を振る。 「ど、どうも......ていうか」 「ん? 何かしら?」 「昨日と...その、見た目が随分違いますね」 「あぁこれ? 毎日見た目は変えることにしてるの。常に美的センス磨くためには必要なことなのよ」 今の博士の格好は白衣に紫のセーター、緑のパンツ、そして昨日は確かにあった髪が......ない。 博士の頭部はつるっぱげで、横と後ろにわずかな髪を残しているだけだった。 思わず蓮を見ると、向こうも俺の言いたいことが分かったのか 微かに首を振った。 「す...素敵ですね、今日の格好」 「あらほんと⁉︎」 「えぇ、とっても」 「嬉しいわぁ〜、明日から毎日これで来ちゃおっかなぁ」 「はぁ......」 「博士ッ。一ノ瀬にあれを」 この状況を見かねた蓮が俺と博士の間に割って入る。 「そうね、そうだったわ」 博士は思い出したように手をパンっと叩き、どこかへ行ってしまった。 「気をつけろよ」 「おぉ......」 襲われるのだけは勘弁だ。 ・ 「はいお待たせ〜」 少しして博士はその手に赤い何かを持って戻ってきた。 「博士、それは?」 「これはねぇ、あなたが変身するのに必要なものよ」 『変身』 そう。 それこそ戦隊ヒーローの必須要素! 博士が持ってるそれを使えば、俺は蓮たちと同じように戦うことができるんだ。 「それが......」 「そう。これこそが、G.O.E特製変身競泳パンツ、その名もガーディアンパンツよ!あなたはこれを着てガーディアンレッドに変身するのよ!」 「へ......?」 「......ん? 何かしらその反応?」 何かしらって...... いや普通は変身アイテムっていったらブレスレットとか、携帯電話型とかじゃないのか? 競泳パンツって......。 「...あぁ。疑ってるわねぇ。ちょっと蓮くん見せてあげて」 「...はい」 博士がそう言うので蓮を見ると 蓮はおもむろにベルトを外したかと思うと、履いているパンツを下げようと手をかけた。 「ちょ、何してーー」 蓮の不可解な行動に驚いた俺が 思わず言葉を止めてしまったのは ......蓮が真っ青な競泳パンツを履いていたからだった。 下半身のそんな所を見せられれば 自然と目がいってしまう場所が1点......。 一目見ただけでも大きいと分かるそこは 光を反射して、妖しげな輝きを放っていた。 しかし、豊かな膨らみに目を奪われていたのも一瞬。 蓮はすぐにパンツをあげて、 「こういうことだ」 と俺を見た。 「俺達はこのパンツを履くことで変身を可能とし、エデンの怪人達と戦うことができる」 「そーいうことー。だ、か、らぁ〜蒼汰くんもこれ履いてね?」 いまいち理解できていない頭で俺は 博士が差し出した赤い競泳パンツを渋々受け取る。 「ほんとにこれで戦えるんですか?」 「ホントよぉ!」 「博士。使い方は俺達が教えますから、もう失礼させていただきますね」 「あら、もう行っちゃうの?」 「えぇ。涼達も待たせてますから」 「そぅ......。また来てね、そ・う・た・く・ん❤️」 「あ、はは...もちろん...」 できればもう関わりたくないけど この組織に所属している以上は 関わっていくしかない。 それは、絶対不変の事実だった。 ・ ・ 博士の愛の巣を出た後俺達は 蓮たちがよく使っているというミーティングルームに向かうことになった。 何でもわざわざ俺のために集まってくれたらしい。 これから一緒に戦う仲間達だ。 お互いのことを知り、仲良くなるのは必要なことだ。 「ここだ」 銀色の壁が突然途切れたかと思うと、ガラス扉が現れた。 ガラスの向こうには幾つかのテーブルとイス、自販機と観葉植物が他に置いてあって そして、見知らぬ3人の青年が座って談笑していた。 扉を開けると3人はすぐにこっちに気づき、肌が浅黒い青年が俺たちに向かって手招きした。 「こっちこっち!」 誘われるがまま俺と蓮は隣同士で席に着き、改めて他の3人の顔を確認した。 「じゃあ自己紹介しようよ! まず俺からね!」 勢いよく目の前に座っていた浅黒い青年が立ち上がって、キラキラな笑みを浮かべた。 「俺は五条奏多って言います! 高校2年生のサッカー部です!ガーディアンイエローです!よろしくお願いします‼︎」 見た感じこの子...奏多がこの中では1番年下に見える。 何より元気な奴は大好きだ! 「じゃあ次育也くんだよ」 奏多は隣のおっとりした顔の青年の肩を小刻みに叩き始める。 「分かったから、叩くのやめようね」 言葉で注意はしているものの、その表情からはまったく怒りなど感じ取れない。 「三橋育也って言います。〇〇大学の2年生です。ガーディアングリーンです。よろしくお願いします」 柔らかい笑顔を浮かべて、育也は俺を見る。 何か見てるだけでこっちが癒されるような そんな安心感を持った子だな。 「んじゃ最後は俺か」 1番端の席に座っていた青年が立ち上がり 俺を見てニヤリと笑う。 「四天王寺涼。△△大学の2年生でーす。水泳やっててまぁまぁすごいんで、たまに練習で遅れちゃうこともあるんですけどぉ、まぁ多めに見てやってください。あ、ガーディアンブラックでーす」 涼...この人が博士に襲われそうになった人か。 にしても、何かチャラそうだなぁ。 別に嫌いとかじゃないんだけど こういう奴と性格があったことがないんだよなぁ...... 涼が席につくと、奏多が蓮にも自己紹介をするように促した。 正直基地に来る途中に色々聞いたんだけど、なんか流れ的に全員自己紹介の感じだからなぁ。 その流れに逆らわず蓮は静かに立ち上がった。 「二宮蓮です。□□大学3年。ガーディアンブルーだ。よろしく」 蓮が座り、奏多が俺を見てニカっと笑う。 「じゃあ最後!」 「おし!」 俺も勢いよく立ち上がって、全員を1度見渡してからしゃべりだす。 「一ノ瀬蒼汰、□□大学の3年です。ガーディアンレッドです!すぐに皆に追いつけるように頑張るので、よろしくお願いします‼︎」 「いえー!」 「よろしくー」 「おっすー」 ......ふぅ。 ひとまず自己紹介は終わりだな。 「じゃあ歓迎会がてら何か食べにでもーー」 奏多が言いかけたその時、室内に突如として警報が鳴り響く。 これはまさかっ 俺のめでたい初出動か‼︎ 『あ、いっけな〜い。間違えて警報おしちゃった〜』 気の抜けるような博士の声が 警報の直後にスピーカーから流れる。 「あのカマ野郎、ホントに人騒がせだなぁ」 涼が壁に取り付けられたスピーカーを見ながら呟く。 『一ノ瀬蒼汰くぅん。大切なことを忘れてたから急いで私の部屋まで来てね〜』 大切なこと? 何か伝え忘れたことがあったのか? 「大切なことって...?」 「てか蒼汰くんさぁ、“あれ”やった?」 涼が頬杖をついて、ニヤニヤしながら俺を見る。 「あれ?」 「しまった......。まだだ」 「蓮くーん、ちゃんと言わなきゃ。ねぇ」 「“あれ”はきついよねぇ」 奏多と育也が顔を見合わせて頷く。 「あの、あれって......?」 「あぁ、とにかく蒼汰は博士の所に行ってきてくれ」 「......蓮がそう言うなら、行ってくるけど」 「終わるまで俺達待ってるから!」 奏多と育也が 俺を見送りながら手を振る。 「おぅ...ありがとう」 何だよ皆......。 何か俺のことを哀れんだ目で見つめてきやがる。 よく分かんないけど、博士の所行ってきてささっさと用事終わらせて、俺の歓迎会に行こう! ・ ・ 博士の愛の巣までの道は覚えてたからスムーズにたどり着いた。 蓮の見よう見まねで壁に取り付けられたタッチパネルに触れると、同じように扉が開いた。 「はかせー?」 「あ! 早いわね〜。さぁさこっちへいらっしゃい」 「はぁ」 言われるがままに博士の声が聞こえた方に行くと 博士はガラスで隔たれた部屋にいた。 さっきは気づかなかったけど、博士の声はここでもスピーカーから流れているようだった。 「こっちの部屋に来て〜」 俺にはまったく理解できないパネルが並ぶ機械の隣、そこにある扉から向かうの部屋へ行ける。 その部屋に向かうと、そこは見覚えのある場所だった。 「ここって......」 「来たことあったわよね、確か?」 「はい」 確かここ、俺が蓮達と一緒に転送された時に来た場所だ。 あの時と変わらず、何台ものベッドが並んでいる。 「あの、博士。それで俺は何を?」 「そうそう、言い忘れてたんだけどね。蒼汰くんがどれだけ快楽に強いかを調べなきゃいけないのよ。だから裸になってくれる?」 「......えっと、どういうことですか?」 「もぅ、乙女の口から言わせる気?」 「いや...あ、はい。すいません」 「ほらぁ、蒼汰くんも身をもって体験したでしょ?敵はあなた達の精液が狙いなわけ。とりわけヒーローの精液は質が高いからね、こちらとしてはあなた達の精液が敵に渡るのは防ぎたいわけ。だから先にあなた達がどれほど快楽に強いのか知りたいの」 ......なるほど。 理にはかなってるし、意味も分かる。 けど......。 「裸にならなきゃいけないんですか?」 「当たり前でしょ? あなたイクとき口から出すの?」 「いや......」 「でしょ?じゃあ早く服を脱いで」 渋々...本当に渋々服を全て脱ぎ 次の指示を待つ。 「じゃあベッドに横になって」 言われた通り横になると、博士は手慣れた感じで俺の体の至る所にパッドを貼り付けていく。 「心配しないで。蓮くん達も皆これを経験してヒーローになってるんだから。少しの我慢よ」 「はい......」 この前怪人に襲われたときは、ギンギンに勃っちゃったけど 今回はさすがにガン萎えだ。 平常時よりも小さい気がする。 博士は向こうの部屋へ戻り、何か作業をしている。 『それじゃ始めるわね〜。まずは手始めに電流流すわよ』 博士の言葉の少し後 全身にビリビリと、微弱な電流が流れ始める。 これって......電気マッサージみたいなもんなのかな? にしても、この前みたいな状態にはなりそうもない。 『どうかしら?』 「別に何とも...」 『そう。奏多くんはこれでビンビンになってたんだけど...よかったわ。じゃあ次よ』 体に流れる電流が強くなり、今度は乳首に取り付けられたパッドからも電流が流れ出す。 「んぅ......」 『どうー?』 「気持ちは良いんですけど...それほどでもないです」 まだ大丈夫......。 これぐらいなら全然耐えられる。 『まだ大丈夫そうね。ここから一気にレベル上げるわよ〜』 「...はい」 “ガシャンッ” どこからか物音が聞こえた。 すると、横になって見上げていた天井が小さく開き、穴の中から2つの棒がゆっくり出てきた。 棒の先端には手の模型がくっついていて グニャグニャと...俺に卑猥な指使いを見せつける。 『私の指の動きを完全再現した“乙女の手”よ。育也くんはこれで落ちたわ。蒼汰くんはどこまで耐えられるかしら?』 頭ではそれが機械だと認識しているのに 色は肌色で、触感も肌まんまで 俺の脇を...するりと撫でて 乳首につけられたパッドを外して...優しく揉みこまれる。 腹筋に沿って降りていく人差し指は 全身に悪寒とは違う寒気を起こして イチモツにたどり着くと、円を描くように迂回して、俺の玉をモミモミと揉みしだいていく。 「あぁ......ぁ...くっ......」 指の動きとスピードは衰えることを知らず 俺が感じる場所、体のどこをどのように触れば感じるのかを探ろうとしてる。 そんなことをされてるうちに、チンコは直接触られてもいないのに そこに熱が集まって、むくむくと起き上がる。 自分から漏れる吐息もどこか淫靡になっていって、景色が若干潤み始めた。 ・ 『コレで終わりかしらね〜』 博士の声が聞こえた瞬間 この手は博士の指の動きを完全再現したものだということを思い出した。 てことはつまり、博士に触られてるのと一緒ってわけだろ? 何かそんなことを考え始めたら 先程まで感じていた快楽が急に顔を引っ込めて 立ち上がりかけていたイチモツからも熱が引いていった。 『あら? 何で元気が無くなったのかしら......。 もう、じゃあ次の段階よ! コレで涼くんはイッたんだから』 またどこからかガシャンと音が聞こえて 天井の穴から新たな何かが飛び出てくる。 それは新たなもう1つの手。 そして筒状の何か。 筒状のそれに俺は見覚えがあった。 それは...いわゆる、オナホというやつだ。 使ったことはないけど 友達の話では相当気持ちいいらしい。 『これが私のバキュームを再現した“神の口EX” 例え私を嫌う男であろうともこれを受けた者は必ず絶頂に達するわ!』 あぁ......くそ... 手が3本に増えたことで快楽を倍に感じるようになって そして完璧に立ち上がったイチモツに オナホが被せられていく。 “ズボボボッ‼︎” 下品な音を出しながら、それは俺のイチモツから溢れ出る体液を吸い取ろうとバキュームを強めていく。 「あ、あぁ...がっ!......あぁん......」 ......。 ダメだ 気持ち良すぎる。 チンコが熱くて熱くて溶けちまいそうだ。 乳首を責める2つの手に 玉を揉みしだく3つ目の手。 手は大きく作られているのか、余った小指が俺のケツの穴を優しくなで続けている。 『結構堪えるわねぇ......EXフルパワー‼︎』 博士が何と言ったのか はっきりとは分からなかった。 股間に与えられる極上の快楽が 脳みそまでも溶かしてしまったのか 今の俺の頭はただ快楽という存在を受け入れる受け皿になっていた。 「んんッッ‼︎ あっ、ヤメテッ‼︎ あぁッ⁉︎」 あぁ...... イク...イっちゃう......ッ! 『しぶといわねぇ蒼汰くん......。 これじゃ蓮くんに使ったあれをーー』 「ぁ...れ...ん」 何故だ。 我慢できていたのに......。 何でか 蓮の名前を聞いた瞬間に 快楽を押さえつけていたフタが 一気に吹き飛んだ。 ・ ・ ・ ・ 「しかし出したわねぇ蒼汰くん」 「はぁ...はい......はぁ」 手とオナホが天井へと消えて 博士は俺の体に取り付けられたパッドを外して 出した精液をティッシュで丁寧に拭いてくれていた。 「5人の中で1番出たんじゃないかしら」 ...そうなのか。 でも、聞く気力はもう今の俺には残ってない。 「じゃあお疲れ様〜。もう帰っていいわよ」 「は、はい......」 ......皆が待つミーティングルームに戻っても こんな体じゃ歓迎会に行くこともできず その日はもちろん まっすぐ家へと帰宅した。