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ジェニファー
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G.O.E〜第13話 【想いに応えて】〜

頬杖をつき、目を閉じながら、ただ座っていた。 静寂なこの空間でただ1人 自分の部下が向こうの世界で暴れているのを、膨大な瘴気によって感じていた。 ーーそして 一瞬にしてその瘴気が消滅した。 目を開き、宙の一点を見つめる。 ......もう戻ってこないことは分かっていたのに どうしてこんなに虚しいのだろうか。 瘴気など与えなければ、ずっと一緒に入れたのか? ーー意味のない疑問だね。 「......またか」 姿の見えない存在が 俺の頭の中に直接話しかけてくる。 「今の俺は気分が悪いんだ。あんまりナメてるとーー」 ーーそう怒らないで。お詫びに姿を見せるからさ。 「...あ?」 どこからともなく瘴気が集まり、それが人の形を成していく。 濃く凝縮された瘴気に色がつき、それに目が浮かぶ。 服までが作られ、俺の目の前に現れたのは予想もしていなかった人物だった。 「やぁ、これが僕だよ」 「......はぁ? 何だよその姿はーー」 「そう。君だよ」 瘴気によって作られたのは俺と全く同じ姿をした何かだった。 声も髪も服も、何もかもが俺と同じだった。 ......違うのは口調ぐらいか。 「なーんてね。君の姿を借りてるだけさ」 「何で俺なんだよ」 「部下の姿がいいの?」 「......いや、そのままでいい」 「でしょ?」 「......名前は?」 「僕はオウンって言いますぅ」 俺の姿で気持ち悪い笑い方しやがって......。 「普通に喋れないのか」 「普通に喋ったら君みたいにつまんなくなるでしょ」 「お前...俺が誰か分かってんのか?」 「うーん......部下をうまく扱えない無能?」 ーーッ‼︎ オウンが喋り終わるより前に、瘴気で作られた剣を放つ。 しかしそれは、オウンの鼻の先で止まってしまった。 「ちょっと、僕を殺しちゃダメでしょう」 剣が消滅し、オウンはゆっくりと歩み寄ってくる。 一歩、一歩......靴音を充分に響かせながら、口元には笑みを湛えて。 階段を登り、俺の玉座まで上がってくると 顔を寄せて、耳元でそっと囁いた。 「僕が怪人を作ってあげるよ」 「...お前が?」 「エナジーは集めなきゃ。でしょ?」 ......確かにその通りだ。 俺の攻撃を止めたことと言い、こいつは見た目よりも危険な存在なのかもしれない。 「......ちっ」 今はこいつの案にのる以外の選択肢は無かった。 「決まりだねぇ!」 まるで俺の頭の中を呼んでいるのかのごとく、玉座を軽やかに駆け下りると オウンは親指を立てて、ニカッと笑った。 「任せといて。手始めに強いやつ作っちゃうから!」 ** 今日は学校が早く終わって、部活も無いから運動するために基地に来ていた。 ここには関係者なら誰でも使えるジムがあって、数多くのトレーニング器具とサービスが提供されている。 だから部活がない日とか休日はよくここに来て筋トレとかをしてるんだ。 「今日もお疲れ様でした五条くん」 「いつもありがとうございます! また来ますね!」 「えぇ、お待ちしております」 受付のお姉さんに挨拶して、ジムを後にした。 ・ 廊下を歩いていると、視界の奥に見慣れた背中が見えた。 「......あれ、育也くん?」 育也くんもトレーニング? でもあっちは反対方向だし......。 「そういえばあっちって......」 博士のラボがあったはずだ。 でも今日は競パンのメンテナンス日じゃないはずだけど。 好奇心で後をついていってみると、予想通り育也くんは博士の部屋に入っていった。 一体何の用で博士の所に? 基本的に博士に近づかないってのが俺たち5人の暗黙の了解なのに......。 意味はないけど足音を殺して歩き、扉を開けて顔だけ入れて中を伺った。 2人ともラボにはいない......。 てことは、実験室の方か。 屈みながらゆっくり近づくと、博士と育也くんの話し声が聞こえてきた。 「博士......どうしても欲しいんです」 「うーん、そんなこと言われてもねぇ」 「僕は一体何をすればいいんですか?」 「そういう事じゃないのよ」 ーーえぇッ 何この会話ッ どういう事......博士が関わってくると嫌らしい事しか想像できないんだけど。 まさか2人とも変な関係じゃないよね......。 「うーん......奏多くんっ」 「はいっ! って、やばッ⁉︎」 思わず博士に呼ばれて返事しちゃったよっ 何でバレた⁉︎ 「奏多くん?」 育也くんの声が聞こえて、俺は仕方なく2人の前に出ていった。 もしかしたら育也くんが脱がされているんじゃないかとか嫌な想像をしてたけど 実際はそんな事はなく、診察台の上に見たことのない物がたくさん置いてあった。 「うわ......これって」 「これは私が開発した武器よ」 「武器? ......そっか、育也くんも武器使うようになるんだ」 「うん......使えたらいいんだけどね」 俺を見て悲しそうに笑う育也くん。 俺が不思議そうに首をかしげると、博士が武器をひとつ手に取って話し始めた。 「私が作った武器って特殊でね、誰でも好きに使えるわけじゃないの」 「え、そうなの?」 「そうよ。奏多くんのハンマー、涼くんのナイフ、蒼太くんと蓮くんの剣とかも、その人と武器が同調して初めて使えるようになるの」 「そうだったんだ。じゃあ、育也くんが今まで武器を使わなかったのって......」 「使いたくても使えなかったんだ。どの武器も僕とは同調しなかったから」 「...でも、どうして今更? 今まで武器無しでも充分強かったじゃんか」 「そんな事ないよ。僕は能力で誰かを守る事しかしてない。敵を倒すときはいつも他のみんなに任せてたし」 ......そんな。 まさか育也くんが武器のことで悩んでたなんて。 全然気づかなかった。 ......でもその気持ちは分かる。 俺も最近までは力が覚醒しないことで悩んでたし。 「だから僕も戦力になるために武器を手に入れようと思ったんだけど......」 「残念ながら何も反応しないのよねぇ。私が作っておいてなんだけど、どうすれば同調できるとかは全く分からないのよ。ごめんね」 「いえ...いいんです。すみません、無理を言って」 育也くんは軽く頭を下げると、実験室を出ていった。 「あ...」 「奏多くん、話を聞いてあげて。やっぱり一緒に戦ってる人じゃないと分からないこともあると思うから」 「...うん」 育也くんの後を追って急いでラボを出る。 廊下を歩いている後ろ姿を見つけて、駆け足で近寄って肩を叩いた。 「奏多くん......」 「この後ひま? よかったらミーティングルームでちょっと話そうよ」 「......うん、いいよ」 2人でミーティングルームへ向かい、飲み物を取ってから席に着いた。 俺は熱いお茶を一口すすってから、育也くんの方を向いた。 「...俺さ、育也くんが武器のことで悩んでるなんて全然分かんなかった。そのままでも充分強かったし」 「そんなことないよ。蒼太くんとか蓮くんが目立ってたからかな」 「あ......いや」 ちがうーーッ こんな展開にするつもりじゃなかったのに... なんて、なんて言えばいいんだ......。 「奏多くんは、どうやって武器が使えるようになったの?」 「え、俺? あぁ...俺はぁ......」 えっと、俺はどうやったんだっけ......? 確か、博士から競パンをもらった時......いや違う。 ......初めて戦った時に勝手に出てきたんだ。 うわぁ......全っ然アドバイスになんねぇ! 「うーん...初めて怪人と戦う時に勝手に...かな」 「そっか、大体そうだよね。蒼太くんもすぐ使えるようになってたし」 「で、でも!」 「ん?」 「お、俺もさ...ほら、最近まで力使えなかったじゃん?」 「...そうだね」 「後から入った蒼太くんに先越されてさ、俺めちゃくちゃ落ち込んでたんだ。でも、使えるようになった」 育也くんはただじっと、話す俺を見つめている。 「多分だけど、武器と力ってさ...強い想いに反応するんだと思う。あくまで予想だし、もしかしたらそれぞれのタイミングがあるのかもしれないけど」 「......確かに、その通りだと思う」 「だからきっと育也くんも武器を手に入れられるよ! 俺を信じて!」 「...ふふ。そうだね、奏多くんを信じてみようかな」 よかった......育也くん笑ってる。 俺でも、少しは元気にすることができたかな? ・ ぬるくなったお茶に手を伸ばし、飲んだ瞬間だった。 直後、甲高い警報音が部屋中に響き渡る。 「ーー⁉︎ ゲホッ...‼︎」 「ちょ、大丈夫⁉︎」 怪人出現の警報が鳴っているのに、俺と育也くんはしばらくミーティングルームを出ることが出来なかった。 ** 蓮からの誘いの連絡に気づいたのは、少し遅く起きた朝のことだった。 「えぇ、マジかよッ⁉︎」 寝ぼけていた頭は一瞬にして覚醒して、返信してから慌てて俺は風呂場へ向かった。 自分でも驚くほどに早く身支度を整えて、待ち合わせ場所へ向かうために家を飛び出た。 ・ 早く着きすぎて30分ほど待つと、蓮が歩いてやって来た。 「早いな」 「い、いやぁ、俺も今来たとこだから」 「...ホントか? まぁいいや。ちょっと付き合って欲しいところがあるんだ」 付き合って......そうか、もう俺と蓮って......付き合ってるんだよな。 そういえばこの前、続きは今度とか言ってたけど......まさか今日がそうだっていうのか? マジかよ......気持ちの準備がーーッ 「ーーおい。蒼太?」 「へっ? え、何?」 「俺の話聞いてるか?」 「き、聞いてる聞いてるッ」 「...じゃあ行くぞ」 「え、どこに?」 「だから、俺の知り合いへの誕生日プレゼントを買いにだよ」 ......あぁ。 そう...ですか。 ・ とりあえず俺たちは近場にあったデパートへとやってきた。 すると出入り口のそばで数人の女性が紙コップを載せたトレイを持ち、笑顔で接客していた。 近くにある看板を見てみると、新商品の栄養ドリンクが試飲できるようだった。 「新商品だって」 「そうか」 「興味ない?」 「あまりないな」 「新商品とか弱いんだよなぁ......ちょっともらってくる」 お姉さんから紙コップをふたつ受け取って、蓮の元へ戻る。 蓮にも渡してから、中を見る。 紙コップの中身は黒い液体だった。 珍しいなとは思ったけど、新商品だからと気にせず一気に飲み干す。 「......うーん」 可もなく不可もなくといった感じか......。 まぁでも体が元気になった感じは......するかな。 「蓮、どうだった?」 俺に紙コップを渡し、首を振る蓮。 「あまり好きじゃないな」 「まぁ、ちょっと期待しすぎたかもな」 紙コップを捨てにいき、本来の目的であるプレゼント選びを開始する。 ・ ・ いくつか店を見て回ったが、蓮が気になるものはなかったみたいだった。 一階の吹き抜けエントランスにある休憩エリアに来てとりあえず座ったものの、これからどうするかは未定だ。 ......ていうか、これが一応初デートのはずなんだけど なんか、想像してたのと全然違う...。 「すぐ決まると思ってたんだけどな」 「その知り合いってどういう奴なんだよ?」 「変わった奴だ。だからありきたりな物を渡しても喜ばないと思うんだよな」 「ふーん......」 ...いいなぁ。 蓮にこんな考えてもらって。 俺の誕生日の時も、蓮はこれぐらい考えてくれるかな......。 ・ 期待と不安に挟まれてボッーとしていると、突然荒々しい物音が聞こえた。 蓮と2人でそっちを見ると、男2人が揉み合いの喧嘩をしているようだった。 周りにいた人達が離れていき、男たちの喧嘩は更に激しくなりテーブルやイスにもお構いなしにぶつかる。 「ったく、止めるぞ」 「お、おう」 怪人退治に比べたら、これぐらい朝飯前だな。 立ち上がって2人に近づくと、別の場所から悲鳴が聞こえた。 慌てて聞こえた方を見ると、2人の男が熱いキスを交わしながら服を脱がしあっていた。 「え、なんだよあれ」 「......まさか」 蓮の一言で嫌な予感がして、さっき喧嘩していた2人を見る。 「おい、やめっ...アッーー」 ......喧嘩してたんじゃない。 襲われてたんだ。 1人が馬乗りになり、ベルトをカチャカチャと外しながら、器用に片手で服を脱いでいく。 「どうなって......でも怪人はどこに?」 「......あれだな」 蓮が指差す先......。 他にも男の人たちが突然おかしくなり、大勢の人が逃げ出す中で 1人だけこちらに向かって歩いてくる人影。 その格好には見覚えがあった。 あれは......出入り口で栄養ドリンクを配っていた人だ。 「あら、何かしらあなた達?」 女性は黒の長髪をかきあげて、俺たちを睨みつける。 「お前がこの人たちをおかしくしたんだな!」 「はぁ、そうだけど......あなた達はどう?」 「なに?」 「これ飲んだ?」 怪人が手を開き、俺たちに見せつける。 手の中心に黒い液体が集まり、球体を形作った。 「それは......」 「これは特製ドリンクなのよ。飲んでるならもうそろそろ効果が出てくるはずだけど」 ...そんな、あの栄養ドリンクが? そうか......あれが怪人の罠だったんだーー。 「ウッーー!」 突然目眩がしたかと思うと、下半身に痛みが走った。 恐る恐る目を向けると、ジーンズの股間を思い切り押し上げて、その存在を主張していた。 「そ、そんなーーッ」 まずい、意識がーーッ 頭の中にモヤがかかったみたいに、考えることが難しくなる。 「おい、蒼太⁉︎」 蓮が俺の肩を掴み、顔を覗き込んでくる。 顔をあげると見えたのは蓮の顔。 心配そうに見つめるその瞳に...俺の中の欲望が一気に爆発した。 「なッ...おい⁉︎」 蓮を押し倒し馬乗りになって、両腕を押さえつけた。 体が一気に火照り、呼吸が荒くなる。 ダメだとは分かっているのに、自分の中の欲望が物凄いスピードで大きくなっていく。 次第に周りの男の人たちも怪人のことも忘れて 目の前で倒れている蓮のことしか考えられなくなった。 「蒼太ッーー」 「蓮...俺が元気になったらキスの続きしてくれるって言ったよな?」 「こんな時になに言ってるんだッ」 「もうビンビンなんだよ、だからやろうぜ...ッ‼︎」 右手で自分のベルトを外しながら、左手を蓮の服に突っ込んで乳首に触れる。 「アッ...蒼太、やめッーー」 「気持ちいい? もっとヨガっていいんだぜ」 首筋を舐めてキスし、ほっぺにキスし、最後にお互いの唇を押し付ける。 舌を入れると蓮は素直にそれを受け入れ、小さく喘ぎ始めた。 最初は嫌がっていた蓮も、次第に頬が上気し始めて、俺に対してエロい目を見せるようになっていく。 顔を離すと、苦しかったのか速く呼吸しながら、潤んだ瞳で俺を見つめていた。 「あぁ......蒼太ッ...俺のベルトも外してーーッ」 「ハァッ...任せろっ」 蓮の体から一旦降りて、ベルトをすぐに外してズボンを一気に脱がせる。 青い競パンも脱がせて放り投げ、ギンギンに勃起しヒクつく肉棒をそっと握った。 それだけで気持ちよかったのか腰をビクンッと震わせて、卑猥な吐息を漏らす。 「あぁ...ッ」 「気持ちいいか、蓮?」 「あぁ...最高だよ蒼太ぁ......」 また口づけを交わし、乳首を弄りながら蓮の肉棒をシゴく。 溢れ出る液体が俺の手に垂れ、それが潤滑油になり更に蓮に快楽を与える。 「ンッ...ンッ...ンフッ...‼︎」 あぁ......めちゃくちゃエロい。 蓮ってこんな顔するんだな。 超至近距離で蓮の顔を見つめながら、ふとそんなことを思う。 ーーもっと気持ちよくさせてやろう。 この顔をもっと快楽に......俺の色に染めることができたらどれだけ最高だろうか。 蓮の肉棒をシゴいていた手を離し、それを玉、そしてケツの割れ目へ滑り込ませる。 「アッ...そう......たッ」 「大丈夫、しっかり慣らしてやるからな」 指先だけで穴を見つけ出し、人差し指と中指をゆっくり入れる。 肛門に力が入り、俺の指の侵入を防ぐ。 「...アァッ」 若干顔をしかめ、俺を見る蓮。 泣きそうな顔で大きく呼吸している。 「蓮、力を抜いて......ほら、息吸って」 小刻みに頷き、息を吐く蓮。 すぐさま指を入れ、キツキツの中を掻き分ける。 蓮の漏らした液体がローション代わりになり、ケツの中を掘り進むのに役に立つ。 一度指を抜き、3本にしてもう一度突っ込むと、蓮のケツは今度はすんなりと指を受け入れた。 慣らすためにケツの中を指でいじり、少ししてからまた抜く。 あらかじめベルトは外してある。 俺のジーンズと赤い競パンを一気に脱ぎ捨てて、すでにびしょ濡れのイチモツを取り出す。 「もう入れるぞ蓮...ッ」 「あぁ...ッ」 蓮の足を持ち上げ肩に乗せて、ケツの穴にイチモツの先をあてがう。 少し擦り付けて慣らさせてから、ゆっくりと先っぽを押し込んだ。 ヌプッ...という粘着質な音が聞こえ、ゆっくりとだが確実に俺のイチモツは蓮の中へ飲み込まれていく。 「アァッ......⁉︎ 蒼太のチ○コォ...デカすぎッ」 「我慢しろ蓮...気持ちよくなれるからッ」 首を仰け反らせ、喘ぐ蓮。 掠れた声を漏らし、潤んだ瞳はどこを見ているのか分からない。 きっと一度も使ったことがないであろう蓮のケツの中はめちゃくちゃキツくて あまりのキツさに動かすのが無理なほどだった。 「蓮、力抜いてッ」 「う、んッーー」 緩まった瞬間に腰を引き、そして一気に奥を突く。 「ンアッ⁉︎」 蓮も慣れてきたのかケツの中が緩くなってきて、腰が動かしやすくなる。 「アァ......蓮のケツめっちゃキモチイイッ」 パンパンッ、と小気味いい音をたてながら、俺は額の汗を拭う。 最初は苦しんでいた蓮の表情も次第に快楽に染まり、俺のピストンに合わせて喘ぎ続けている。 「俺のぶっといチ○コ気持ちいいか蓮?」 「うんッ...アァッ......蒼太のチ○コ最高ッ...だよッ‼︎」 チ○コがデカイのは唯一の自慢だったりする。 これで蓮を気持ちよくさせてやるんだ。 俺の恋人なんだ......めちゃくちゃに犯してやるッ‼︎ ・ ・ 「この2人もちゃんと飲んでたみたいね」 腰を振る蒼太と掘られる蓮を見て、呟く怪人。 満足そうに髪をかきあげると、辺りを見回して笑みを浮かべた。 このフロアだけではない。 全てのフロアで、あの瘴気入り栄養ドリンクを飲んだ男たちが盛りあっている。 そしてーー 「やめろ、離せッ」 戦闘員達に捕まり、怪人の前へ連れて来られる男達。 蒼太と蓮を含む、そこらじゅうで交尾する者達を見て全員が驚愕する。 それを見た怪人は、集められた男の内の1人の頬に手を添えて、にこやかに笑った。 「心配しないで。すぐに気にならなくなるから」 怪人の掌に留まっていた黒い水が、男の口へ移動する。 抵抗は試みるものの、戦闘員によって強制的に口を開けられ、水は線を描きながら勝手に入っていく。 体内に摂取して数秒後、男の顔は一瞬にして赤くなり、嫌がっていた表情は情けなく緩みきってしまった。 残りの男達に対しても怪人は同じことを行い、全員にやり終えると、別の場所へ連れて行かせた。 「さてと......」 怪人は床に倒れていたイスを起こしそれに座る。 「アッ...クッ...蓮、俺イッちゃいそう......ッ」 「ハァ...中に出してッ‼︎ 蒼太の精子俺の中に出してぇッーー」 この2人の正体がヒーローとはまだ知らない怪人。 この2人に対して本能が何かを告げているのを感じた怪人は 引き寄せられるように2人のセックスを傍観し続けた。 ** 怪人が現れたのはとあるデパート。 涼くんと合流してからそこへ向かうと、すでに中は悲惨な事になっていた。 「ひどいな......」 隣で涼くんがボソッと漏らす。 デパート内では、大勢の男の人たちがお互いの体を貪りあっていた。 僕たちがやってきたことなど気にもせず、ただ必死に盛りあっている。 「......こりゃ蒼太と蓮もやばいぞ」 博士からは蒼太くんと蓮くんが既にここにいることは聞いている。 でも通信が取れないことを考えると......怪人の手に落ちてしまった可能性が高い。 「戦闘員もいるし、とりあえずあいつらを倒しながら行こう」 「そうだな」 涼くんと奏多くんはその手に武器を持ち、歩き始める。 僕もその後に続く。 武器はないけど戦うことはできるんだ。 自分の出来ることはやらなければ。 ......今の僕には、自分をこうして鼓舞することしかできなかった。 ・ ・ 戦闘員を倒しながら進み、たどり着いたのは一階の吹き抜けになっている広い場所。 散乱するテーブルやイスの中に、その女は立っていた。 ーー怪人。 明らかに異様なその後ろ姿に、僕たちはすぐに警戒する。 「...あら?」 僕たちに気づき、振り返る怪人。 ......その後ろには、裸で腰を振る蒼太くんと、喘ぐ蓮くんがいた。 「......蓮...くん」 奏多くんが小さい声で言う。 怪人は、蒼太くん達と僕たちの間で何度か視線を動かすとおもむろに頷き始めた。 「なるほど...この2人はお仲間なのね。どうりで気になるわけだわ。知らないうちにヒーローを2人も倒してたなんて」 「全員を元に戻せ姉ちゃん。そしたら見逃してやる」 「あら、私に情けをかけてるの? いいのよ遠慮しなくて」 髪をかきあげる怪人。 すると、どこからともなく水が現れ、彼女の側で巨大な球体となって漂い始めた。 「水か......蓮がいたら楽だったのにな」 「...早く倒そう。みんなを元に戻さなきゃ」 奏多が言い、前に出る。 涼くんもナイフを構え、臨戦態勢に入った。 球体の中で大量の気泡が発生し、まるで沸騰しているかのごとく水がその形を歪める。 「あなた達全員を虜にして、ヒーローの乱行ショーでも開きましょうかね‼︎」 怪人が叫ぶと同時に球体が弾け飛び僕たちへと襲いかかった。 全員同時に跳び、水を避ける。 衝突した箇所はあまりの衝撃に砕け散り、まるで巨大な鉄球でも落とされたかのようにへこんでいた。 「危ねえなッ」 すぐさま態勢を整えて、涼くんが怪人に向かって走り出す。 「活きのいい男ね」 散っていた水が一瞬で怪人の前に集まり、涼くんに向けて放たれる。 「不思議パワー使えんのはお前だけじゃねえぞ」 途端、水は何かとぶつかったみたいに弾け飛ぶ。 涼くんは水を浴びながら、怪人の元へ突き進む。 「なにそれ⁉︎」 ...あれは涼くんの使う風の力だ。 おそらく力の強さでいったら蒼太くんの炎に引けを取らないだろう。 ただ、扱うのが難しいらしくて、乱発できないのが唯一の欠点だ。 突き出されるナイフを紙一重でかわし、怪人はテーブルやイスを盾に涼くんと距離を取る。 「あんたねぇ、女に対して三対一ってどうなのよ」 「知るか! お前は何人の男捕まえてると思ってんだッ」 「...うるさいッ」 「逆ギレすんなッ」 あれだけ至近距離にいれば怪人もさっきのように思い切り水を放てない。 あの怪人、能力はすごいけど物理的な戦いは苦手らしい。 「だからもっと強くしてって言ったのにぃッ」 「何のことだよ」 振るわれた刃をかわし、怪人はよろけながら後ずさる。 涼くんも身軽にテーブルを飛び越えて、彼女の前に立ちはだかった。 「そろそろ観念しろよ。こっちだってあんたみたいな姉ちゃん傷つけたくないんだって」 「......だったら」 ほんの一瞬でーー 怪人の胸の前に小さな水の球が作られる。 そこから放たれたのは細い線。 しかしそれは涼くんの胸に直撃すると火花を生み出した。 「うあっ‼︎」 鋭い音がこだまし、涼くんが胸を押さえながら倒れこむ。 「涼くんッ‼︎」 くそ、ボーッとして守ることができなかった......。 慌てて駆け寄って確認すると、スーツに大きな傷ができていた。 「いってぇ......」 「今のは超高水圧で放った水よ。あの量でそのダメージなんだから、もっと大量の水でやったらどうなると思う?」 そう言う怪人の前に、先ほどより巨大な水の球が形成されていく。 「やばいぞッ」 「...動かないで」 水の球が渦を巻き、その中心から一気に細い水が放たれる。 意識を集中させ、バリアを展開させる。 水はそれに直撃すると派手に飛び散って視界を覆ってしまった。 「サンキュー育也」 「......いいんだ、これしかできないから」 涼くんが立ち上がり、軽く2、3回跳ねる。 「よし行くか」 迂回してバリアの外へ出る涼くん。 水が消えると、見えたのは怪人と戦う奏多くんの姿。 そこに涼くんも加勢し、こちらが再び有利になる。 今度はしっかり見ておかないと......。 守るのは僕の仕事なんだから。 「あぁもうどうすればいいのぉ⁉︎」 「だからさっさと観念しろって!」 「それは無理っ」 長い髪をなびかせ、奏多くんと涼くんの連携攻撃をギリギリでかわす怪人。 ーーこのままいけば、勝てるかもしれない。 蒼太くんと蓮くんなしでも何とか勝てるかも......。 ・ 怪人がつまずき、床に派手に転ぶ。 思わず動きを止める奏多くんたち。 相手が女性の姿をしていることもあってか手加減をしてるんだ......。 それを向こうも理解しているのか、背中を見せたまま動かない。 「寄ってたかって美人をいじめて......」 怪人の呟き。 嫌な予感がした僕は、咄嗟に2人の前にバリアを作り出した。 「男の風上にも置けないわねッ‼︎」 振り返ると同時に、高水圧の水を放つ怪人。 しかしそれはバリアによって防がれる。 「って何で当たんないのよ‼︎」 「何が美人だよ......ほうれい線くっきりのくせに」 「......あ?」 バリアの奥で呟いた涼くんに、今まで以上の敵意...いや、殺意のこもった瞳で睨みつける。 「おいこら、聞こえたぞ」 立ち上がった怪人は髪をかきあげて、長く息を吐く。 「......あんたは許さないッ」 怪人が怒っているのは誰の目にも明らかだった。 だからバリアを2人の前に張ろうとした時だった。 左腕に何かが触れたと思った瞬間、ものすごい衝撃で吹き飛ばされた。 「うあっ......」 壁に激突し、同時に頭もぶつけてしまって視界が揺れる。 「そいつがバリアを作ってるのは色で分かるわ。そいつさえいなければあんた達なんかッ」 壁伝いにずるずると落ちて、そこから動くことができなくなってしまった。 「いく......グリーンッ‼︎」 奏多くんが慌ててやってきて、僕のそばに膝をつく。 「だいじょぶ? 聞こえる?」 何とか頷くことはできたものの、うまく返事ができなかった。 「...あぁ、くそっ」 奏多くんが立ち上がり僕の前に立つ。 ゆっくり顔を上げると、彼の前に数人の戦闘員が立ちはだかっていた。 「遅いのよあんたたちっ! ったく......まずはあんたからよ」 「......やってみろ」 ーーまずいっ 涼くんをサポートしなきゃいけないのに、体に力が入らない。 頭をぶつけたせいで、バリアを作ろうにも意識が集中できない......。 「ブラックが......どけよお前ら!」 奏多くんの声が...何重にも聞こえる......。 ・ ・ 「何がほうれい線よッ‼︎ ちゃんと化粧で隠してるっての‼︎」 「くっきり見えてんだよ、化粧下手だなお前っ」 「あぁ⁉︎」 怪人の背後に浮かぶ巨大な水の球から何本もの水のレーザーが涼めがけて放たれる。 テーブルは切断され、床にはいくつもの黒い線が刻まれる。 「くそっ......」 怪人を挑発したことを涼は今更後悔していた。 涼の風ではあの高水圧の水は吹き飛ばせない。 奏多の地面の力があればまだ戦えたかもしれないが......当の本人は戦闘員達の対処をしている。 こんな時頼りになる蒼太と蓮はセックスの真っ最中ときた。 涼が完全なるピンチに追い込まれてしまったことは明らかだった。 「......そこから動いたら後悔するよ」 「あ?」 突然勝ち誇ったように笑みを浮かべ、怪人は涼を指差す。 「そこから一歩でも動いたら、水があんたのお仲間に直撃するってことよ!」 「なんだとーーッ?」 慌てて振り返った涼の視線の先には、快楽を貪り合う蒼太と蓮の姿があった。 「しまったーーッ」 水を避けることにばかり集中してしまい、蒼太達のことをすっかり忘れてしまっていた。 もっと周りに気を配っていればこんな状況になることもなかったのに...... 今立っている場所から、涼は一歩も動けなくなってしまった。 「さぁてと、存分に味わいなさい」 水の球がボコボコと音をたて泡立つ。 そして一斉に何本もの高水圧レーザーが発射された。 「うあぁぁッ‼︎」 その身一つで全てを受け止めた涼。 派手な爆発の直後、スーツは黒い光に代わり消滅してしまった。 「ぁ......」 競パン姿になり、倒れてしまう涼。 怪人はゆっくりと彼のそばに歩み寄り、ニヤリと笑いながら見下ろした。 「いい気味ね。私を侮辱するからよ」 怪人は背後に浮かぶ水球に手を向ける。 「私の美を馬鹿にする奴には罰を与える」 水の中に瘴気が溢れ、黒く染まっていく。 それは蒼太達を堕とした液体へと変化していき、彼女を螺旋状に取り囲んだ。 「さぁいっぱい飲みなさい」 動けない涼の口に、液体が侵入する。 次第にそれは量を増し、口を閉じようにももうどうにもできないほどに太くなっていく。 「あぁっ......がはッ」 苦しげに喘ぎ、体を跳ねさせる涼。 止まることなく入れられる液体に、白く美しい腹筋を浮かばせた涼の腹が大きく膨らんでいく。 「うぁぁッ......」 膨らみ続ける腹に手を添えて、顔をしかめる涼。 妊婦の腹と間違われるほどに膨張したそれを見て、怪人は満足そうに吐息を漏らした。 黒い液体が全て涼の中に入り、怪人はそっと彼の腹に手を添える。 「んあっ......うぅ...」 苦しげに呻く涼。 吐き気に苦しみ頬まで膨らませ、まともに喋ることさえできない。 どれだけ吐き出したくなっても、怪人の力によって制御され、液体が勝手に出ることはない。 瘴気によって許容量以上の液体を受け入れることを可能にした腹は異様な丸みを帯び 怪人はその丸みに沿って指を動かし...腹の下に隠れた股間に目を落とした。 そこには競パンから飛び出たイチモツが硬くそそり立っており、ヒクヒクと震えながら透明な液体をこぼし続けていた。 それもそのはず。 涼の飲まされた液体は瘴気を含んだもの。 大量に飲まされ、蒼太達以上の快楽をその身に感じているというのに、巨大に膨れた腹が邪魔をして、己の肉棒に触れることすらできないのだ。 「んんぅッ!」 重くなった体を何とか捻り手を伸ばしても、その白い指はイチモツに掠りさえしない。 話すこともできず、頬と腹を膨らませて喘ぐ涼。 何故自分がこうなってしまったのかも忘れ、迸る快楽にその身を震わせていた。 「さて、残りは......」 残った2人を始末しようと振り返った怪人の視界には 緑と黄色の獲物の姿はなかった。 ** 戦闘員を全員倒した時にはもう、涼くんは倒されてしまっていた。 育也くんは気絶し、疲労した今の俺では...絶対にあの怪人を倒せない。 冷静になれと必死に自分に言い聞かせて、そして俺が下した決断は......育也くんを担いでその場から逃げ出すことだった。 ...この戦いから逃げたわけじゃない。 育也くんさえ目を覚ませば、2人で戦える。 そうすれば勝機はあるーーッ ・ なるべく広く、障害物が多い場所......。 そんな場所を探し求めて入ったゲームセンター。 育也くんをUFOキャッチャーの台にもたれさせて、俺は辺りを見回した。 怪人の姿はない......。 ひとまずここなら安心だ。 「んぅ......ここは?」 「育也くん起きた!」 しゃがんで視線を合わせ、育也くんを見る。 まだ若干痛むのか、頭を押さえてはいるが...目を見れば確実に意識を取り戻しているのは分かった。 「...涼くんは?」 育也くんの質問に、首を振る。 「やられちゃった......気絶した育也くんを連れてとりあえずここまで逃げてきたんだ」 俺の言葉に育也くんは俯き、何故か首を振った。 そして、次に彼の口から聞こえたのはあまり聞きたくない言葉だった。 「逃げよう、奏多くん」 「え?」 「勝てないよ、あいつには」 ......逃げたくなる気持ちは分かる。 俺にもそんな時があったから。 だから俺は頷かなかった。 育也くんには俺みたいになってほしくなかったから。 「大丈夫、2人で協力すれば絶対勝てるよ!」 「......無理だよ、涼くんがやられるほど強いんだよ? 蒼太くんと蓮くんもいないし」 ......俺が力を覚醒したのは最近で、まだうまく使いこなせないし、3人に比べれば全然強くない。 育也くんが俺を信頼できないのは最もなことだった。 「お願い育也くん......勝つには、育也くんが必要なんだ」 「...僕なんか何の役にも立てない。行ってもすぐやられて終わりだよ」 「育也くん......」 ......こんな時、蓮くんならなんて言うんだろう。 俺が戦う自信を無くしかけた時、蓮くんはどんな気持ちだったんだろう。 ・ 今の俺に、育也くんを説得することは無理だ。 悔しいけど、今の俺にはそれだけの力と信頼がない。 かといって逃げるわけにもいかない。 俺1人でも、怪人と戦わなければいけないんだ。 「...俺は先に行く。信じてるから、俺...待ってるからね」 俺には育也くんを信じることしかできない。 信じてもらうには、信じることが必要だと思ったから。 育也くんは顔を俯けたまま、全く動かない。 俺は立ち上がって、それ以上何も言わずにこの場を後にした。 ・ ・ ・ ・ 元の場所に、怪人はまだいた。 体内に大量の液体を詰め込まれた涼くんのそばに佇む怪人は俺に気づくと、おもむろに髪をかきあげた。 「あら、戻ってきたのね。今から探しに行こうと思ってたところよ」 ハンマーの柄を握る手に...汗が浮かぶ。 果たして俺1人で勝てるのか......今さらそんなことを考えてしまった。 「そんな重そうな武器で私の攻撃をかわせるかしら? あんたもこの馬鹿みたいにお腹を大きくさせたいの?」 涼くんの腹を足先で突いて、怪人が手のひらを向ける。 そこにゆっくりと水が集まり、次第に球体を形成していく。 「黙って飲むなら、気持ちよくさせてあげるけど」 「......誰が飲むか」 「あ、そう...」 不敵に笑う怪人。 水は既にかなりの大きさになっているっていうのに、まだそれを放とうとはしない。 一体何を考えてる? ーーッ! 怪人の動向を注意深く見ている時に気づいた。 蒼太くんと蓮くんの姿が見当たらなかった。 「...え、うわっ!」 突然背後から誰かに羽交い締めにされ、身動きが取れなくなった。 「ちょ、蒼太くんっ⁉︎」 虚ろな瞳の蒼太くんが、無表情で俺の両脇をがっしりと押さえていた。 蓮くんが俺の目の前に現れ、微かに笑いながら顔を寄せてくる。 視線が自然と下がってしまって、蓮くんの体に無駄なくついた筋肉や、白濁液がこびりつくイチモツが目に入る。 「......」 危機的な状況だというのに、蓮くんの痴態から目が離せなくなった。 「さあて...お仲間がそこにいると、私の攻撃が当たっちゃうわねぇ」 怪人の声が、蓮くんの向こう側から聞こえてくる。 「生身であれを受けたら......どうなっちゃうのかしら」 まずい、このままじゃ蓮くんが......。 「やめろっ!」 「じゃあ変身を解きなさい。そしたら攻撃しないであげる」 「......くそっ」 言われるがままに、変身を解くしかなかった。 解いた瞬間後ろに引き倒され、蓮くんが俺の上に乗ってくる。 目と鼻の先に蓮くんのイチモツがある......。 そう考えただけで熱を持ち始める俺の肉棒。 「...アァッ⁉︎」 窮屈に収まっていた俺のモノを誰かが取り出して、しゃぶり始めた。 何とか顔をあげて見てみると、しゃぶっていたのは蒼太くんだった。 卑猥な音を立てながら、必死に頭を上下に動かしている。 「そいつらはあの液体を飲んだ時点で私の操り人形でもあるのよ」 怪人の声が聞こえてくるが、正直どうでもよかった。 蒼太くんのフェラと蓮くんのせいで、全く集中できなかった。 「そして、瘴気に汚染されたそいつらから出る液体は、私が作るものと同じ効果がある」 「...え?」 「尿だろうが...エナジーだろうが、何を飲んでも気持ちよくなれるわよ」 「あ、そんな......」 蓮くんが前進し、そのイチモツを口に近づけてくる。 「さぁ、飲みなさい。そうすれば彼らが傷つくことはないわ」 「そんなことできるわけ......ッ」 ふと視線をあげると、俺を見下ろす蓮くんと目が合った。 不意に笑って、俺の頬に手を添える蓮くん。 「......ほら、奏多」 そう言われた瞬間ーー ーー蓮くんは正気じゃないと分かっていたはずなのに 蓮くんの声で言われると、逆らうことができなかった。 恐る恐る、歯に当たらないよう蓮くんのイチモツを咥える。 そしてすぐに脈を打ったかと思うと、温かい液体が俺の口の中へ放たれた。 「んッ......‼︎」 少し口から溢れさせながらも、ちゃんと飲み込んでいく。 体が徐々に熱くなってきて、最初はわずかに感じていた嫌悪感もまったくなくなっていた。 「おいしいか、奏多?」 「...うん」 吐き出される液体をしっかり飲み込みながら、笑顔で訊く蓮くんに頷き返す。 もっと......蓮くんのおしっこが飲みたい。 自分が戦っていたことも忘れて 蓮くんのチ○コに俺はむしゃぶりついた......。 ** 「......」 奏多くんが行ってからどれくらいたっただろうか。 奏多くんは怪人と戦うために、たった1人で向かったっていうのに、僕は怖がって床にうずくまっているだけ。 年下の奏多くんに全て任せて......僕は何をしてるんだ。 ......でも、しょうがないんだよ。 僕の能力は守ることしかできない。 そんなに腕っ節がたつわけではないし、武器さえ持っていない。 勝てるわけないんだよ。 ...勝てるわけ......ないんだ。 ・ 『信じてるから、俺...待ってるからね』 奏多くんの言葉が......ふと蘇ってきた。 「ーーッ⁉︎」 今......奏多くんの叫び声が聞こえた気がした。 思わず顔をあげて辺りを見渡しても、何か分かるわけじゃないのに。 ......僕には何もできない。 けど、それって...僕が何もしようとしていないだけじゃないのか? ここにうずくまって、誰かが助けてくれるのを待つだけでいいのか? ・ 「......ダメだ」 このままでいいはずがない。 奏多くんに全て任せていいはずがない。 僕を信じていると言ってくれた彼を......放っておけないよ。 戦うんだーーッ 立てッ 「くっ...立てッ」 震える太ももを叩いて、必死に体に言い聞かせる。 「...奏多ッ......」 1人にしておけない。 ...かっこ悪いところは見せたくない。 だって...... 僕はーーッ。 ・ その時だった。 手に突然重みを感じて視線を向けると、緑の光が手の中から溢れ出していた。 手を開くと光は更に大きくなり、一層輝きを増す。 光が弱まり、重みの正体がついに姿を現わす。 僕の手の中にあったのは、緑のラインが入った拳銃だった。 「......銃?」 これって...僕に与えられた武器? 今まで何をしても武器が使えなかったのに、どうしてーー? 『きっと育也くんも武器を手に入れられるよ! 俺を信じて!』 基地で聞いた奏多くんの言葉をふと思い出した。 ......年上なのに、助けてもらってばっかだ。 今度は......僕が助けるからね。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 足音を立てず、怪人がいた場所まで戻ってきた。 陰から覗き見ると、蒼太くんと蓮くんに混ざって、奏多くんまでが全裸で盛りあっていた。 ......僕のせいだ。 絶対に...助けるから。 更にその先に視線を向けると、佇む怪人の足元に、異様に腹の膨らんだ涼くんが倒れていた。 顔を引っ込め、深く息を吸う。 ーー今戦えるのは、ほんとに僕だけなんだ。 僕しか、みんなを救えない。 手に持つ銃を見て、握る手に力を込めた。 引き金を引き、呼吸を整える。 怪人はさっきこちらに背を向けて立っていた。 このまま出て撃ち抜けば、それで終わりだ。 長引けば不利になる。 ーー一瞬で決めるッ 意を決して、角から体を出し、両手を出して銃口を向けた。 この距離なら...外さない。 これで終わりだッ。 ーーバンッ‼︎ 3発連続で銃弾を放つ。 淡い緑の光を纏った銃弾が、まっすぐに怪人の背中に向かっていく。 勝った。 ・ ーーはずだった。 銃弾は怪人の背後で何故か止まり、宙に漂う。 ゆっくりと振り向いた怪人は、僕の姿を見つけるとニヤリと笑った。 「みーつけたッ」 怪人を囲んでいた水が一斉に動き出し、大きな水球になる。 ......そうか、水で背中を守ってたのか。 もっと注意深く観察してれば...こんな事には。 「さぁ私の人形たち、最後の1人を迎える時よ」 怪人がそう言うと、床の上で盛っていた3人が立ち上がり、僕に向かってゆっくりと歩き始めた。 「まったく危ないもの隠し持ってるわね。いい? 1発でも撃てば、そいつらの体を水が貫くわよ」 ......どうする。 この状況、どう切り抜けるーー。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 銃を向ける腕を下ろす育也。 怪人がそれを見て笑うと同時に、蒼太達は育也に飛びかかった。 「うわっ」 地面に押し倒され、動けないよう体を押さえつけられる。 怪人は満足そうに微笑みながら、4人に近づいた。 ーーさぁ、この緑の奴を堕とせばヒーローは全員倒した事になる。 「どきなさい」 育也の上に覆い被さる3人に命令する。 言われた通り、素直に下がる3人。 そして怪人が目にしたのは、予想もしていない事だった。 ......緑の壁の奥で、銃口を向ける育也。 「しまっーー」 バリアが消滅すると同時にトリガーを引く。 銃声と共に放たれた鉛は 直線の軌道を描き 吸い込まれるように怪人の額に直撃した。 ・ ・ ・ ・ ・ 「......うまくいった」 蒼太くん達に押し倒される直前に、反射的にバリアを張って身を守ったのが転機だった。 押さえつけられたように見せかけて、怪人が近くまで待ち、至近距離でトドメをさす。 一か八かだったけど......うまくいってよかった。 怪人が消えた事によって、蒼太くん達は床に倒れて動かなくなった。 「んんッ」 不意に聞こえた声に顔を向ける。 それは涼くんだった。 意識があるらしく近づくと、頬を限界まで膨らませた涼くんと目が合った。 「...大丈夫? このお腹どうすればーー」 水泳をやっているとは思えない、陶器のように滑らかな涼くんの白い肌。 微かな輝きさえ持つ膨らんだお腹に触れた瞬間、涼くんが一際大きく喘いだ。 お腹の下......勃起する涼くんのイチモツから、透明な液体が噴き出し始めた。 最初は尿を漏らしているだけだと思ったけど、あまりにも長すぎるそれに違和感を感じた。 そしてお腹を見てみると、さっきより少しだけ小さくなっている事に気づいた。 ......どういう風になっているのか分からないけど、お腹にたまった水がアソコから排出されているらしい。 「あぁッ、なげぇ...ちょ、ぁーーッ」 お腹が小さくなった事で喋れるようになった涼くんは 一体どんな感覚なのかは想像できないけど、気持ちよさそうな声を出して身をよじってる。 涼くんが動けるなら手伝ってもらおうと思ったけど ……これは僕一人で皆を運ぶしかないな。 ** G.O.E本部に現場処理の要請を出し、僕はまずある人のところへ向かった。 床に倒れる奏多くんは、僕を見て弱々しく笑った。 「…勝ったじゃん」 「疲れてるでしょ。無理に話さなくて大丈夫だよ」 お姫様抱っこの要領で持ち上げて、一息つく。 「力持ちだね」 「喋る元気があるなら手伝ってもらおうかな?」 「あ、ごめん。めっちゃ疲れてるから俺…」 「じゃあ静かにしてて」 奏多くんは笑って、ゆっくりと目を閉じた。 ……どうやら眠ってしまったらしい。 両手にかかる体重が一気に重くなった。 ・ ・ こんなに眩しい笑顔を いつまでもそばで見ていられたらなって 夢見ることがあるんだけど。 でもそれは無理なんだって気づいてる。 奏多くんが見ているのは、僕じゃないから。 でもいいんだ。 僕は 君の笑顔が守れれば、それでいい。

Comments

ってことは実質JDじゃないですか!

ロンニシ

私のイメージでは外見は20歳前後でした!

ジェニファー

怪人って外見何歳くらいなんですか?

ロンニシ


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