デザインのはなし!
今月は9000歳越えのエルフ「愛田えるる」さんについてです!
ファンタジー作品をやるぞ!となると、やはり必要なのは多種多様な種族。
中でも定番はエルフ……ということで、エルフのキャラクターを作ってみようとなったのが出発点。
いわゆるロリババア的な子を描きたいという想いは初期からあったように思います。
というわけで最初にできたのがこちら。
だいぶ今と違いますね。
この時点ではただのファンタジー世界のキャラ。地球ver.などは全く考えていない状態。
ですがこの時点で「蝶がモチーフ」「イメージカラーはピンク」などが定まっていました。
というのも、初期は「年齢詐称エルフアイドル」という方向性のキャラだったからです。
アイドルといえば?から連想し、「女児アニメの主人公っぽいデザイン」というイメージ膨らませた結果、このデザインがまず出来上がりました。
踊り子のイメージもあったためか露出も多め。
でもこれ女児アニメ主人公っぽいデザインかな?ちょっと違う気がする……。
ちなみにこの「女児アニメの主人公っぽいデザイン」は、最終的な完成に至るまでえるるのデザインの基本方針として根底にあったりします。
そうして色々練っていき……
緑色を追加したバージョン。
エルフといえば緑色!という内なる声によりこうなりましたが、正直主人公感は薄れていますよね。
この「緑色」は後にべあに受け継がれることとなるのですが、この時点ではべあの存在はなかったため、しばらくこの緑色と格闘することに……。
らしくなってきました。
1巻特典にあるのはこのあたりのデザインだと思います。
お団子に蝶の髪飾りというスタイルが決まりつつ、でもまだしっくりきていない印象。
しかし、この段階まできてようやく緑色を排除することを決意。
また、初期からあった「アイドル」という設定も排除しました。
アイドル設定を消したのは単に「こいつもボケキャラ寄りだとストーリーが成立しない」というバランス調整方面の理由になります……。
でも消して良かったですね。今のえるるは常識人ポジで言い感じに回っている気がします。(初期の感想でもえるるが丁度いいポジションと言われていました。ありがとうございます。)
そしてこのあたりで「異世界人も地球に来る」という現在の「ほうかご再テンセイ!」の設定が出来上がり、これにさらに地球ver.の姿を追加することに。
幸い詩星やメルアのデザイン過程で制服のデザインが決まっていたので、そこまで大変ではなかった記憶があります。(最悪首から上がなんとかなってればいいので)
ですが、一旦ここですぐに1巻特典で見せた「ほうかご再テンセイ!」1話プロトタイプを描くこととなり、まだデザインがフワフワしたままのえるるが描かれています。
実は異世界と地球を行き来する設定は1話を描く直前に決まったとか。え!?
……が、一度全部描き直すこととなったため、デザインも改めて考え直すことに。
この辺波乱万丈すぎる。
経緯が上手く説明できずしっちゃかめっちゃかしていますが、概ね字面通りのしっちゃかめっちゃか加減だと思っていただければと思います………。
そんなこんなで再デザイン。
今一度「女児アニメの主人公っぽい」とは何か考えた結果、最終的に「プリンセス」をモチーフにデザインをすることになりました。
女児アニメ、プリンセスがち。(偏見)
あくまでもモチーフなので、プリンセス設定は特にありません。
そうしてできたのがこちら。
うわ!できちゃった!
「プリンセス」…もとい王族っぽくティアラとマントをつけつつ、全体的にアイドル設定があった頃の名残で味付けしつつ、装飾を多めにつけつつ……と、一度描いたら見事にハマり、ほぼ今のデザインに近い形になりました。
連載スタートに間に合うようにというのもありますが、自分の中でもここまでスパッと仕上がるのはかなり珍しいですね。
というわけで地球姿は一旦確定。オルタナ姿は保留。
そしてここで連載がスタート。
実際のほうかご再テンセイ1話扉絵にあるのはこの段階のデザインですね。
ただ、本格的にオルタナの姿が出る3話までデザインはきちんと固まっておらず、さらにカラーリングなど全く考えていなかったため、よく見ると細部装飾が違います。
単行本を買ってくれた人は是非見比べてみてね。いや見比べるな。(相反する心)
そうして連載を進めながら細部をちょくちょくいじつつ……最終的なものがこちらとなります↓
ピンクが目を惹くカラーリング。
最初に掲げた「女児アニメの主人公」っぽさもしっかりあるんじゃないでしょうか。
全体的にカラフルで小物類もかわいく、描いてて楽しいデザインになったように思います。
みんなも描いてみてね!
というわけで今回はここまで!
次回も異世界(再)転生!✨
おしまい