久しぶりのデザインのはなし!
今回はメルアに続き、「ほうかご再テンセイ!(以下ほさテン)」のもう一人の主人公である倉見詩星(くらみうたほ)ちゃんのデザインができるまでを語っていきたいと思います。
(※以下、前作「ヒーローさんと元女幹部さん」最終話に関する内容を一部含みます)
メルア編で書いた通り、元々「ヒーローさんと元女幹部さん」が5巻で終わるかも…?という流れから生まれたファンタジーものの作品の構想、というのがほさテンの原案。
二人の女の子が主役!というのはある程度固まっていたのですが、当初はメルアの相棒になるのはまた別のキャラクターの予定でした。
なぜ主役を今の形に変更したかというと、単純にそいつのキャラが濃すぎてサブキャラにいたほうが映えると思ったからなのですが……(ほさテンにはそのキャラを原案にした子も今後登場します、お楽しみに!)
そうして抜けた穴を埋める形で誕生したのが、詩星ちゃんの原案ということになります。
前に言っていた「詩星は最後にデザインができた」というのはこういう関係ですね。
そうそう最初はこんな……
…………はい。
こちらはサブキャラの一人として考えていた獣人ファイターちゃん。
この子が一番キャラが薄かったのもあり、せっかくなら「主人公」という属性をつけよう!となったのが始まり。
しかしどう見ても主役を張れる見た目ではないため、メルアと対称的なクールな雰囲気を残しつつ、改めてデザインを考え直すことに。
「主役」とあるからには見た目には相応の「格」が必要。
ちっとやそっとの特徴では、濃すぎるサブキャラの中に埋もれてしまう。
であれば……
……『前作キャラをモチーフにしてみては?』
そんなこんなでモチーフとして持ち出されたのは、ヒロかんのラスボスであるX。
正確にはヒロかんの最終回ラストに登場した、どことなくXの面影を感じる少女『本城愛々(ほんじょうめめ)』。
詩星の「白髪」「黒い服」「イメージカラーが紫」といった部分はここから来ているわけですね。
あえて前作主人公である二人を持ち出さなかったのは、前作と雰囲気をガラリと変えたいという部分もありますが、一番はヒロかんの「次」として愛々の概念を膨らめたかったから、というのがあります。
倉見家に引き取られた謎の少女…という部分はここを少し意識しているとかいないとか。(もちろんヒロかんとほさテンは互いに独立していて設定的な繋がりはありません。)
また、キャラの固有モチーフとして「星」を選択。星っていいよね。
あとこのキラキラってどことなくXの形に似ている気がします。
つまりX(エックス)→❌❌→メメ→✨✨ということに……(???)(これは適当こいてるので真に受けなくていいです)
そうして出来上がったデザインがこちら。
いきなり今の雰囲気に近くなってきました。
†闇属性†
†ダークナイト†
といった意味不明な文字も誕生。
見た目のイメージはやはり「ラスボス」「闇」「悪」といった感じ。
ちなみに最終的な詩星ちゃんの属性は「光」で武器は「杖」なので、ダークでもナイトでもないそうです。
ここからどんどんブラッシュアップ。
異世界姿はもうほぼできていますね。
この時の髪型もお気に入りです。どこかの機会に今の詩星ちゃんにもさせてみたいですね。
制服デザインの検討中。
最終的には黒いパーカースタイルに決定。
異世界デザイン。
実はこのくらいの露出度のほうが良かったかな……と今更ながら思います。
今は胸も太股も出ているので……。
髪型も今の感じになってきました。
前はもっとボサボサで「陰」要素強めな感じがします。
そんなこんなでデザインが完成!
地球姿でのポイントはやはり特徴的なツノパーカー。
制服姿と言っておきながら、実はスカート以外制服ではありません。なんだこいつ。
異世界姿のポイントは髪型や瞳などの細かい変化、そして軍服をイメージした衣装。
最終的に全く軍服感なくなりましたが、軍服である必要はないため、それはそれでいいと思います。
名前の「倉見詩星」は「夜」をイメージして「暗闇」と「星」を文字って組み合わせたもの。
武器の名前も夜想曲(ノクターン)から。
光と闇が合わさり最強に見える。
大人しそうな雰囲気とは裏腹に、自らの利益を求め、時に冷徹な顔を覗かせる謎の少女。
彼女は本当に記憶喪失なのか?
世界を繋ぐ大魔法陣と何かしら関係しているようだが、その正体は……?
今回はここまで!
「ほうかご再テンセイ!」1巻は9/12発売予定です!
次回も異世界(再)転生!✨
おしまい