そめちめです。
タイトルの通り今回はほさテンの世界観とビジュアルの話……もといep2~3の振り返りとなっております!
「ほうかご再テンセイ!」ep2~3、いかがだったでしょうか?
ep2、3ではそれぞれ「地球」と「オルタナ」に絞って各世界の概要を説明しておりました。
説明ばっかだなこの漫画!
説明ばっかですが……こんな変な構成でもまかり通っているのは、感想を見る限りだと設定そのものに面白さがあることと、キャラクターをはじめとしたビジュアル面の良さにあるのではないかと思います。
設定が単なる情報でしかないor画面が楽しくなければ、おそらく面白くない作品一直線です。
ほさテンは作品の性質上「既にある状態」からスタートしているのでこうなのですが、普通は「出会い」とか「何かしらのアイテムを手に入れる」とか、これまでの日常からの変化を描くほうが絶対良いと思いますね……。(身も蓋もない)
そんなわけで、今回はほさテンを辛うじて薄氷の上に留まらせている「世界観」と「ビジュアル」についての話を中心に書いていきます。
まずは改めて「世界観」のおさらい。
異世界と地球が繋がって10年も交流を重ねた結果、一部の文化が混ざっています。
両世界の人々は誰でも自由にオルタナフォンというアイテムで世界を行き来できます………と、書くとしても主な説明はこれだけ。
深掘りすると学校や魔法や魔物といったものが出てきますが、この辺は単なる情報なのでep1では出しませんでした。というか魔法と魔物は便宜上要るだけでほんとは書く必要すらないと思っています(なぜならみんななんとなくそういう概念が染み付いているから)。
魅力的な世界観の条件……というと大袈裟ですが、あえて言うとするのならば、読んだ人が「もし自分がこの世界に行ったらこんなことがしたい!」というように想像を膨らませられるものじゃないかな、と自分は考えています。
この辺りはホビーアニメに近い感覚ですね。主人公がホビーをかっこよく使ってると自分も欲しくなるし、なりきってみたくなる。
あるいは学校の授業作りに近いかもしれません。私は大学で主に教育関連のことを学んでいたのですが、授業作りにおいてはまず生徒の「やってみたい!気になる!」という気持ちを引き出すような題材にしなさいとよく言われていました。生徒……つまるところ授業をする相手にとって身近なもの、興味のあるものから授業を考えてみよう、ということです。
「やってみたい!」と想像を膨らませるにあたり、「身近」であるというのはとても大切です。
非日常に通じる入り口が身近なものであるほど、読んだ相手が想像を膨らませやすくなる。
そして想像したことで楽しい気持ちになってもらえれば、作品の世界観が魅力的だと感じてもらえる──とか、実際そんな感じかはわかりませんが、自分はそうだと信じてやっています。
逆にそういう要素が少ないものは「単なる情報」となってしまうので、これがずっと続くのは避けたいですね。
ほさテンにおいても、身近なものとして「スマホで誰でも自由に異世界に行ける」オルタナフォンはもちろん、蘇生魔法がないことを示す注意書きやポーション自販機、異世界○○部といった謎部活などが登場しました。
特に注意書きや自販機などは、情報を視覚的な面…つまり「ビジュアル」で説明しているのもポイントですね。
「交流当初は魔法のない世界の概念がオルタナ人に浸透せず、また車の事故が多かったためこうした注意書きが添えられている」、「地球と異世界の文化が混ざった影響でオルタナの各所にはポーションの自販機が置かれている」…などなど、文字にするとそこそこ量が多くなりそうなものも、絵にすれば1コマでおおよそ伝わるわけです。
ただでさえ情報量が多い作品なので、こうした一目見てわかるデザインもかなり重要です。
「身近」であること、そして「見るだけでおおよそわかる」ものであること、この二つは世界観において特に意識したい部分です。
他にも絵文字やアイコンを用いたり…(前述の自販機も、よく見ると出てきた容器にアイコンが描かれていまして、そこから効果をおおよそ推測できるようになってます。)(👤✨→回復、💪⬆️→攻撃バフ、など…)
あるいは異世界を強調するために魔力の結晶を生やしたり……(ちなみにこれもただの背景の賑やかしなだけではないらしいです、お楽しみに。)
とにかく、世界観やそれを補強するためのビジュアルには拘っているので、今後もぜひ注目していただければと思います!
また、「ビジュアル」は世界観だけでなく、もちろんキャラクター表現においても強く意識している部分です。
以前ep1の振り返り記事で触れたと思いますが、ほさテンのビジュアル面は私がきららを知るきっかけとなった🐰☕️(こういうお金取るとこで勝手に出していいかわからないので一応伏せときます……)を参考にさせていただいてまして……🐰☕️のビジュアルというと色々思い浮かびますが、ほさテンでは中でも「衣装」という点に注目しています。
もちろん着替えや衣装チェンジといった展開は他の作品でもよくあるのですが、🐰☕️においては本当に多い(マジで多い)(すごい)。
扉絵も毎回すごいし……。
最近見返していたアニメでも、毎話最低2回くらいは私服や制服以外の衣装が登場していました。(みんな可愛い)
🐰☕️においては作者様の趣味が反映された結果ではあると思うのですが、この「衣装」という要素は、「ビジュアル」においてかなり大事だと自分は考えています。
というのも、よく作家さんって単行本の特典でキャラクターをコスプレさせたりすると思うんですけど、せっかく可愛いのにそれっきりになりがちなんですよね。(レア度は上がるのでそこはむしろ良い)
こうしたコスプレって人目を惹く要素としても大きく機能すると思っていて、特典でそれを描くというのは単行本の販促の面も強い気がします。だったらやっぱりもっと積極的にアピールしていきたい。
そういった理由から、ほさテンでは🐰☕️に倣い、本編中にも頻繁に別衣装を出すようにしています。
ep2~3を読むとわかると思うのですが、ここだけでも制服、部屋着、パジャマ、施設の服、不良、オルタナ、オルタナ(過去)、メイド……などなど、それなりにたくさんの衣装を登場させていました。
やってみてわかるけどめっちゃデザインが大変。
何より私の場合は衣装の知識が乏しいということもあり、ニュアンスとしてはどちらかというと「着替え」より「ヒーローのフォームチェンジ」に近いものとなっています。
……あっ!今(う~わまたいつもの始まったよ…)って思いましたか??違うんですよ!違うんです。
文脈の翻訳というのは自分の創作でもまあまあ役に立っておりまして、それ自体の知識は乏しくても、こうして自分の好きなジャンルの文脈に置き換えることで、上手く自分のものとして取り入れられている気がします。(良い方法かどうかはわかんない)
その結果がフォームチェンジのニュアンスを含んだ衣装チェンジということですね。
これによって非常にやりやすくなりました。
私の大好きなとある作品に「オシャレは女子の強化フォーム」という台詞があるのですが、大体同じ話です。(そうか?)
ていうか……販促を目的としていっぱいフォームチェンジを登場させてるのってやっぱりニチアサってことでは…!?(これは"いつもの"なので無視してください)
ただ、これまでを踏まえての反省なのですが、最初のうちはもっとわかりやすい格好……いわゆるコスプレの定番衣装のほうがよかったなと思っています。
不良とメイドはいいとして、施設の服て……もちろん好きな人はいると思うけど、思うけどさぁ!やっぱチアとかナースとかそういうのがほしい……。
この辺は試行錯誤中ですが、衣装についても今後をお楽しみにしていただければと思います!
今回はここまで!
こんだけ語って全然人気出なかったら泣いてしまうので、そうならないように頑張っていきたいです。
おしまい