⚠️この記事は「まんがタイムきららフォワード」掲載『ほうかご再テンセイ!』1話ネタバレをめちゃめちゃ含みます⚠️
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「ほうかご再テンセイ!」1話、読んでいただきありがとうございます。(ネタバレ大丈夫だぜ~って読みに来てくれた人もいると思いますが…)
どうだったでしょうか?
皆さんの感想を見ていると、「世界観が良い」「情報量がすごいけどあまり引っ掛からずに読めた」というのをいくつか目にしました。
この辺はかなり気を遣っている部分だったので、そう思っていただけて嬉しいです。
ただ、初めて紙雑誌に載ったのですが、雑誌で読むと線は太いしトーンは濃いし、Web漫画成分のデトックスができていない出来映えとなってしまったので、そこは今後の課題かと思います。
そんなわけで、プロトタイプのことを含め、今回は少し裏話をしていこうかなと思います。
プロトタイプ……というのはつまり掲載されたものの前に描いた1話のことなのですが、基本的には描き直す前後でのストーリーの変化はあまりありません。
地球と異世界オルタナが繋がってて主人公の詩星やメルアが両方の日常を楽しんでいて~と、こうした設定や大筋は最初からかなり作られていたのですが、それでも描き直すに至ったのは、登場人物のキャラクター性のしっくりこなさによるものでした。
特に顕著だったのが主人公の「倉見詩星」ちゃん(画像右)なのですが、実はこのキャラクター、主人公の片割れなのに色々あって一番最後にできたキャラクターだったりします。(逆にメルアは最初にできた)
そういうこともあって性格や言動面がなかなか固まらず、プロトタイプにおける詩星は、いわゆる近年のきらら主人公に増えてきた「陰寄りの人見知りで大人しい子」というような形で描くことにしたのですが……なんというか、周囲への「遠慮」が強いキャラクターとなってしまい、自分の描きたい方針とは違うものとなってしまいました。
「ほうかご再テンセイ!」は地球と異世界の交流が主だと思っているので、主人公としてある種の積極性は必要だと思うんですよね。
メルアと真逆のタイプとはいえ、詩星が自分の殻から出るまでの話を必要としてしまうと、せっかくの世界観をお披露目するのも遠ざかってしまうという……。
そうした理由が重なり、最終的に出来上がったのが今の「大人しいけど利己的で目的のために手段を選ばない」というキャラクター像でした。
陰寄りの人物でありつつ、メルアと軽率に剣を交えそうなところが良いですね。バトルものらしいキャラクター表現になったと思います。
あと前作「ヒーローさんと元女幹部さん」の主人公である本城颯さんと対称的であることも含め、個人的には気に入っています。しかも髪が白くて黒主体のカラー。なるほど。
また、キャラクターをよりわかりやすくするため、各キャラクターに対し「ゲーム」「勇者」「老人(老人!?)」といったように、そのキャラを象徴するワードを当てはめることにしました。
やはり雑誌的にもコンテンツ的にも、まずキャラクターを好きになってもらえないと作品にハマってもらえないよね…と自分は思っているので、序盤は特にそういった点には気を遣っていきたいです。
この辺りは、自分がきららを知るきっかけになった🐰☕️のキャラクターたちが、序盤から「姉」「軍人」といった第一印象に関わる要素を強く見せてきたことに影響されている気がします。
🐰☕️のキャラクター、めちゃめちゃ可愛いですよね。
ストーリー面は自分が本格的にきららを追うきっかけとなった🥐🍑に影響されているのですが、ビジュアル面についてはこちらを大いに参考にさせていただいてます。
というわけで1話は、「地球と異世界が繋がって誰でも自由に行き来できるようになった!主人公二人は記憶喪失!なんでそうなったのかどっちも謎です!」という情報を見せつつ、「この詩星とメルアって何者?→実は記憶喪失でした!」というストーリーラインで描かせていただきました。
既にある程度関係性が定まった状態からスタートしなければならなかったこと、そして設定の量が膨大になってしまったことが原因となり、1話内では起承転結の「起」(キャラクターと設定紹介)しかやってないわけなのですが……。
それでもある程度の方に面白いと思っていただけているのは、メインの情報は絞りつつも、開示された膨大な設定の中に何かしら興味を惹くものがあったからではないか、と個人的には思っています。
それでは今回はここまで!
まだ雑誌アンケートの話とか全然聞けてないのでビビっていますが、「ほうかご再テンセイ!」応援よろしくお願いします!
おしまい