お久しぶりです、そめちめです。
先月更新できてなくてすいません………!
いよいよ大学の卒業制作というヤバ・イベントが近づいておりまして、上手いこと時間を見つけて何かしていきたいですね。
というわけで今回はアンチノイドのボス、X様の(人間態のほうはやったので)スーツデザインの過程をお見せしたいと思います!
デザインコンセプトは当初から「黒いラピッドラビット」だったので、大まかなイメージの方向性は決まっていました。
最初からかなり固まっていますね。
「X」という字を繋げたら網目模様になって素敵!という発想からスタート。
「ブラックアップルパイ」という仇名が付けられていますが、リンゴ(ウサギ型に切られる)という点での共通項ということでしょうか?(無理がある)
…ところでご存じでしょうか。実はラピッドラビットには裏モチーフとして「悪魔」が存在していまして、アンチノイド幹部たちには「天使」が裏モチーフとなっています。(頭部に輪っか、背面に翼っぽいものがついてる)
今回Xは「もう一人のラピッドラビット」ということで、この裏モチーフである「悪魔」を表モチーフとして扱うことにしました。
悪魔…そう、一般的にはバフォメットのような姿を想像すると思います。ですのでまずは「羊」の要素を取り入れてみることにしたのです。
…ん?羊??
…最初の画像、お気付きでしょうか。
→「羊さんです」
そうです、こいつバフォメット(山羊)を羊と勘違いしていたのです。
バカすぎる……。
しかしそのお陰でXの特徴的なヘッドフォン状パーツが誕生しました。モロに羊なのですが、面白い造形になったのでそのまま残すことにしました。
…後に死ぬほど描きにくいパーツということが判明しますが、面白さはそれに勝るのでいいのです。(そうか?)
こちらはヒロかん7話(黒いRRリングが出てきた回)の時点でのデザインです。
顔はほぼできあがっていますが、体のデザインは迷走中ですね……。
両肩に特徴的な「うねり」のあるパーツをつけたこと、次元ツールの生み出し元ということで「次元が違う…!」という決め台詞(のつもりなんです…!)が決まったりしました。
台詞は採用となりましたが、このうねりパーツは様々なアングルで描く際にめちゃくちゃ大変だということで撤廃に。かっこいいんですけどね。
あと一枚目の画像ではXの目の造形にも触れていますね。
皆さん「トリックアート・ドラゴン」はご存じですか?多分名称は知らずとも画像を見たらわかると思います。
凹凸の錯覚を利用してどこから見ても竜がこちらを向いているように見える、視点を変えるとそれに付いてくるように目を合わせてくるアレです。
同様の原理が瞳の造形にもありまして、すり鉢状に凹んだ部分に瞳を配置することで「どこから見ても見つめられる」不気味さを取り入れたりしています。(絵なので実は意味ない拘りなんですけど…)
そんなこんなで更なる手直しを加えていきます。
かなり近づきましたね。
オーブオウルという第二のヒーローもできたことから、襟や肩、腕と太もものパーツ等の造形をラピッドラビットに寄せ、この三体で共通したパーツ構成を持たせることにしました。
また、ラピッドラビットとの差別化として肩からトゲが生えました。ここも決定デザインに通じる要素ですね。
丁度このあたりでラピッドラビットCP(強化フォーム)のデザインと併せ、編集さんと3巻に向けての本格的な打ち合わせをしています。
トゲトゲをもっと増やして厳つくしていきましょう!という流れになったはずです、多分…。(うろ覚え)
そうしてデザインは固まっていき……
こちらはまだ膝のトゲがないバージョン。
決定デザインです!
「カタストロフ」という名前が与えられていますが、マント姿との差別化という意味で便宜上つけただけで意味はないです。
トゲトゲがさらに増え、漆黒のロングマント、主人公の黒バージョンな見た目……超かっこよくなりました!思い切ってベース部分を白くしたのも色のメリハリが効いていると思います。
個人的にお気に入りなデザインです。みんなも是非描いてみてね!
【おまけ】
15話でラピッドラビットCPに敗れ、損傷を負ったXXリングを修復した次元ツールです。
変身時間が3分だけという制限を設けられ、大幅に弱体化してしまったXですが……この次元ツールで変身したら一体どんな姿になるのでしょうか?
今後のヒロかんもお楽しみに!
今回は以上になります!ありがとうございました~!