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田仲ユキジ
田仲ユキジ

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2020.11 メインイラスト

旅館の畳の上を朝の凛とした空気が覆っている。 日常とは違う、整然と片付けられた空間。布団のないところは、広々とした畳が広がる。 「あぁ…っ はぁ…っ」 固い畳の上に座蒲団を無造作に敷いた上に狼獣人二人が、ひとつの形になって熱を帯びていた。 「…っん!温泉…いくんじゃ なかった…んふぅ!」 自分の股間の上で、ぴちゃぴちゃと卑猥な音を立てながら自らの一物を口にあてがってくる。 「汗かいた後にいけばいいだろ」 それ以上はしゃべらず、執拗に男根の先を嘗め回してくる。 寝起きにお互い朝立ちしていたことに気づいたのがきっかけだった。 「浴衣から、見えてるぜ」 パンツにテントを張った俺の股間を指さして、奴が笑った。 恥ずかしくなって、なんだよお前もだろと奴の浴衣をめくりあげた。 そこに、予想より自己主張の激しい奴のテントを見て、俺は思わずゴクリと生唾を飲み込んだ。 いや、そういう関係だったわけではない。 しかし、そうなればいいという願望も込めて、今回の旅行を持ち掛けたのだ。

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