【後編】憧れの先輩が受けていた羞恥の居残り稽古
Added 2025-01-25 01:00:00 +0000 UTC(前編)→ https://teopi.fanbox.cc/posts/9184270 ~ 「どうだ菅沼、少しは慣れたか?」 「押忍っ!もう平気です!」 先輩は目を潤ませていて到底平気には見えませんでしたが、彼はそう答えるしかありませんでした。本音を漏らせば師範に叱咤されるのは目に見えていましたし、それではいつまで経っても僕たち後輩の晒し者でした。 「じゃあ、いつもどおりやってみせろ!」 「押忍!よろしくお願いします!」 先輩は普段の稽古の時と同じように、師範に礼をしてから位置につきました。深く深呼吸をしてから、先輩は鋭い気合の声と共に順番に形を繰り出しました。いつもなら道着姿で行っている形を全裸でやっている光景はなんとも不思議でしたが、それでも先輩の動きは普段と変わらず激しくも的確で、思わず見惚れてしまいました。 「キメが甘いぞ!集中しろ!」 「押忍!」 道着の擦れる音がしないため、師範の声を除けば道場は異様に静かでした。その代わり、先輩が体を捻るたびにイチモツが内ももに当たる音が小さく聞こえ、僕の視線はどうしても先輩の股間を追いかけてしまいました。先輩がこちらに背を向けると豊満な尻が露になり、仁王立ちで腰を下げると割れ目の間からはふぐりの裏側まで見えました。 「セイッ!セイッ!」 「最後まで気を抜くな!指の先まで丁寧に!」 「押忍!」 先輩は険しい表情で形を続けました。それを注意深く凝視する師範は普段の稽古となんら変わりありませんでしたが、僕も同期の二人もそんな落ち着いていられるわけがありませんでした。そんなことをさせられている先輩が気の毒で早く終わってほしかったですが、それからも先輩専用の「特別稽古」は続きました。 「よし、次だ!」 「押忍!」 通常練習ですでに疲れていたでしょうが、先輩は衰えぬ力強さで裸の稽古を続けました。肩で息をしながら額や背中に汗を滲ませていましたが、それでも先輩は止まりませんでした。男の証を上下左右に乱しながら、全裸の菅沼先輩はただ真剣に稽古に身を投じました。 「いいぞ、菅沼!では、最後の形のまま体制を維持しろ!」 「押忍っ!」 先輩は師範の指示どおり、気合の声と共に最後の正拳突きの形のままピタリと静止した。鼻息荒く先輩は肩を上下させていましたが、体幹は相変わらず安定していました。こちらに向けられた萎えた男根はいつの間にか皮が完全に被っていて、初めは見栄剥きをしていたことが窺えました。そんな状況でも尚、彼には先輩としてのプライドがあったのだと思います。皮被りの先輩のイチモツはもちろん剥いている時とは印象が全然違いましたが、決して格好悪いとは思いませんでした。むしろ、本来の先輩が見れて僕は嬉しかったです。 もうそろそろ解放されるかと思っていると、横で座っていた師範はいきなり立ち上がり、動かない先輩にずかずかと歩み寄りました。 「お前たちもしっかり見ておけ!しっかりと精神統一をしていれば、ちょっとしたことでは体勢が乱れることはない!たとえば……」 師範は妙に優しい手つきで先輩の脇腹に両手を当て、腰から胸に向けて肌の上をゆっくりと滑らせた。 「こんな風に触れられても――」 そう言いながら、師範は今度は先輩の肉厚な胸を手のひら全体で揉みしだきました。淡い色の両乳首を摘ままれると先輩は顔を一瞬しかめましたが、体はビクともしませんでした。 「――形を崩すことはない。どれだけ体を鍛えようが、精神が伴っていない間は半人前、否、それ以下だ!こいつは元から体には恵まれていたが、心が弱かった。だからこれまでの居残り稽古で徹底的に精神を鍛え上げた。効果はあったか、菅沼?」 「はいっ!師範のおかげで、何事にも動じないようになりました!」 「ほぅ、それは頼もしい。では、これならどうだ……」 師範は菅沼先輩の後ろで膝をつき、丸太のように頑丈そうな脚の間に手を滑り込ませました。すくい上げるように手のひらは先輩のふぐりを鷲掴み、それにはさすがの先輩も動揺を隠せませんでした。 「し、師範?!何を――」 「動くなと言ったはずだ!お前の覚悟はそんなものか?!」 先輩は慌てて崩れかけた体勢を立て直しましたが、師範は依然先輩の睾丸を手中に収めていました。恐る恐る様子を窺っていると師範はそれをコロコロと弄び始め、縮み上がったふぐりは揉まれるほどに皮膚が緩んでいきました。 「どうだ、男の一番の弱点を握られている気分は?」 「はいっ、平気です!自分は師範のことを信頼していますから!」 「……ふんっ、まったくお前は、カワイイやつめ……」 その時の師範はそれまでに見せたことのない優しい表情を浮かべていました。しかしそれでも手は止めず、師範がふぐりを揉み続けていると今度は先輩の方に異変が起こりました。 「いじめられて嬉しいのか?ムスコが悦んでいるぞ」 師範の言葉通り、先輩の男根は徐々に頭を持ち上げ始めていました。僕たちに見られながら先輩は見る見る昂ぶり、イチモツを硬くしていきました。 「も、申し訳ありません!」 「謝る必要はない、金玉も列記とした性感帯だからな。お前のように若くて未経験なら体が反応して当たり前だ……隠さず、本能をさらけ出してみろ」 「お、押忍……」 気まずそうに顔をしかめながらも先輩の勃起は止まらず、竿が質量を増すごとに自然と包皮が剥けていきました。ほぼ直角にいきり立った時には先輩の男根は完全に皮が剥け、つるつるした質感の亀頭は道場の明りを反射していました。張り詰めた裏筋はオスの本能を物語っており、硬く立派になったイチモツは小刻みに上下していました。 「……これが、最後の試練だ」 師範はそう呟くと先輩のふぐりから手を離し、今度は極限まで昂った肉棒を横から握りました。 「し、師範っ?!」 「菅沼!お前の本気を見せてみろ!お前が日本一、いや、世界一になる男だと、証明してみせろ!」 己の肉棒をしごき始める師範に先輩は明らかに戸惑っていましたが、覚悟を決めたように下唇を噛み、抵抗はしませんでした。形を維持した体は硬直しながらも、いきなり開始された刺激に小刻みに震えていました。 「萎える気配はないな、その調子だ……」 「お、押忍っ、んっ……」 皮を剥いたり戻したりするシュッ、シュッという乾いた音が静まり返った道場に広がりました。ブーンという低い空調の音と共にそれは僕の耳に充満し、ありえない光景に僕は眩暈がしそうでした。そして、僕の股間も一丁前に……。 「声を我慢する必要はないぞ、快楽を感じるのは成長の証だ!恥じることはない!」 「はいっ、っっ!」 それでも先輩は僕たちが見ている手前、声を我慢しているようでした。そりゃあそうです、後輩たちに手淫される姿を見られて平気なわけがありません。それでも師範の手は容赦なく速度を増し、先輩は確実に追い詰められていました。 「はぁ、はぁ……師範……」 「なんだ?そろそろ限界か?」 「は、はい……師範の、手を汚すわけには……」 「そんなことは気にするな、精液は汚いものではない。お前のようにウブなら尚更な。思うままに開放して見せろ、しかと見届けてやる」 「――あっ、師範っ……も、もうっ……」 さすがの先輩も絶頂間近では体勢を保てませんでした。若干内股気味に脚を震わせると、先輩は勢いよく精液を前方に飛ばしました。反射的に引けてしまう腰を師範に支えられ、先輩の肉棒は続く手淫にもう何度か精液を発射しました。最初の一発よりも勢いが収まった男汁は竿を伝って震える足元に垂れていき、すり減った畳を白く濡らしました。 「そうだ、それでいい。よく頑張ったな、菅沼……」 師範は名残惜しそうに尿道に沿ってゆっくりと先輩の竿をしごき続けました。興奮と恥ずかしさで息を切らす先輩とは対照的に、師範はとても穏やかな顔をしていたのを覚えています。先輩の男根が元の大きさに戻り、硬さをなくしてから師範はようやくソレから手を離しました。やっと解放された先輩は膝から崩れ落ち、顔を伏せてしまいました。 「菅沼、お前は大したやつだよ。もはや俺ごときがお前に教えられることなど何もない。お前のこれからの活躍を見届けられないのは残念だが、これまでお前を指導できて本当によかった。お前は俺の自慢の弟子だ!これからもがんばれ!」 早々に立ち去る師範の背中を見上げ、先輩はどこか悔しそうに言い放ちました――。 「……今まで、どうもありがとうございました!」 先輩がそう言い終える頃には師範はもう姿を消しており、残された僕と同期たちはどうしようかとお互いの顔を見合わせました。同期の一人が意を決して先輩に声をかけました。 「……あ、あの、先輩、大丈夫ですか?」 「……お前らは、もう帰れ」 先輩は下を向いたまま力無く返事をしました。 「……で、でも――」 「――いいから!」 その時、僕は初めて先輩の怒鳴り声を聞きました。 「……頼むから、今は一人にしてくれ……」 対照的に弱々しく、泣きそうな声で呟く先輩には普段の凛々しさや力強さはありませんでした。僕たちは慌ててぞろぞろと退散しました。 「失礼しましたー!」 最後に振り返った時も先輩はそのまま、床に手をついて俯いていました。道場を後にしながら、僕の胸には罪悪感と興奮が入り混じっていました。静まってくれない己のイチモツを同期たちに見られないようにコソコソしたことを、僕は今でも覚えています。 ~ 師範の最後の言葉の意味を、僕は春休み明けの初稽古で知ることとなりました。その日の稽古には師範や菅沼先輩の姿は見当たりませんでした。 「突然だが、皆にはあまりよくない知らせが二つある。まず、師範はご病気のため現在入院している。師範が戻るまで俺が代わりを務めることになった。いつ退院できるかは分からないので、すまないが師範についてこれ以上は言えることはない」 師範代の急な知らせに僕たちは一気にざわつきました。 「それと、もう一つは決して悪い知らせではないが、菅沼についてだ。知っている者もいると思うが、菅沼は今年度から全国空手連盟に指定強化選手に選出された。それに伴い、今後は全空連の推薦で都内の道場で訓練を受けることになった。これまで何人も全国トップレベルの選手を輩出してきた場所だ――我々としては寂しい気持ちもあるが、これからも菅沼を応援する気持ちは変わらない。知らせはこれで以上!稽古を始めるぞ!」 ちゃんとした別れも言えぬまま、僕はそれっきり菅沼先輩と会うことはありませんでした。それからしばらくして師範も入院中に亡くなってしまい、次に師範の顔を見たのは彼の葬儀の時でした。大学受験が控えていることもあって、僕もその年の夏には道場を去り、それから一度もあの場所には戻っていません。 今ではオリンピックの金メダリストとして世間で名の知れ渡った菅沼先輩ですが、僕の中の先輩はあの日の「特別稽古」のままなんです。なぜ師範は先輩にあんな稽古をつけていたのか、そしてわざわざ僕たちに見せたのか。あれは本当に厳しい鍛錬の一環だったのか、それともただ師範の欲望を満たすためのものだったのか……。今でもテレビやネットニュースで先輩の顔を見かけるたびに、僕は考えずにはいられません。そして、そんな国民的ヒーローの最も無防備で恥ずかしい姿を知っていることを、僕は後ろめたくも得意げに感じてしまいます。 最近先輩と奥さんに三人目の子供が生まれたとネットで見かけました。スポーツ界で名を馳せ、美人な奥さんやカワイイ子供たちに恵まれ、今の彼はきっと幸せだと思います。 どれだけ遠い存在になっても、菅沼先輩は今でも僕の憧れの先輩です。それは今もこれからも、変わることはないと思います。今まで誰にも話せなかったおかしな思い出ですが、最後までお聞きいただきありがとうございました。 〆 最後まで読んでいただきありがとうございました!予定を変更して後編も今月中に投稿しました。空手は完全ににわかなので、おかしな点があったら申し訳ありません……。 今年はスポーツに関する羞恥話を色々と出せればいいなぁ、なんて思ってます。次作もよろしくお願いします!