【2、開幕】男は全員マッパになれ!~アソコで見分ける犯人捜し~
Added 2024-11-09 01:00:00 +0000 UTC前回⤵
【1、プロローグ】男は全員マッパになれ!~アソコで見分ける犯人捜し~

[裏切り者探し:序章] ペンションの宿泊客たちが寝静まった頃、二階の寝室で床につこうとしていた僕は一階からする微かな物音に気づいた。宿泊客がタバコでも吸いに降りたのだろうか?だが、客室の扉が開く音はしていないはず。もしや強盗?まさか、こんな森の奥までわざわざくるわけ……。 管理人として一応確認しなく...
[裏切り者探し:開幕]
「――ちょっ、ちょっといいでしょうか?」
さすがの急すぎる展開に僕は声を上げずにはいられなかった。
「あぁん?なんだよ?!なんか文句あんのか?」
「文句、ではないんですが、あの……少しだけ話を整理させてください。つまりあなた方の仲間内でなにかしらのいざこざがあり、ある特定の人物が現在裏切り者として追われている。その人物がこのペンションに泊まっていると聞きつけ、ここに押し入ってきた。しかし、あなたたちは裏切り者の外見を知らず、わざわざ男性器の特徴で裏切り者をあぶり出そうとしてる……こういうことで間違いないですか?」
「そうだよ!分かりやすく要約させて悪かったな!」
水を差されたリーダーらしき男は鬱陶しそうにナイフを上下に振った。他の客たちは不安そうに僕たちの問答に聞き入っていた。
「あの……その裏切り者の見た目を知らないというのはどういう……?たとえば写真とか、全くないんですか?」
「あのな、俺たちの組織はスゲーデケェんだよ!全員の顔なんて知るわけねぇだろ!しかも、奴は用心深くて、常にマスクを外さなかったらしいし、誰にも写真を撮らせなかった。チンコの情報を流したオンナ曰くヤってる時も顔を見せなかったらしい。――って、なに説明させてんだ?!お前らは俺らの言うとおりにすればいいんだよ!とっとと脱げ!」
もう少しマシなやり方はないのだろうか……ふざけすぎたこの状況に僕はもはや呆れていたが、相手が武器を持っている以上、あまり刺激するのは避けなければ。そもそも宿泊客の中にそんな人物がいること自体信じがたかったが、もし怪しい人物がいるとしたら四号室の志村という男ぐらいだった。単独での宿泊は彼一人だったし、話しかけても彼はあまり自分のことを話したがらなかった。
「あの、息子はまだ高校生なんです。さすがに犯人捜しから外してもらえないですか?」
唐突に言葉を発したのは一号室の市川さんだった。
「高校生?……ふーん、まぁ確かに見るからにガキだな。いいだろう、息子は脱がなくてもいい」
「あ、ありがとうござ――」
「その代わり!お前が今すぐ脱げ。じゃないと息子を脱がす、どうする?ほらっ」
「わ、分かりました!脱ぎますから!」
「父さん……」
息子が心配そうな表情を浮かべる横で、父親の市川さんは少しの躊躇いも見せずに寝巻きのロンティーを脱ぎ始めた。
「そうだよ、それでいいんだよ」
薄い胸毛をこさえた恰幅のいい上半身を露にすると、市川さんは間髪入れずにスウェットパンツを下着ごと一気に下ろした。地べたに座らされている僕からは彼のカワイイ皮被りチンコがトランクスからプルンッと飛び出すのがバッチリと見えた。
「これでいいだろ!息子は免除してくれ!」
口調は勇ましいものの、息子を含む大勢の前ですっぽんぽんになった市川さんは体の横で拳をきつく握り締め、見るからに居心地が悪そうだった。子持ちパパのもっちりしたカラダは毛深く、色白な肌は濃いスネ毛と陰毛をより目立たせていた。緊張のせいか、プラリとぶら下がったちんちんの後ろには縮み上がった立派な金タマが見えた。
「ふっ、聞き分けがよくて結構。ガキのお前はいい、女どもと一緒に見物してろ」
息子のリョウスケくんは目を潜めて僕の横に腰を落とした。僕は少しでも安心させようと息子くんの肩をギュッと掴んだ。
「ほらっ、他の奴等も早くしろ!それとも何か、バレるのが怖くて脱ぎたくないってか?お前らのツレがどうなっても知らないぜ!」
リーダーの男が僕たちの方にナイフを向けると、二号室の双葉さんと三号室の参道くんはあからさまにうろたえた。彼らは妻や彼女とここに泊まっていた。
「脱ぎます!脱ぎますから!」
「僕も脱ぎますから!彼女には手を出さないでください!」
双葉さんと参堂くんが脱ぎ始め、残りの三人――四号室の志村さんと五号室の吾味さんと後藤さん――も従わないわけにもいかなくなってしまった。更衣室じゃあるまいし、僕の前では五人の男達が一斉に場違いな脱衣を始めた。不謹慎だと思いつつも、僕はその赤裸々な光景に胸の高鳴りが抑えられなかった。
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≪裏切り者は誰だ?!≫
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? 市川キョウスケ
? 双葉イチロウ
? 参堂カズヤ
? 志村カンタ
? 吾味ケンゴ
? 後藤コウジ
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→候補者計6名……。
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[三号室、カップルの事情]
私、蓮見ユキには誰にも言えない秘密がある。家族にも友人にも、ましてや彼氏にも言えないその趣味――それは男性器そのもの。恥ずかしながら、私は男性のおちんちんが好き好きで仕方がないのだ。
きっかけは身に覚えがあった。高校生の頃、初めての彼氏とエッチをしようとベッドで服を脱いだ時の事だった。その時私は人生で初めて男のコのアソコを裸眼で見た。緊張して全然勃たない彼氏のおちんちんが小さくて、堪らなく可愛くて、私のおちんちん癖に火をつけた。勃起しない代わりに隅々までおちんちんとタマタマを見せてもらい、照れくさそうにそんな私を眺める彼氏の視線すらも私の興奮を煽った。結局その時はエッチをせずに終わったが、私はすでにおちんちんの魅力に心を奪われていた。
「見てよユキちゃん、裏庭めっちゃ広いよ!後で散歩してみようよ」
「本当だー!じゃあ荷物片付けたら行ってみよっか」
大学の休みを使って私は彼氏の参道カズヤ君と一緒に山中のペンションに泊まりに来ていた。そこまでハイキングに興味はなかったが、付き合い始めて三か月記念での泊りがけの旅行は素直に嬉しかった。そして、そろそろ私はある期待を隠しきれなくなっていた。
「ん?どうしたの?」
私がカズヤくんに体を寄せて手を繋ぐと、彼はきょとんとするだけでいつもと変わらない様子だった。
「別にー……」
付き合い始めてもう三か月、奥手な彼は全然私に手を出そうとしないのだった。キスですらほんの数回しかしてないし、このペースじゃあ一年たってもエッチなんて無理そうだ。いくら付き合うのが初めて――つまり童貞――だからって、さすがの私も我慢の限界だよ……。
私は早くカズヤくんのおちんちんが見たい!触りたい!気持ちよくしてあげたい!
この旅行中に私は何が何でもカズヤくんのおちんちんをこの目に焼き付けて、その感触を確認する!痴女上等――蓮見ユキ、成果なしには帰還できない!ミッションを必ず完遂することをここに誓います!
[五号室、先輩後輩の事情]
「おー、結構広いな。後藤はどっちのベッドがいい?」
「吾味先輩が好きな方選んでくださいよ、運転とかまかせっきりだし」
「そんなの気にしなくていいって。じゃあ、せっかくだし窓際貰おうかな。おー、ベッドもデケー!」
背中からベッドにダイブする先輩を俺は微笑ましく眺めた。仕事場では無口な先輩の和らいだ表情を見れるだけで俺の口元は緩みっぱなしだった。まさか先輩も大学の頃に山岳部に入っていたとは――偶然発覚したその事実のおかげで俺は憧れの先輩と山奥のペンションに泊まりに来ていた。これまでも仕事場の先輩後輩として俺たちの関係は良好だったが、先輩からサシで旅行に誘われたのは予想外だった。舞い上がって二つ返事でついて来てしまったが、よりにもよって俺なんかでよかったのだろうか?
中坊の頃にも憧れの先輩がいた。部活で仲の良かったその先輩が卒業間近にいきなりキスをしてきた時、俺の中でそれまで理解できていなかった様々な感情が全て腑に落ちた。それからその先輩と再び会うことはなかったが、今でもあの時の事は鮮明に覚えている。
二十代後半にもなって中坊の頃の思い出と仕事場の先輩を重ねてしまうなんて、我ながらロマンチストが過ぎると自覚していた。でも、もし先輩も俺と同じ風に思っているなら、もしかしたら――。
「おーい、ボーっとしてどうした?腹でも減ってるのか?おやつも持ってきてるぞー」
「あっ、すいません。って、そのお菓子、トレッキング中に食べる奴ですよね」
「ちょっとぐらいいいだろ?せんべいうまいぞ」
俺はボリボリと無邪気におやつを貪る先輩を見てつい笑みが漏れてしまった。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
「おうよ」
俺たちは二人でもぐもぐしながら、次の日のルート確認をした。そうだ、こうして仲良くできているだけで幸せなのに、これ以上を望む必要なんてないじゃないか。中坊の頃の思い出は思い出のままで、眠らせてやるべきなんだ。それにわざわざ先輩を巻き込むのは俺のワガママだ。
この旅行を経て、俺は先輩に抱いている恋情に終止符を打つ。それがお互いにとって一番いいに違いない。
〆
つづき⤵
【3、第一ラウンド】男は全員マッパになれ!~アソコで見分ける犯人捜し~
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