倒したはずの魔王を全員の力でもう一度封印する話 -- ■狂化 思考を抑制して戦闘能力をあげる技法。 『穢れ』は意識に由来するので、狂化戦士は対策になりうる。 とはいえ狂化しても意識や人格を完全に失うわけではないので、完全な対策とは言えない。 ■どうやってこんなに早く 走った。 ■異界 境界とは異なり、実在しない世界に意識を引きずり込む…共有する夢を見せるような呪い。 極めて抵抗されやすく、本人の言うようにティテトが万全ならばまず効かない。 夢なので、思いつくことはだいたいなんでもできる。 ■呪いを斬る剣 剣そのものが特殊なのではなく、トネリーの先天的な能力に近い。 起動に時間がかかるのが欠点(ティテトが拘束で『時間稼ぎ』したのはこれのため)。 この剣がどこまでの呪いを斬れるのかは、魔王どころかトネリーにとっても曖昧で未知数。 ■中で魔力を練ってやがった アンリの意識はずっと沈んでいたが、境界が破壊されたあたりで覚醒している。 前話でティテトが魔力同調していること、犯されながら内部に魔力を送り込んで刺激していたこと、境界破壊の衝撃など、さまざまな要因が重なって目覚めた。 目覚めて以後は表層にあがらず、機が来るのを信じてひたすら魔力を練り続けた。 トネリーの一撃で死呪が綻んだのをきっかけに、とうとう封印に成功する。 ■アトリ 賢くて、優しくて、かわいい、トネリーとアンリの一人娘。 正真正銘ふたりの子どもであり、能力も才能も受け継いでいる。 意識はずっと残っていたが、父を自らの手で殺し、母を自らの手で穢し、自身の精神も魔王の凌辱に晒され、発狂した。 ■魔王 「子宮に魂のかけらを切り分ける」という方法はほとんど賭けのようなもので、最後の悪あがきに近い。アトリの肉体に魔王の魂がもぐりこめたのは奇跡だった。 アトリの肉体を器に復活した魔王は、その後平和な世界を悠々とめぐり、悲劇と絶望を量産していく。勇者パーティの一員だったティテトとアパをはじめ、数多の人間が魔王に挑み、敗れていった。 遠いいつかの日に討伐されるまで、魔王は穢れをふりまきつづける。 -- 完結~。思ったより長くかかりましたね。 毎月ネタ考えるの大変だから、ちょっと長い、好きなやつやるか~と思ってはじめた作品でしたが、好きなやつなのでちょう楽しかったです。こんなに長くなるとは思わなかったけど… 来月からは通常運転です。しばらくskebとかのリクエスト作品がつづくかも。
Don Quijote K
2025-07-01 02:25:10 +0000 UTC