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フカミオトハ
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「彼方への落下」雑記

2025年4月skeb初出。作品はこちら

SFホラー。「エイリアン」みたいな作品がイメージされますね。

性癖ジャンルを除けばSFは世界一好きなジャンルのひとつなので、ウッッッッッキウキで書きました。いつもウキウキで書いてんな。


■洗脳として

ジャンルとしては憑依でも寄生でもなく洗脳が最も近いと思います。

ぼくは洗脳も好きで、大昔はそっち系のweb小説もよく読んでた(というか逆に憑依ものとかTSFはほとんど読んでなかった)ので、楽しく書けました。

少しずつ狂っていく様子とか、もっとネットリ描写できたらより良かったかも。

悪意や性欲のために洗脳するのも好きですが、こういう異生物が本能的に洗脳するのも好きです。全く別のエロさがあると思います。


■SFとして

設定は比較的オーソドックスで、独自の部分はあまりないと思います。現実から地続きのSFって感じ。まあ、トンデモもあるけど…

SFで最も大切なもののひとつに空気感の形成があると思っていて、そのためにエーテルの描写はちゃんとしようと決めてました。うまくいったかはわからぬ。

書いててはじめて気づきましたが、無重力セックスはめちゃくちゃエッチですね。めっちゃくちゃエッチだと思います

逆に、ギフトの設定は本当にむちゃくちゃやってます。いくらなんでもやりすぎだろってくらいやってますね。いくらなんでもやりすぎか…?

弱点がないわけではなく、ナージャの考案した「電磁波を使ったコミュニケーション」はかなり有効ですし(知能を得るまでは)、「真空でも生存できる」と「真空でも活動できる」はイコールじゃないので、実は対抗手段も最後まで残っていたとは思います。


■物語として

アカネが最後に裏切る(裏切っていたことがわかる)のは最初のプロットの時点で決まってましたが、どういうふうにそれを展開させるかはかなり悩みました。やはりうまくいったかはわからぬ。小説、なにもわからぬ…

結局最後のひとりだったナージャは、最初はナチュラル狂人としてデザインしたつもりでした。でも意外と真っ当なキャラクターになりましたね。最後の彼女が「正気」を保っているかはぼくにもわかりません。正気ってなんだ?

でも、その知的好奇心を失わなかったのは確かです。

船内で最も優秀なのは間違いなくエステルで、エステルさえいれば最後まで勝利の可能性もあったと思います。残念な結果だけど、まあ、おねえちゃんと幸せになってくれ。

最後に世界中に散らばろうみたいな話をしてますが、実際キャロルとエステルは一緒に行動してると思います。このへん、正気のありかは本当に不明ですね。ギフトになにもかも乗っ取られる…というわけでもないと思います。

その後人類がどうなったかはわかりませんが、ぼんやり全滅も共存もしてないんじゃないかな~と思ってます。


■おわり

筒井康隆、星新一、海外SF…青春のころにこのへんを好んでいたので、マジで楽しい依頼でした。こういうの来ると思ってなかったので「な、なぜSF好きと知っている!?」くらいの感情まであります。昔は毎週SFショート書いてたりしてた…

好きなことも、やったことないことも、色々やっていきたいですね。

ではまた。


Comments

星新一良いですよね、謎な装置が醸し出す独特な近未来っぽさとか、色んなネタのお話をテンポよく読めたりとかがすごい好きでした。

kui827


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