オセの森と並んで語られるのが「永遠の樹」…エルフの集落だ。
エルフは不死種と呼ばれるほど長く生き、やがて精霊と同化するという。存在からして他の生命とは別物だ。
それ故に傲慢で、オレたちを見下している。
集落の手前で出会ったのは番人らしきエルフだった。
年齢が見えない…寿命という概念がないからだろうか(だとしても年齢はあるはずだが)。
シスター相手に憑依した時は加護で抵抗された。エルフは精霊に近しく、精霊は神の子だ。加えてエルフは絶大な魔力を持っている…
緊張するが、このために片っ端からオセの女に憑依してレベルをあげてきた。
さらに、森にはそのオセたちを控えさせている…実践あるのみ!
抵抗は想像以上だったが、そのためにオセを連れてきたのだ。
エルフには及ばないが高い魔力を持つ獣人たちによって抵抗を抑えつけ、どうにか【憑依】に成功した。
いずれ精霊に到達する高次生命のカラダを、欲望のままにできるのだ…!
手はじめにオセの男とセックスすることにした。
オセの女に憑依しまくっていた時に、男とのセックスは体験済だ。最初こそ抵抗があったが、慣れてしまえば肉バイブみたいなものだ。
オセは獣人…古くは穢れの象徴とされていた者たち。エルフとは対局ともいえる。
高慢なこいつらにとっては屈辱だろうな。
そして穢れという概念はどうやら偏見でもないらしい。
いや…あるいは、オセではなくオレこそが『穢れ』なのか。
カラダの表面を汚濁が這いずる悪寒は、同時に細胞ひとつひとつが疼くような快感を伴っている。
白く透き通る肌が黒く染まっていく――魂が堕ちるのを証明するように。
精神を【汚染】し【憑依】が終了する頃には…
エルフの肌は闇色に染まり、その魔力すらもすっかり変わり果ててしまった。
ダークエルフ…全ての加護を打ち消す反転精霊。実物を見るのははじめてだ。
エルフの制圧を命じたが、何を考えたのかダークエルフは森を焼いてしまった。
加護を打ち消され、森を焼かれたエルフたちをオセに襲わせる。予定とは少し違ったが、まあ、こういうやり方もいいだろう。
かくしてオレはオセとエルフを手に入れた。
半ば精霊のエルフを相手にしたからか、【スキル】のレベルも一気にあがった。
優れた身体能力を持つオセの一団がいれば大抵の相手は制圧できる。
高い魔力と反精霊の力があるダークエルフで全ての加護を無視できる。
もういない。オレを止められるやつは、どこにも…!
聖女でさえも!
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おまけ