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みともり@ゲーマー絵描き
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音ゲーにおける対戦という概念

ポップン新作、ついに(?)ネット対戦が解禁されたそうですが情報がほとんど流れてこないため、そもそもプレイヤーいるんかいなと思いつつ過去のことを思い出しながら駄文


もともとゲームセンターの音ゲーは当時は競い合う要素はスコアとクリアぐらいしか存在せず、それさえも過去の自分を乗り越えることが楽しいというストイックなソロゲーでもありました

しかし、ビートマニアやDDR、ポップンなどの流行により大量の音ゲーマーが生まれ、そこには様々な価値観が生まれ、競い合うことは必然となっていきました

より高いスコアを目指すスコアアタック、クリアゲージを上げより高い難易度を攻略するクリアラー、当時の観客へのアピールを意識するパフォーマーなど

これらはどれも素晴らしいもので、優劣をつけるものではありません


しかし、人が集まれば「誰が一番すごいか」を知りたくなるのも人の常

自分の知る中ではポップンやビートマニアのコースモードやインターネットランキング、弐寺の段位認定などが公式で発表された明確な「優劣」の基準だと覚えています

これらは己を高めるための基準としても面白いのですが、はっきりと他人を意識したプレイを要するようになりました

そして、これらは基本的に何度でも挑戦可能であり、少しずつ上達していく達成感が確かにありました


実はこの間にバストアムーブやポップンなどに、今で言う店内対戦的な対戦モードは実装されていましたが、それほど盛り上がってはいませんでした

(更に突っ込むなら5鍵の二人用モードはどちらがスコアが高いかはハッキリとリザルトに出ましたが)


この頃は外部磁気カードなどによるデータ保存なども存在せず、リアルタイムで優劣をつけるには店舗の大会での一発勝負が基本であり、これは観客などの高揚感もあり、まさにドラマティックでした

ミスプレイが許されない緊張感は普段のやりこみがはっきりと出るからこそ、優勝者は敬意の念で見られる栄誉でした


しかし店舗大会などは当然いつでも出来るものではなく、特に地方のプレイヤーにとっては死活問題でもあり、だからこそ遠征なども強い意味を持ちました


ここで革命を起こしたのが、知る限りではポップンミュージック12(いろは)のネット対戦モード


磁気カードによる戦歴の保存、自分の技量によるレーティング的な部屋分け、そしてお邪魔攻撃とセッティングという戦略、リアルタイムによる一発勝負と言う…今考えてもeスポーツ的な音ゲーの先駆けだったことは確かだと思います


当時はお邪魔のバランスもとても酷く、部屋分けも人口の推移によるバランスの悪さなども問題でしたが、それさえもゲーム性の一つとして、様々なプレイヤーが試行錯誤で挑戦し、大会ではない一発勝負の高揚感をいつでも味わえるという素晴らしいものでした


しかし、お邪魔と言う要素が「自分との戦いだった」音ゲー、ポップンにおいては邪道とされ多くのプレイヤーに排斥されていたのも事実です


ここでの問題は、戦いの多様性をプレイヤーレベル、そして後期においては公式レベルで棲み分けを強要されたことです


時代は流れ現在は多くの音ゲーに段位認定やレーティングが実装され、具体的な技量を目視で判断することが可能となりました

しかし、これらの多くはあくまで名誉であり、プレイヤー同士でのマウンティングに使われていたのも記憶に新しいです

このレーティング的な称号は名誉ではありますが、それは人間性の証明ではないです

しかし、それを混同する単一的な価値観を持つ音ゲーマーは未だ多いです


スマホやネットの進化により、今はスマホ音ゲーにも協力や対戦の要素がついたものが増えました

バンドリだと協力ライブがまさにそれで、これはプレイヤー間の連携などを高めるには非常に面白い要素であり、参加することでより良い素材などを得ることが可能になるため、推しキャラを育てるには避けては通れない道となります


ただ、ここでもランキングという要素が興味深いものとなります

バンドリやデレステはキャラゲーでもあるため、全く同じ判定を出した場合はよりキャラや環境を育て、プレイを重ねたものがランキング上位に乗ることになります

このランクとは「なんの格付けなのか」を考えると、非常に興味深いものとなります

キャラクターへの愛なのか、やりこみの証明なのか、少なくとも一発勝負のそれではなく…駆け引きの要素はあまり存在しません


音ゲーの対戦は非常に考えるところが多く、自分は「アスリート」のそれが本来のものだったと思っています

マラソンや中距離走のように、一人でも走り続け、より良い結果を残すもの


大会のそれはその証明であり、インターネットランキングは最高の結果だけが反映されるもの

これはこれで良いものですが、最近のeスポーツなどの登録タイトルを見ると「駆け引き」の存在は極めて重要となっています

ぼくはそれも好きですが、それの存在しない音ゲーをeスポーツに出来ないというのは正直疑問も残っています

また、課金額でキャラ育成ビンタのそれは、いくら好きであってもスポーツとしては成立はしないと思います


ゲームセンターの音ゲーは現在天下一音ゲーとKACなどで大きな大会は行われていますが、まだまだ競技としては実は世界的には浸透していないと思います


また、やはりポップンのネット対戦やDJMAXのような、他人に弾丸を撃ち合う駆け引きの音ゲーバトルもまたやってみたいものですが、今はそういうのは主流ではないどころか、ほとんど存在しないのは寂しいところではあります

音ゲーにおける対戦という概念

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