夢を見た
体育教師
もしくはインストラクター
30代くらいの筋肉質の男の人が目の前にいて
僕は彼と一緒に体操しているみたいだ
彼は言った
「こうやって腕を上げると
心臓がある箱が動くのがわかるでしょう」
彼はゆっくりと身体を移動させていく
「肉体のセンスを感じてください」
なんとなく彼の言葉には変なところがあったけど
それは彼自身の経験に根ざした実際的な言葉のようだった
普通に面白いのでもうすこし聞いてみたい気分だったが、意識が途切れた
僕の意識はテレビのチャンネルを変えるように切り替わる
そして学校のようなところにいた
階段の踊り場だ
おそろしく薄暗い
廃病院のようなうらぶれ具合だ
なのに上の階から人の声が響いている
どことなく動物じみていて、なんとなく不吉だった
目の前に友達らしき奴がいた
彼は自分を見て驚いているようだった
目が光り、軽く口が開いている
よく見ると彼は全体的に透明度が高く
なんか汚れてるし血に塗れてるようで
あ、こいつすでに死んでるんじゃね?とおもった
僕は彼について行って
教室のようなところに行った
そこには何十人もの子どもたちがいた
はしゃいでいた。うるさかった
室内は暗く、ろくに光も差し込んでいない
巨大な編み込まれたカーテンの残骸なようなものが窓をおおっていた
色褪せた奇妙な花柄がうねるように一面を覆った、気が滅入るような代物だった
僕は引きちぎるようにそれをひっぱり、外の景色をさらけようとした
こんな環境に自分がいることが耐えられなかったんだ
だが現れたのは奇怪な模様が描かれた壁のようなもので、さらに気分が落ち込んだ
僕は逃げるように教室をあとにしようとしたけど
子どもに服のすそを掴まれて
そのまま組み伏せられてしまう
子どもの顔は醜悪で、歪んだ笑みを浮かべていて、体の重みが不快だった
僕は這いつくばり、取り囲まれ、淀んだ空間のなかで、嘲笑に浸されていた
こいつにスリーパーホールドを仕掛けよう
そしてこの狂った世界から脱出するんだ
そう思ったところで目が覚めた
コーヒーを飲んで文章を書く
運動不足かもしれないと思った
今日は休みだ
自転車に乗ってどこかに行こうと、僕は思った