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緑魔の餌食

 散らばる骨にも名はあった。  これは光の勇者クロード一行が、訪れる前の話。惑星エクスペルのラクール大陸の南方に位置する町で、エクスペル唯一の大学であるラクール・アカデミーが所在する学術都市である。近隣に薬草が自生するリンガの聖地があるため、薬屋も多く存在する。その奥地には貴重な薬草も自生していた。しかし最近は魔物の活性化により、危険となり人が近づかなくなった。  しかし前述した魔物の活性化により激化。ラークル前線基地の物資を確保する為、冒険者に大量の薬草を採取する依頼が急増していた。   「薄気味悪りぃ、さっさと済ましちまうぜ」  褐色肌を持つフェルプールの少女が、尻尾を揺らし不満を露わにする。よりネコ科に近い先祖返りを起こしている彼女は、身軽さを活かすべく簡単な鎧を急所に纏う。双剣で辺りの蔦を払いながら進む。 「うん、怪我してるヒトたくさん居るだろうし!」  ぴょこぴょこと猫耳を跳ねさせる同じくフェルプールの少年。長いローブに、身の丈程の杖を持つ。まだ見習いの紋章使いである。 「アル〜そういうこっちゃねーんだよ」 「わわ、ぐりぐりしないでよ〜ルアーねえさん」 「まあまあ。それより、ジャムを。疲労が取れます」 「ありがと、ソア。気ぃ利くわね」  短髪の少女がルアーと呼ばれた少女を諌める。腰に括り付けた大量のポーチから瓶を取り出す。  この世界に置けるジャムは医療品である。果物に、薬草を混ぜたモノだ。ソアは腕の良い薬師であった。 「うん、うまい。なぁアルもガイナードも回復出来る紋章術はないワケ?」 「あのな?アカデミーで習わなかったか?回復なんて都合の良い紋章術なんてないぜ。光の勇者並みに御伽噺だ」  ガイナードはアカデミーでも優秀な紋章戦士である。剣も然ることながら、紋章使いとしても優秀である。 「分かってるよ。言ってみただけだ。ほら、アルも食っとけ」 「ええー?食べかけぇ?」 「さて、さっくり終わらせて報酬貰うぞ」  前衛は双剣使いのルアと紋章剣士のガイナード。後衛は薬師ソア、見習い紋章術師のアル。中級冒険者パーティーであった。 「おっとお出ましか」  暗がりからゴブリンが現れる。後衛には、老人のような紋章術師も居た。獰猛な肉食獣のように牙を剥き出しルアが笑う。 「10秒だ」 「カウントダウンするか?」 「ご勝手に」  ルアが双剣を引き抜く。ゆっくりと呼吸を整える。そして跳ぶ。猫のように。 「3」  フェルプールの血が濃い彼女は、非常に瞬発力があった。 「4」  一番手前に居たゴブリンは接近にすら気づかない。その首筋を右の刃が撫でる。 「5」  血が噴き出し、ようやく気づく。二体目が剣をやっと構えると共に、左の刃が逆袈裟斬りにする。 「6」  慌ててゴブリンが棍棒を振る。それを上体を逸して躱し、その勢いでサマーソルトキックで顎を蹴り上げる。鉄板を仕込んだブーツにより首の骨を折った。 「8」  後衛の紋章術師が詠唱を始める。 「9」  詠唱が終わり、紋章術が放たれる。 「10」  その寸前に刃が紋章術師の喉笛を切り裂いていた。 「流石だな」 「とーぜんだろ♪」  ルアは朗らかに笑った。 「この辺りはかなり薬草が多い」 「全部雑草にしか見えん」 「これは奇麗だし薬草だろ!」 「トリカブトですね、呑んだら死にます」 「ひぇ!」  彼らの任務は医薬品の確保。既に薬師のカバンにはかなりの薬草が詰まる。 「どうだ、ソア」 「これだけあれば。ただリザレクトボトルなどを作るとなると」  リンガの聖地奥。ぽっかりと空いた洞穴がパーティの目の前で口を開ける。 「お、奥まで行くの?く、薬屋のおじさんも奥はやめとけって……」 「なにいってんだよ?アル。報酬見たか?リザレクトボトル一本で何フィルになると思ってるんだよ!」 「うーむ、しかしですね」 「ルアの剣技、オレの紋章術技あれば楽勝だろう。現に今まで苦戦したことはない」  意見が別れたが、結局は進むことに。洞穴内は薄暗く、蔦が更に生茂る。 「邪魔だなぁ……おい、ファイヤーボルトで焼き払えよ!」 「あ、うん。『火の精よ……』わぷ!」 「アル、オレらまで丸焼きだ。ルア冗談は寄せ」 「ちぇー?おっ!やっと開けた場所に出るな」  ようやく狭い洞穴を抜けると、吹き抜けに出る。崩れた天井から日が挿し込み、様々な植物が生茂る。 「凄いな……ん……?お、おい!アレを見ろ!」  ルアが指した方向には、巨大な植物の塊。その中に誰かが捕らえられた。 『た、たすけてぇ……』  捕らえられた居た少女は、か細い声で助けを求める。辺りに彼女の持っていたであろう籠が落ちていた。薬草を取りに来て捕らえられたか。 「今、助ける!」  ルアが飛び出し、双剣を抜く。わずかに遅れてガイナードも向う。しかし、ガイナードは気づく。辺に散らばる大型動物の骨に。 「ま、まて!ルア!なにか変だ!」 「はぁ!?なにいってるんだよ!早く助けねーと!」  しかしルアは聞く耳を持たない。根がお人好し過ぎたのだ。ガイナードは必死に追いかけるが、フェルプールの足には敵わない。 「よし、今、蔦を解いて」 『あ、ありがとう……ありがとうおバカさん♡』 「え?」  囚われていた少女が、近づいてきたルアの首筋に噛み付く。 「がっ!?ごえ……」 「ルアー!!」 『ん、不味くはないわね』  ある程度吸血すると、ルアを蔦で放り投げる。ルアはぐったりとして動かない。 「一体なにが……これは!?」 「ねえさん!しっかり」  遅れてきた二人は状況を理解出来ず、固まる。するとエリア全体の蔦が蠕き、出口を塞いでしまう。 『あらぁ獲物が3匹♡』 「二人共ルアを頼む。オレがやる」  背中の剣を抜き構えるガイナード。それを見て少女は本性を晒す。美しい深緑の裸体、その下半身は食中植物に繋がり、くぱりと開く。 「モンスター!?」 『そ、私は緑魔。ふふ、後は貴方さえ倒せば余裕みたいね。男ってマズイのよねー……死になさい』  冷酷に告げると大量の蔦がガイナードに襲い来る。 「火の精霊よ、我を囲む壁となれ!フレイムサークル」  剣を振るい、蔦を切り落とし、その間に詠唱を済ませる。炎がガイナードの周りを囲み、蔦を焼き尽くす。 『う、うそ!?紋章剣士……!?しかも意外に強い!』 「お前は意外に弱いな。さて」 『な、なら、来なさい!ウサちゃんたち!』  緑魔の支配化にあるウサギ型のモンスターが植物の影から現れる。後ろ足に刃を持つ危険な首刈り兎。  ガイナードは風の紋章を剣に刻む。風の精霊が剣に集まる。 「ソニックセイバー!」  濃縮された風の精霊が解き放たれ、刃となりウサギ達を真っ二つにする。近づいてきた二匹も剣で冷静に斬り倒す。正面に迫る兎の喉笛切り裂き、二体目の後ろ足の刃を受け止める。返す刃で頭から両断する。 『ギキ……』  死角からの強襲。ガイナードの反応は早く、銀の軌跡が兎の両足を切り落とす。しかし、本命は二体目。ガイナードの首に後ろ足がかかろうとした瞬間、 「ファイヤーボルト!」  甲高い声と共に放たれた火球が、兎を焼き尽くした。アルの援護だ。 「助かったよ、ナイスだアル」 『まままま!まって!まってよ!?話聞いて!ね?ね?』  さっきとは打って変わり命乞いを始める緑魔。 「ふざけるなよ。オレの仲間を襲って」 『ち、ちょっとしたスキンシップよぉ?ほら、無事でしょ?』  ちらりとルアを介抱する2人を見る。すると 「大丈夫!息はあります。軽い貧血のようです」 「良かった、おねえさん……」  ガイナードは内心ホッとする。 「だが、お前を見逃す理由にはならん」 『人間はもう襲わない!襲わないからぁ!』 「騙し討ちする奴を信用出来るか!」 『う、ううう!わ、分かったわ!このおっぱい好きにしていいわ!』  たゆんと大きな乳房を揺らす緑魔。花の香りも相まってくらりとする。ガイナードの脳裏に邪な考えが宿る。しかし、頭を振る。 「だめだ。モンスターは倒さないと!」 『ほら、おちんちん挟んでぇ……ぱふぱふしてあげるわよ』 「ぅ……駄目だ」 『うう、わかったわ、観念したわ。殺す前に好きになさいよ……モンスターでも女の子なの。一思いにね』  覚悟を決めたように目を閉じる緑魔。ガイナードにわずかな躊躇が生まれる。 『やっぱり優しいのね……感動しちゃった』 「え?」  いつの間に背後にルアが立っていた。そしてその双剣は、 「が……」 『アンタのバカさ加減にねぇ♡きゃあははははははは!!』  ガイナードを背中から貫いていた。肺と心臓を貫き、血が溢れ出す。声をあげようとするが、血に気泡が起きるばかり。それでもなんとか声を搾りだす。 「る…………あ?」  ガイナードの脳裏に何故か一昔前の記憶が流れ出す。 「なぁガイナード。アカデミー卒業したらどうすんの」 「学者にはならん。お前らについてくさ」 「主席だろ!勿体無いなぁ。ま、そんなお前が好きなんだけどな」 「お、おい。それって」 「好きだぜ、ガイナード」  走馬灯のように情景が流れた。ただの友達から恋人になった時を、憎まれ口をたたき合いながらも、深く求め合った時も。 「な……ぜ?」  ガイナードの愛するルア。彼女はガイナードの見たことの無い、淫靡な笑顔を浮かべていた。 「る………」  その瞬間、無慈悲な双つの刃が交差しガイナードの首を切断した。血が噴き出し、倒れ込むガイナード。彼の生首は驚愕と絶望に彩られ静止していた。ルアを止められなかった薬師ソアは頭を抱える。 「ね、ねえさん」  アルはまだ現実を受け入れられず呆然とする。 「あ、ははははは!きゃははははははっひひっひひひひ!!やったぁ♡やりましたぁ♡クソ男を殺しましたよっ♡あははははっ!!緑魔さまぁ♡ねぇ♡ほめてほめてぇ♡」  ガイナードの首を持って、目をハートにして緑魔に縋り付くルア。その顔にかつての精悍な眼差しは無く、快楽を求める雌と化していた。なんの躊躇なくガイナードに首を緑魔に差し出した。 『ご苦労さま、あーん』  ガイナードの生首を呑み込む緑魔。不味そうに顔を歪める。 『げぇえううふ♡』 「あ、ああああ♡緑魔さまぁ♡もっともっとぉ♡アタシをよごしてっ♡』  緑魔に吸血されたルアは、今や完全に奴隷と化していた。 『お腹空いたわ。こんなマズイのより、そっちの短髪の方連れて来なさい』 『はぁーい♡緑魔様♡』  ルアはソアの首根っこを捕まえ、緑魔の所に連れて行く。薬師の彼女に抗う術などなかった。 「は、離しなさい!ルア!正気に……た、助けて!アル!」  アルは呆然とソレを眺める。本来なら紋章術で焼き払うだけの魔力は持つ。しかし、あまりの状況に理解が追いつかない。 『お腹ペコペコだわぁ♡いただきまぁす♡』 「い、いやああああ!?」  緑魔が口を大きく開き、ソアを頭から丸呑みにしていく。華奢でスレンダーなソアの身体は、柔らかく柔軟な緑魔の喉を通っていく。やがて、頭が緑の肉壁に包まれていき、強烈な甘い臭いと、酸の臭いに鼻を貫かれる。 「出してくださ……あああ!!」  ごきゅん!ごきゅん!ごっくん……!!  緑魔の口からはみ出し、バタバタ暴れる足を一気に呑み込む。一層大きな音を立て、ごっくんとソアは緑魔に丸呑みされた。 『はぁ♡おいしかったぁ♡げぇえううふ!』  ボテっと膨らむ腹を撫でながら、下品にゲップする緑魔。時折人型に膨らんだ腹が蠕き、顔や手足が浮かぶ。しかし、緑魔はゲップをするだけでなんのダメージも与えられない。それを嗅いでルアは秘部から愛液を垂らす。 「ソアおねえさん……食べられちゃった……」 『ほら、ボウヤもいらっしゃい?アタシ男はキライだけど、男の子は好きよぉ?』 「ね、ねえさんやめて……!や、やだぁ!!ひゃああ』  服をルアに引き裂かれて、裸にされるアル。精通もまだの少年は恐怖で勃起していた。 『うふふ、ほぅら♡気持ちよくしてアゲル』 「ひぃあああ!?な、なにこれぇ?」  緑魔の豊満な胸に挟まれ、じっくり肉棒を圧迫する。 「んっ♡や、やめっひゃうっ?!な、なにか出るっ…出るぅっ!」  初めてのパイズリの感触に、すぐに谷間に射精してしまう。アルは倦怠感と、罪悪感に襲われる。 「うふ♡精通おめでとう♡あら、なかなかの魔力ね、呑んじゃうのは惜しいわね?ごえううぷ!!」  モゴモゴと動いていた緑魔の腹が、大人しくなる。胃袋の中のソアは殆ど消化されつつあった。緑色の肉壁の中で、引っ込み思案同士で仲良くなったアルの顔を思い出し、消化された。 「んああああ♡」 「あらぁ?お友達の溶けるくっさいゲップで勃起してるのぉ?素質もあるわね。じゃあ」  緑魔の下半身の植物が口を開く。蔦が全身に絡みつき、下半身から咥えていく。 「ううう♡……ひっ!?」  やがてアルは全身を緑魔の下半身に呑まれてしまった。 「あれ……ここは……んむううう♡」  アルの目の前には緑魔の、植物で隠れていた臀部があった。両手両腕は植物にとりこまれていた。下半身には様々な、搾精触手が這い回る。ここは緑魔の下半身の中、彼は生体ユニットとして魔力タンクとなるのだ。 『さて、いっぱい嗅いで♡いっぱい射精するのよ?お友達がオナラになって、溜まってる♡』  緑魔の肛門が蠢く。ぷくりと華開き肛門が盛り上がり、 『あん♡』  ブウウウゥゥ!!ブスうううう!! 「〜〜〜〜!!」 『ぐりぐり♡ほうら、クッサイ屁ぇ♡嗅いでチンポお勃ってなさい!』  花粉や養分を含む緑魔のオナラ。最早嗅ぐ以外の選択はない。悪臭の中に快感が湧き上がる。 『ちんぽおっ勃ててるマゾムシちゃん♡ほら、ケツ穴見ろ♡ブウウウゥゥって仲間がオナラにされて、それを嗅いで勃起♡みっじめなガキ♡』 ブボォォ!!ぶすうう!! 「んんっ♡んっ、んっ…ああっ!!でたっ…でたのにぃ…まだっ止まんないっ!イッちゃう…イッちゃう…!きもちいいよぉ…♡♡んんっ!あっ♡あっ♡」  ばぐん♡肉棒に搾精触手が吸い付きびゅるるる♡と魔力を含む精液を搾り取る。 『お腹空いた?そうよね、じゃああげるよっ♡ん♡でっかいの出そう♪大丈夫よ、そのオナラも今から出すうんちも、もとは可愛いお友達だったんだから♡ソアちゃんだったわねぇ?ぁんきたきた♡』 「うそ、や、やめ……」  みちみちと肛門が異常に膨らみ、中から茶色い物体が見える。口を開けさせらるアル。 『あ♡でりゅうう♡うんちがケツ穴刺激してりゅうう♡」』  みちちちち♡ぶっというんちがアルの口に流し込まれる。凄まじい悪臭を纏ったそれを無理矢理飲まされていく。 「げほ!げほ……こんなの」 『おかわりよぉ♡』  ぶりゅるるるる♡ごきゅごきゅ…… 『ふう、すっきりしたわ。さぁ、お尻を舐めなさい♡綺麗にするのよ……』 『いひひ……あははは、緑魔さまぁ……』  排泄物と化した仲間を呑まされ、アルは完全に心壊した。ひたすら尻の臭いと、放屁の悪臭でイかされ搾られる。ヒューマンでフェルプールでもない。単なる生体ユニット。 『あん、上手よ、奥まで舌を挿れなさい♡』 『ん、ぺろぺろ……』 『うふふ、ご褒美よ♡ブウウウゥゥ!ぶすううう!!』 『ありがとうございまひゅうううう♡』 『さてと、生体ユニットの餌……ウンチとオナラを作らないとね♡おいで、ルア♡』 『はひ!ルアでひゅ♡』 『うふふ、アタシのうんちとオナラになるのよ?そしたらアルくんに食べさせるわ』 『はひ、緑魔さまのうんちにして下さい!』 『うふふ♡それじゃあいただきまぁす♡』  最早脳が溶けたルアの頭から、順に丸呑みしていく。豊満な胸は呑み応えもあり、味もかなり良い。やがて妊婦よりもお腹を膨らませる緑魔。胃袋の中で何度も絶頂するルア。 『うふふ、ルアちゃんのゲップも欲しいわよね♡げぇえううふ!!』  下半身に繋がる蔦に大量のゲップも流し込む。中でアルが絶頂する。冒険者一行を平らげた緑魔は一息吐く。  やがて、数日後に搾り尽くされ骨だけになった冒険者が吐出され、辺りに散らばる。もはやその名を知るものはいない。それは単なる骨なのだから。


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