
ブラックマーケットと呼ばれる闇市場では、ときに冒険家たちが商品として売買されることがある。そのような人身売買はほとんどの島で禁じられているが、海洋上では島の法律に縛られにくいという一種の抜け道が利用されており、そのためこのようなブラックマーケットの多くは海の上、とりわけ豪華客船の船内で開かれてい...
ブラックマーケットでは通常では絶対に流通しないような商品も出品され、客を大いに盛り上がらせる。
元暁闇の魔王オスクロルの次にオークションに出品されたのは、リーランだった。
「次の商品は、大国タイカンの姫君であり、現在は国王代理をしております、リーラン・ラムレイ将軍であります。」
司会者がそう説明すると、どよめきが起きる。
元暁闇の魔王の時も、これほどレアな商品はもう出ないだろうと皆思っていたが、現役の国家元首となると話は別である。
その政治的利用価値は図りしれない。無論、容貌も気品があり、美しい。
そんな重要人物が、服をすべて剥ぎ取られて裸にされ、鎖に吊るされているという状況はあまりにも衝撃的だった。
「2000万!」
いきなり破天荒の高額入札が入る。だがそれでは止まらない。
「2100万!」「2500万」「3000万!」
どんどん価格がつり上がっていき、ついに5100万でコールが止まった。
落札したのはベールで顔を隠した老人だった。ここでは正体を隠すことはさほど珍しくもない。
「やれ」
老人が命令すると、傍に控えていた半裸の男奴隷が前に進み出る。
「な…なにを…」
その様子に嫌な予感を感じたリーランは後ずさりする。しかし鎖に吊るされている状況では逃げることもできない。
ブラックマーケットで落札された高額の奴隷は、その場で皆の前で犯すのが慣習となっている。もっとも必ずしもそうする必要はないのだが、落札した老人はわざわざそのためだけに男奴隷を連れてきていた。
男奴隷はリーランの背後に立ち、両足を抱えあげるように持つ。彼の筋肉質な腕は、小柄なリーランを軽々と持ち上げてみせた。
男の股間には立派なものがそそり立っており、それが背後からリーランの中心にぴたりと当てられる。これから何が行われるかは見るからに明らかだった。
「や…やめなさい……!」
それでもなおリーランは気丈さを失っていなかった。だが男奴隷は無慈悲にもリーランを持ち上げたまま、彼女の体重にまかせてゆっくりと下ろしていく。
「ひいっ…!」
そそりたつ男根がめりめりとリーランの処女を引き裂いていった。リーランは痛みに悲鳴を上げたが、観衆の歓声はそれをかき消すように響いた。彼女の身体は一瞬で張り詰め、彼の動きに合わせて激しく揺さぶられる。
「いやっ…やめなさい…」
リーランの声は涙声だったが、男奴隷はその懇願に耳を貸さず、器用にリーランを犯していく。彼の動きは容赦なく、彼女の痛みと恐怖を無視してさらに激しさを増した。内側で感じる異物感と痛みが絶え間なく続くと共に、次第にその痛みに慣れていくものの、心の中では絶望感が広がり続けていた。
男奴隷の息が荒くなり、その動きが頂点に達すると、彼は一切の遠慮もなくリーランの中で射精した。体内に温かい液体が広がる感覚があり、リーランはそれに対する強い抵抗感とともにさらに深い絶望を感じた。男奴隷がようやく動きを止めると、彼は冷淡に彼女から離れた。
リーランは鎖に吊るされたまま、体内に残る痛みと屈辱感に打ちのめされていた。観衆の歓声と興奮は未だに続いており、その光景を楽しむ人々の視線が彼女に突き刺さる。老人は冷酷な笑みを浮かべながら、その様子を満足げに見守っていた。