エリスはエージェントとしてのミッションをこなすためにエスカと行動を共にしている。二人は大の親友で、いつでも一緒。泊まる部屋も同じである。
ただ一つだけ難点がある。一人になれる時間がほとんど無いということである。
そうすると、毎日の習慣になってしまっていたこれも、なかなかする機会がやってこない。
「ン……っ……」
部屋の隅からシャワーの音が聞こえる。
エスカがお風呂やシャワーに入っている時間だけが一人のプライベートタイムだ。その隙にエリスは今日の日課をこなしていた。
手袋をしたままぱんつの中に手を入れて慰める。
この手袋は表面にラバー加工がしてあり防水性がある。少しひんやりしていて滑りがいい。
指でするよりも気持ちよくて、これを使ってするのがエリスのお気に入りだった。綺麗に洗ってあるので、中に入れるのも抵抗感がない。
「ん……」
ぬぷりと中指を中に滑り込ませる。第二関節を内側に曲げると、きゅんと熱くなるところがある。そこを軽くトントンと叩くようにして刺激すると、お腹の底からこみ上げるような快感がぞくぞくと上がってくるのがわかる。クリトリスを刺激しながら、内側と外側を同時に擦るようにすると、身体のスイッチが完全に入ってしまった。
「ンん…ッ……」
必死に声を漏らさないように抑えながら気持ちいいところを開発していく。身体が熱くなっていき、全身から汗が出てくる。指がくねるように動きだして、止まらなくなっていく。絶頂への階段を急速に登り始めていった。
「♪~~♪~」
「ッ……!!」
エリスはビクッとして身体を跳ね起こした。突然聞こえてきた声に意識が戻る。
「はあ……」
それはただのエスカの歌声だった。エスカは湯船で鼻歌を歌う癖があり、シャワーを浴び終わり、再び浴槽に入ったところらしい。経験上、あと5分以内に彼女は上がってくるはずだ。
なんとも中途半端な感じである。あともう少しでイけたのに。でもここからもう一度高みへ持って行くには時間が足りない。
そうなるともうシャワーを浴びながら続きをするしかない。火照りを消し去らない程度にキープしつつ、エスカが上がってくるのをエリスは待つしかなかった。
「♪~♪~。あ、先輩、上がりましたよ。」
エスカは裸にバスタオル一枚というなんとも無謀な格好でシャワー室から出てきた。まるで妖精のように透き通った髪と肌は、同性でもドキドキするほどである。ただそういう目で見ていることを、勘付かれるわけにはいかない。
「う、うん。ありがと。次入っちゃうね。」
エリスは脳裏に焼き付いた光景を思い起こしながら、シャワーを浴び、火照った身体を再び慰め始めた。
ねこトトラ@猫虎屋
2024-04-26 12:31:56 +0000 UTCnanamiya22
2024-04-26 04:58:56 +0000 UTC