「新しいバイト決まった。練習したいから付き合って。」
シェアハウスで共同生活しているキアラからそう頼まれた。
何をするのかと思いきや、一緒にお風呂に入り、床にマットを敷き始めた。
「身体、洗うから。じっとしてて」
デリバリーで介護サービスをするアルバイトらしい。
客先に赴いてお風呂場で身体を洗う仕事。ただし相手は老人とは限らない。
「ぬるぬる滑ってうまくいかない……」
なかなか慣れなくて苦戦しているようで、石鹸で足が滑り思うように身動きがとれないようだ。でもこちらから動くことはせずにじっとしていた。
そこそこあるが、他の人に比べればやや控えめくらいの胸がふわりと当たって気持ちいい。その先端の突起が当たると、なんだかこそばゆい感じがした。
気がつけばキアラの顔がすぐそばまで来ている。
「ん……」
いきなりのディープキス。軽いキスじゃなくて、舌を濃厚に絡ませてくるようなキス。
これには正直参ってしまった。身体同士の密着はまだ耐えることが出来たが、キスをされると心まで侵食されてしまう。柔らかい唇と舌が絡むと、脳が溶けそうなほど気持ちいい。
「なんか当たってるよ」
キアラがいたずらげに笑った。ギンギンに膨張したそれがキアラのお腹に当たっていた。
わざとそれを擦るようにして身体を前後させる。
ぬるぬるとしたローションのお陰で滑りがいい。いわゆる素股というプレイで、挿入していないのに挿入しているかのような錯覚を覚える。いつの間にこんなテクを覚えたのだろうか。
「ねえ、ここに、入れたい?」
キアラが少し腰を上げて、ぴたりとそこに当てた。
「でも、ダメ。これはお仕事の範疇外。」
それでも離すことなく、焦らすようにして入り口付近を擦りつける。
理性としては、キアラと一線を越えてしまうのは避けたかった。友人の顔が脳裏に浮かぶ。だが欲望がそれに覆いかぶさって隠してしまう。
キアラのこの澄ました顔を快楽で塗りつぶしてしまいたい。どんな声を上げるか聞いてみたい。そしてその神秘の中に自らの遺伝子を……。
耐え難い欲望がめらめらと燃え上がっていた。