飛行島の"宿屋"は大盛況だった。
浮上3000日記念の式典があったというのもあるが、キャトラによって男性陣に5000G割引券が配られたというのも大きい。
割引があるなら使ってしまわないと勿体ないという冒険家のサガにより、多くの客が殺到していたのだ。
通常は25000Gだが、20000Gでサービスを受けることができる。その代わり60分コースしかなく、指名することも出来ない。誰が出てくるかは完全にランダムだった。
*
「よ…よろしくお願いします…。」
「あ、エレノアさんじゃないか!」
「すみません、ええと…どなたでしたっけ。」
「まー、知らなくてもしょうがないかー。そっちからしたらモブみたいなものだよね。エレノアさんは生徒会長だから有名だけど。」
「学園の…」
「しっかしびっくりしたなぁ。あの清純で真面目そうな生徒会長のエレノアさんが、まさかこんなことをしてるなんて。」
「ち、違うんです……!本当はこんなことするはずじゃなくて……」
「いいって、いいって。俺にしちゃあ大当たりだからさ。女の子を指名できないって、どんな怪物が出てくるかビクビクしてたんだけど、これは激レアを引いちゃったなぁ。」
「うう…こんなはずでは……」
エレノアは肩を落とした。
*
「うお…狭い……。ほとんど新品同然じゃないか。綺麗だなぁ。」
みちみちと肉が拡げられていく感覚に、エレノアは首を左右に振って耐える。
「はあ…ぁぁ…っ」
「これがエレノアさんの中か……!こんなかたちでも繋がれて嬉しいよ。」
「は、早く終わらせてください。」
「へへへ、生でさせてくれたら、すぐにでも終わらせちゃうんだけどなぁ。」
「そ、それだけは、ダメです…!」
「まあ、これはこれで、快楽のためだけにしてるって感じがして背徳感があっていいけど。」
「くうっ……。」
乱暴に後ろから激しく突かれ、エレノアの華奢な躰は大きく揺れた。
薄いゴム1枚で隔たれたそれが出入りする度に、少しずつエレノアの女の子の部分が引き出されていく。
「はあっ…!ああん…!ああっ」
ベッドが足りず急きょ用意された簡易ベッドが激しく軋み、肉のぶつかるぱんぱんという音が部屋に響く。
どうしてこんなことになってしまったんだろう。
数刻前に大勢の前で凛々しく祭典のスピーチをしたばかりのエレノアは、その落差のギャップに戸惑っていた。