制御スーツの調整がうまくいったため、実験は新たな段階に入ることになった。
それは冒険家の能力を向上させる新しい機構で、ルーンナイトの技術を応用している。
ルーンナイトとは、手術により体内にルーンを埋め込むことによって、通常を超えた能力を引き出せるようになった戦士のことである。
しかし埋め込み手術には課題があり、施術に至る抵抗感も大きい。そして一度埋め込んでしまうと、交換がきかないという問題もある。
それに対して、この新たなルーンスフィアは、手術なしでも誰でも装着することができ、一度に何個も埋め込むこともできる。そして交換が容易である。
その試作段階のスフィアをティナで実験することになった。
万が一暴走してしまっても、制御スーツによって安全な状態を保つことができる。
この珠は一個あたり直径5cmほどある。まだ試作段階のため、なかなかコンパクトにすることができず、このサイズになっている。
これをお尻から入れていかなくてはならない。
しかしそれにはいくつかの課題がある。
一つの課題は幅だ。肛門の直径は通常3.5cmほどであるので、5cmのそれを入れるにはかなりの負担がかかる。裂けてしまわないギリギリのサイズだ。そのため少しずつ慣らしていき、慎重に入れていく必要があった。
この挿入過程にはある程度の苦痛が伴うため、苦痛を和らげるために前の穴を常に刺激し続けることにした。この方法は功を奏したようで、感覚が前に集中し、快感で力が抜けたタイミングでぬるりと押し込むことに成功する。
もう一つは長さである。
スフィアの数が多いほど、それだけ多くの能力やスキルを組み込むことができるので、できるだけ数を増やしていきたい。
最初は3個が限界であったが、今は6連スフィアの5つまで入れることができるようになった。
直腸の長さはスフィア3個分なので、それ以上入ったということは、結腸に届いたということになる。そこまで達すればあとは痛覚がなく、言葉では表せないような気持ち良さに襲われるはずだ。
大人であれば10個、小柄なティナであれば8個を目標として、そこまで呑み込めるように訓練していく。
このスフィアは引き抜く時に最大の快楽を覚えることになる。
6連スフィアを腸が傷つかないように、一個ずつ慎重に引き抜いていくと、一個出てくる度にティナは大きく腰を震わせて、その快感に耐えていた。
3つ目の問題は衛生状態であるが、ここ2日ほどはゼリー状のレーションのみを摂取していたためとても綺麗であった。
しかし通常は、浣腸で腸内洗浄してから挿入するのが望ましい。
次は8連スフィアにチャレンジしてみることにした。これが全て入れば目標達成で、実験は成功ということになる。
この開発がうまくいけば、いずれはあらゆる冒険家にとっての標準装備となるであろう。そのための大きな期待がかかっていた。
ねこトトラ@猫虎屋
2022-11-06 19:37:46 +0000 UTCカタス
2022-11-05 18:16:26 +0000 UTCねこトトラ@猫虎屋
2022-10-16 16:16:40 +0000 UTC