エマが次に目を覚ましたとき、その生命体はさらに成長していた。
舌のようなものが先端から出ており、動きが繊細になっている。
「う…」
その舌は全身を舐めなわすようにして、エマの身体を弄んでいた。
まるで身体を綺麗にするかのように、余すことなく全てを舐め取っていく。
(この子……知能が……)
それは単なる機械的な、あるいは野性的な動きではなかった。明らかに知性ある生物の動きで、こちらの表情も読み取っているように感じる。優しく微笑みかけると、歓んで触手を震わせた。
「ま、待って……!」
歓びのあまりのたうつ触手は、一層激しく全身を舐めてくる。
まるで母親にじゃれつき甘える赤子のようだった。
最初のように力任せに乱暴な挿入をしてくることはなく、優しく丁寧に全身を包み込もうとしていた。
乳房から出る母乳はとくに好きらしく、飽きることなくそこから吸い続ける。
時々口から水と栄養を補給してくれる。甘い蜜のような液体を飲ませたあと、舌を舐め取るようにキスをした。
この無機質な生物にも知能と感情があるのを知って、エマは複雑な心境に陥っていた。今すぐでもこの拘束を振り切って逃げ出したい。当初よりきつく縛られているわけではないので、もしかしたら抜け出せるかもしれない。
だがそうしたらこの子が悲しむだろうか。エマに嫌われたと思って絶望するだろうか。そう考えると行動を起こせずにいる。
蜜を飲み干すと、身体が火照り始める。母乳が勢いよく出始め、下からは愛液が滴り始めた。
「いいよ、中に入りたいんでしょう」
そう囁くと、魔法生物は喜びで打ち震えた。
ねこトトラ@猫虎屋
2022-08-15 15:02:12 +0000 UTCみょん
2022-08-15 10:42:41 +0000 UTC