温泉テニス大会といえば聞こえがいいが、大会運営の母体となる組織には不透明な部分が多く、反社会的勢力が背後にいるのではないかという疑惑が一部に流れている。
高額なお金が飛び交う一方で、この大会に参加した多くの一般女性が風俗落ちしてしまう。しかしそれが事前には十分説明されない。
その闇を暴くべく、フルーツの里のくのいちフランはいち選手としてこのバスタオル杯に参加していた。
「オーララ!その程度でござるか!」
フランの圧倒的な運動能力をもってすれば、裸にバスタオルというハンデを抱えていても難なく試合をこなすことができる。
だがいいところまで試合を進めたところで、わざと負けなければならないという制約があった。やや不本意だが、これは任務だから仕方がない。
この大会では三連敗してしまうと多額の負債を背負わされ、返済するまで風俗で働かされてしまうという。
あえてわざと三回負けることで、その内部に入り込み、人とカネの流れを把握するというのが任務だった。
「負けたでござるー」
すこしわざとらしい演技をしながらも、一戦目を敗北で迎える。
負けた場合は勝った相手に犯されてしまう。
大変ショッキングな出来事だが、くのいちであるフランはいわゆる房中術についても手練れである。むしろこれが最大の武器であると言っても過言ではない。
日々、里で訓練しながらいつでも使えるように準備してある。
騎乗位の体制で男のそれを迎え入れた。
くのいちが圧倒的に好むのは騎乗位である。体の自由が利き、いざというときに対処しやすいのがひとつの理由で、ひそかに避妊具をつけやすいのがもう一つの理由だった。
いくらくのいちと言えども体は普通の女の子なので、膣内射精には妊娠の危険が伴う
。いくつもの男根を受けれなければいけない都合、避妊は必須の作法だった。相手に気付かれないように避妊具をつけるのも忍法のひとつである。
「早くセッシャの中に出すでござる…よ。」
できるだけ時間を掛けずに素早く終わらせるのも大事なことだった。
避妊具をつけていることがばれないように、上下運動ではなく前後にグラインドすることでしごきあげていく。
だがこの日の相手はなかなか手強かった。
単なる一般参加者であり、任務にはあまり関係のない、いわば雑魚敵なのだが、だからといって必ずしも早漏だとは限らない。
逆に主導権を取ろうと胸を揉んでくる。
「なかなかやるでござるね……」
フランは手練れで主導権を握っているからと言って、不感症なわけではない。
時間がかかるにつれてだんだん自分の女の子としての本能に火が点いてしまう。
それは素早く任務を終えて立ち去るくのいちの主義に反することだ。
まだ一人目でこんなに苦戦するわけにはいかない。
「負けないでござるよ……!」
本腰を入れてグラインドをし、フランは一気に攻勢に打って出ることにした。
ねこトトラ@猫虎屋
2021-10-28 15:28:29 +0000 UTC