NokiMo
nekotoraya
nekotoraya

fanbox


危険な帰り道

ミキはチアリーディングの練習の帰りに、繁華街の裏道を走っていた。

(いけない……バイトに遅れる……!)

練習が白熱し、アルバイトの時間が迫っていたのを忘れていた。急いで着替える暇もなく、チアリーダーの服のまま飛び出してきてしまった。どうせお店にいけば制服がある。多少汗っぽいのは目をつぶるとして、今はとにかく間に合わないと。


(あれ、ここ、道こんな感じだったっけ)

新しいバイトを始めてからまだ日が浅いが、それなりに何度か通ったはずなのでそうそう間違う道ではない。

だがさっきまでぼんやりと聞こえてきた街の喧騒がふっ、と止んで、音が消える。

ぞわりと背筋に寒気が走った。

(何か……いる!)

直感がそう告げる。痴漢だろうか。それともストーカー?

やや露出の多い服で繁華街に来てしまったことを後悔する。

(……!!!)

後ろを振り返ったその瞬間、何かと目があった。あれは……自分?

いやいや、鏡に映った自分の姿じゃないか。何を慌てているのか。

(でも、どうしてこんなところに大きな鏡が……?)


次の瞬間、視界が暗転した。



意識が戻ると、身体の自由が利かなくなっていた。

まるで誰かに操られているかのように。意識と五感はあるのに、自由に動かすことができない。

下半身がひどくスースーしていて、大切なとところが露出していた。


(なに……これ……!私何やってるの!!)

部屋で一人でする秘め事を、道のど真ん中でしていた。自分の指が、敏感な所を刺激している。

(ん……、そこ気持ちいい)

まるで気持ちいい所を知り尽くしたかのような指さばき。秘裂をなぞるようにしてぎゅっと豆の所を押し上げるのが好きだ。

(って!そんな事してる場合じゃない!)

いまどんな状況にあるのかを把握しようとする。さっきまで練習をしていて、バイトに向かっていて、そして……

(バイト……いかなきゃ……ん……っ)

思考を邪魔するように気持ちいところを狙ってくる。練習の疲労がじわりと染み出してきて、眠気が包み込んでくる。一回イッたら、そのまままどろみに飲み込まれてしまいそうだ。


そんな姿をじっと見つめる瞳の姿にも、気づくことはなかった。


fanbox post: creator/114230/post/2821660




(Fanbox)


危険な帰り道 危険な帰り道

Comments

操り元を倒さないとですね

ねこトトラ@猫虎屋

可愛い助けたい

はると

シェアハウスのミキ良かったですよね〜 面白いシチュエーションでした

ねこトトラ@猫虎屋

シェアハウスでのやり取りが結構好きなんですよね~。 今回は結構レアな所を突いてくるな……と思いましたが、なかなかダークな展開……。

カイビャク


Related Creators