「力を…授けていただきたいのです。」
シズクにそう持ちかけられた。
どうしても倒したい鬼がいるのだという。
しかし今のシズク達では力が及ばず敗走。そして飛行島の主のところにやってきた。
赤髪が特別な力を授ける能力があることは、密かに知られている。
だがシズクにはイサミというパートナーがいることを赤髪も知っている。
特にイサミの、シズクに対する思いは特別であった。
故に彼女の操を立てるためにも、身体を重ねるのは少し憚られる思いもあった。
「いいのです。あなたは、先祖の代に一族を苦しめた鬼を倒した武人の魂を宿しているとカスミ様に聞きました。ですから……あなたしか居ないのです。」
そっと唇をあわせる。その瞳は本気だった。
ほのかにアルコールの香りもする。彼女が"シラフ"である証だ。
「仮に私の代で倒すことができなくても、この血を継いだ次の代がきっと……」
するすると服を脱いでいった。美しい裸体が白日のもとに晒される。
「でも、イサミには内緒にしてくださいね。余計な気を使わせたくありませんから。」
ふふ、と彼女が笑った。
「今だけは、私があなた様の、鞘となります。」
「では……失礼します。」
シズクが上になり、騎乗位の体制で自ら導き入れる。
「ん……。」
根本まですっかり飲み込まれてしまう。
入り口は狭いが、奥行きのある鞘だった。刀全体をしっとりと包み込むようにして、温かい。このままずっと繋がっていたい、そう思わせてくれる名器。
だがシズクがそれを許してくれない。
「ん……んっ!」
シズクは自ら腰をグラインドさせて摩擦を与えてくる。
まるで刀の扱いを熟知しているかのようだった。
根こそぎ搾り取る勢いで、リズミカルに腰を動かす。
清楚な顔立ちとのそのギャップに圧倒されて、あっという間に一発目を搾り取られてしまった。
「ふふ、そんなに気持ちよかったですか?」
それに気づいてシズクは一度腰を止めたが、再びそのままグラインドを再開した。
「もっと、満足させてくださいね。」
すでに酔ってるんじゃないかと思わせるような妖艶な笑みを浮かべている。
「あと七回、戴きますから。」
シズクの口元が怪しく光った。
ミラばけっそ
2021-05-04 17:51:17 +0000 UTCねこトトラ@猫虎屋
2021-01-03 16:11:02 +0000 UTC新規一転06
2021-01-03 10:39:48 +0000 UTCねこトトラ@猫虎屋
2021-01-03 04:45:48 +0000 UTCミラばけっそ
2021-01-02 16:38:24 +0000 UTC