飛行島にやってきた男性冒険家は、ほどなくして始祖のルーンが安置された部屋に案内される。
そこで待ち受けているのは、光の王、アイリスだ。
アイリスの願い事は、ソウルを提供してもらうこと。
その代わりに見返りとして、限界突破、すなわち始祖のルーンの加護による能力増強を約束される。
それを断るものはいない。
だがその方法を知ったとき、初めての人は大抵驚くことになる。
アイリスの身体に直接ソウルを注ぎ込む必要があるからだ。
性交によってアイリスの子宮に注ぎだされた精液は、成分が解析されその遺伝子情報が始祖のルーンに蓄えられる。
始祖のルーンは、来たるべきときのために、優秀な戦士の遺伝子を集めているのだ。
いわば世界のバックアップ装置であった。
始祖のルーンの管理者である光の王は、そのための精液集めに奔走する。ゆえに代々女性が務めるのが決まりであった。
若くて優秀なソウルを集めれば集めるほど、光の王自身も若返り、永遠の命を保証される。
提供する側は、始祖のルーンの加護を得られる上に、遺伝子情報を残し、その血筋を絶やさないことも約束される。まさにWin-Winの関係であった。
だがその行為は決して楽なものではない。
限界突破の力は、精液の提供回数に応じて引き上げられることになっている。
通常の射精と違い、ソウルごと搾り取られるので、身体的負担は大きかった。
一度の射精で、その強烈な快楽と疲労感から気絶してしまう者も少なくない。
アイリスは一度に最大8回まで搾り取ってくれるらしいが、そこまでたどり着けるものはほとんどいない。頑張っても4回目までにギブアップするものが多く、そこがひとつの壁とも言われていた。
冒険家が気絶するか、ギブアップを宣言するまでアイリスは絶妙な腰使いで的確に搾り取っていくので、これには屈強な戦士でも苦悶の声を上げずにはいられない。
ゆえに平時にアイリスに会うと、その時に上げた情けない声の記憶が脳裏によぎるため、誰もアイリスに頭が上がらなかった。
女性冒険家には、違う友情覚醒の方法が用意されているのは、また別の話。
ねこトトラ@猫虎屋
2020-09-08 03:11:01 +0000 UTCねこトトラ@猫虎屋
2020-09-08 03:10:26 +0000 UTCなかと
2020-09-07 16:22:27 +0000 UTCもにもに
2020-09-07 12:12:12 +0000 UTCねこトトラ@猫虎屋
2020-09-07 10:02:42 +0000 UTCねこトトラ@猫虎屋
2020-09-07 10:02:29 +0000 UTC