『それでは花嫁と花婿に、誓いの契りを結んでいただきましょう!』
「お、お待ち下さい伯爵様……!私は本当はセリーヌではなく、ルウシェ・エルレンシアです!偽りの花嫁なのです……!」
「構わん。」
「ええ……っ!?」
「私が気付いていないとでも思ったかね。贖罪の聖女よ。
だがセリーヌなどという市井の娘より、そなたのほうが我が後継ぎを宿すのに相応しい。」
「そ……そんな……」
『今、愛する花嫁に、花婿が入刀を行います!
結婚した二人による、初めての共同作業です。
皆さんご覧ください!
結婚の聖なる契り、誓いのセックスを!』
「ふあああっ!お、お許しください!」
『おお!これは確かに純潔の証の血!
花嫁セリーヌは今日まで愛する夫のために貞操を守り続けていたのです!
今この瞬間に、処女を散らし、愛する夫に永劫に仕えることを示しました!
みなさん盛大な拍手を!』
「受胎のルーンを使った。
これでお前は生理周期に関わらずこの瞬間に排卵するはずだ。
間違いなく我が跡継ぎを着床するだろう。」
「そ…そんなのって…!」
「その聖なる胎に我が子を宿すのだ、贖罪の聖女……っ」
『御覧ください、今花婿のいっぱいの愛情が、花嫁に注ぎ込まれました!
なんと尊いことでしょう!
これは第一子の顔を見れる日も近そうですね!
お二人の幸せな門出に、いま一度盛大な拍手を!!』