おはようございます。
あおたこです。
いやぁ…やってしまいました。
同人誌の入稿をやったんですが、データに不備があり…先程まで徹夜で修正をおこなっていました。
今回、4つの同人誌をそれぞれ別の印刷所に依頼したのですが、そのうち1件、データの修正は受け付けられないということで…残念ながら、修正前のデータで製本される予定です。
私がどのようなミスをしたかということを書きます。
ミスを晒すっていうのは正直恥ずかしいんですが、あえて書きます。
今回の日記は、これから初めて同人誌をデジタルで描こうとしている人向けです。
同人誌を作り慣れている方なら当たり前のような内容のはずなので、そういった方は馬鹿にしてもらってかまいません。
■ミスの内容
私は同人誌を描く際、グレースケールは使用せず、モノクロ二値(白と黒のみ)のデータとして作成しています。
が、今回入稿した印刷所のひとつから以下の内容で連絡がありました。
「ほとんどのページにおいて、使用しているトーンが黒ではなくグレーになっている」
どういうことかというと…。
このように、私がなんらかの操作を行ったために、黒100%のはずのトーンが、画像のようにすこーしだけ薄い、黒寄りのグレーになっていたのです。
なぜこうなったのかはまったく覚えがありません。
たぶんなんかいろいろイジってたんでしょうね…。
今回作る『無条明音の尋常な暮らし -第一集-』、『夜深にうろうろ -一夜-』、『夜深にうろうろ -ニ夜-』、『夜深にうろうろ -三夜-』の4つ全て、このグレーが混じっていました。
私はトーンレイヤーをキャラごとに管理したりしていて、トーンレイヤーを増やす場合は使っているものをコピーして濃度を変更したりしていたので、最初にグレーになっていることに気づかず、いままでずっと作業をしていたんだと思います。
これにはもう…とにかく、まいった。
自分の馬鹿さ加減に嫌気が差しました。
な~にやってんだろう…と。
一番嫌なのが、印刷所の方にご迷惑をおかけしてしまったということです。
だいたいの印刷所のHPの注意書きを読めばわかると思うんですが、「入稿は完全原稿でお願いします。原則として、再入稿はできません」とあるはずです。
向こうも商売なので、確認が終わった後に「やっぱデータ差し替えます」ってやられちゃうとキツイんですよ。
それが私もよくわかってたので、自分なりに気をつけていたんですが…なかなか一発で完ぺきな原稿にするのって難しくって。
今回あらためて思いましたけど、電子書籍よりも紙の本作るほうが難しい。
他にもいろいろ指摘をいただきましたし…。
とにかく、このグレーが混じった状態で印刷をすると、モアレという、なんかにじんだようなトーンになったりと…すげえよくないのです。
そもそもが、グレーを白と黒のニ色で表現するためにトーンを使ってるのに、そのトーンがグレーって…こんなにマヌケなことはねぇっすよ。
■対処
トーンがグレー化したときの対処法ですが、今回書くのはCLIP STUDIO PAINTを使用し、かつ私が独自で「こうしたら黒にできた」って方法です。
この方法が最適解なのかわからないですし、この方法をやると別のなにかに影響がある場合があります。
責任は持てませんので、興味がある方は各自で対処法を調べてみてください。
まず、トーンレイヤーを選択した状態で、レイヤープロパティを確認します。
画像の赤で囲った部分である、「レイヤーの不透明度を反映」にチェックを入れると、グレーが黒になります。
↓
これだけです。
ただし…いろいろ試してみたんですが、このチェックを入れるという作業はレイヤー一つ一つに対してしか行えないっぽいんです。
一括選択していっぺんにチェックを入れられたらいいんですが、できなかったんですよね…。
なにかいい方法があれば教えてください。
昨日の夕方17:00頃に印刷所様から連絡をいただいて、そこから4つの同人誌を全て修正し…今日の9時に終わりました。
CLIP STUDIO PAINTの機能で、こういうグレーになってるファイルをみつけることができるっていうのも、今回初めて知りました。
約300ページ、それぞれにトーンレイヤーが30個以上あるのを、ポチポチ手作業でチェックを入れていきました。
しんどかった。
ほんとうにしんどかった…。
こんな思いをねぇ…他の方にはしてほしくない。
もし今、同人誌を描いている方がいらっしゃいましたら、自分の原稿を一度チェックするのをおすすめいたします。
■雑記
印刷所から連絡がなければ、私は一生気付かなかったかもしれません。
引きでみるとこんな感じです。
いや、わかんねぇって。
ぜ~んぶ黒にみえたし…。
あとは…今回、4つの同人誌をそれぞれ別の印刷所様へ依頼しました。
納期が早くなればと思ったことと、ひとつの印刷所ばっかりにお金を落とすのではなく、いろんなところに依頼することで業界が盛り上がればなという、ささやかな応援の意味もこめています。
ただ…おすすめはしません。
よかれと思ってやったんですが、正直しんどかった。
サイトによって、テンプレや入稿システムが違うことや、対応の温度感の違いなどもあり…とくに今回作ろうとしている『夜深』は続き物なので、たぶん完成品も出来がバラバラというか、マチマチになっちゃうはずなので…統一感がでない。
現物をみてないので、まだなんとも言えないんですが…。
あんまりおすすめしません。
ただ、依頼してみないとその印刷所がいい感じか、自分に合ってるかどうかってわかんないので…。
このへんは経験ですねぇ。
ここ数日、メンタルが以前とは別方向でまいってたので、泣きっ面にパンチって感じでした。
印刷所から連絡があるかもなので夜まで今日は寝ないようにします。
会社員のとき…いや、学生の頃からそうだったんですけど、俺はどんなにチェックしても、なんかクリティカルなミスをしたりするんです。
こんな自分がもう、イヤでイヤで…。
しんどい…。
今回、無理して4つ全部作らなくてもよかったかもと、後悔しました。
そもそもが、『夜深』って全然売れないだろうし、500円で販売するとほとんど利益がないので、どうしようもない。
これは『夜深-一夜-』ですが、単価が445円なので、一部売れたら55円の利益がある感じ。
50部全部売れたら2750円の利益があるようです。
『尋常』はもっと利益がありますが、あれ、別にぼったくってる値段でもないんですよ…マジで。1500円でも安いんです。
そういえば、印刷所様からの指摘でこういうのもありました。
これは『無条明音の尋常な暮らし -第一集-』の描き下ろしの一部で、吹き出しのなかにゴミ(横線)があるというものです。
電子書籍の方を確認したら、たしかにありました。
これは紙版では修正します。全然気が付かなかった。
電子書籍には、紙版も追加アップデート予定です。
通販が落ち着いた後になると思います。
データの再入稿が間に合わなかったのは『夜深にうろうろ -一夜-』です。
この本ですが…正直どういうものになるか私にもわかりません。
全体的にモアレがひどくて見ずらいとか、そういうものになるかもしれません。
いまのところは500円で販売予定ですが、私が自分で現物を確認して、さすがに売り物にならないと判断した場合は無償で配布とします。
無償でも50部出ない場合も十分考えられますが、もし余った場合は「-ニ夜-」と「-三夜-」を両方買ってくれた人におまけでつける…とかになるかも。(シールも)
通販は現物の無料配布はできませんので…これくらいしか考えつかない。
ご購入される場合は、あらかじめご承知おきくださいませ。
この『夜深にうろうろ -一夜-』50部を破棄し、別であらためて依頼しようとも考えたのですが…。
もうそんなお金の余裕がないし、せっかく作る50部も…俺の子供のようなものなので、なんかね…。
一生懸命、頑張ったのになぁ…。
なんでこうなるんだろう。
おわり。