こんばんは!
あおたこです。
最近観た映画感想回になります。
観た映画一覧
・『ミッドサマー(ディレクターズ・カット版)』
・『ハッピー・デス・デイ』
・『ハッピー・デス・デイ2U』
・『斬る』
・『ライフ』
※※※テンプレ注意書き※※※
この記事には映画のネタバレを…なるべく含まないようにしていますが…やっぱり含まれちゃってます。
私の感想をきっかけに「おっ!これ観てみようかな~」と、なってもらえたら最高ですが、どうしても内容を知ってしまうことに。
できれば初見で本編を観てほしいので、上記のタイトルを未視聴の方はこの記事を読まないのをおすすめします。
また、独断と偏見により、映画の評価もしています。
この記事を読まれた方が大好きな作品を…★1とか2にしていたり、逆にまったく面白いと思わなかった作品に★4とかつけてるかもしれません。
そのへんはどうか、あらかじめご承知おきください。
(2019年) ★★★★☆
一つの映画としてなら、ディレクターズ・カット版で追加されたシーンはいらない…というか、ないほうが不穏な感じが強まる気がする。
逆に、すでにミッドサマーを観ていて、もっと登場人物について知りたいな~と思う人は、本作は観たほうがいい。
いろいろと…特にクリスチャン周りが掘り下げられていると思う。
モザイクがなかったからか、クリスチャンのちんちんに血がついていたのがわかって…あれはマヤの処女を奪った時のものだろうけど、細かい!
この映画はホラーというよりは、やっぱり恋愛映画っぽいなと感じた。
カルト宗教はおまけで、メインは”いつ別れてもおかしくないのに依存とええかっこしいがなんとかギリギリカップルとして恋人の体裁を保っている二人”を描いているのではないか。
他の人の感想などを読んでいましたが、意外とクリスチャンに好意的な人もいましたね。
私としては、クリスチャンがダニーに付き合っているのは、彼女への愛や好意ではなく、八方美人というか…メンヘラ度ド高めのやっかい彼女であっても、なんとなく嫌われるのは嫌というか…とりあえず”ええかっこ”してしまう、外面だけが大事な、彼の性分みたいなものだと思います。
間違いなく彼はいいヤツでは、ない。
あとはこの映画の最強キャラ、ペレについてもっと掘り下げてほしかったかも。
もっとコイツの内面を覗いてみたい。
女王になったダニーにがっつりキスしてたのが、すごい印象的だった。
コイツはやべー。
なんか、自分への圧倒的な自信みたいなものが感じられた。
村の信仰を信じてはいるんだろうけど、にしても要領が良すぎというか…どうかんがえてもペレは次期幹部だったり長だったりしそう。
イングマールとウルフが生贄に立候補した理由も、なんとなーくですが掘り下げられている気がする。
マーク君のアホっぷりも。
血のワシを作るシーンがなかったのが残念。
あそこはすごい興味があるのに…。
私は『ヘレディタリー/継承』のイメージと、ツイッターなんかでさらっとみたこの映画の感想から、ホラー映画なんだろうと頭からきめてかかって鑑賞したため、ちょっと拍子抜けした感じになってしまいました。
が、そういった固定観念を消し、何度も観ることでこの映画の楽しさが深まるのだと思う。
このディレクターズ・カット版が特別面白かったというよりは、何度か観たことでやっぱり面白いな~と。なので★4にしています。
ただ、私自身わかってないことも多く…。
・最後、生贄になって燃やされてたイングマールとウルフは、
痛みを感じなくなる薬をなめさせられてたけど…すごい苦しそうだった。
あれは一体…。
薬がまったくのウソで麻酔効果がなく、普通に燃やされてたんだろうか。
ちょっとそれはかわいそうじゃない?
一応、村への忠誠心は高かったわけだし…。
・夜中に何人かが車で出ていったのをダニーが観てたけど、
あれはなんだったんだろう。
ダニーを置いて、他のメンツが帰っちゃったダニーの妄想とか夢?
・クリスチャンがクスリでふらふらになってたときに、
隣のおじさんからいやがらせ?で目の前で手をバチンと
叩かれてたけど、あれはなんだったの(笑)。
クリスチャンも大概ゲス野郎だけど、
あのあたりはちょっとかわいそうだった。
…あとはトービヨンについてです。
作中、ほぼ出番がないというか、最後の最後で生贄候補に選ばれた彼のことが、ものすごく気になってしまって。
トービヨンという変わった響きの名前もさることながら、生贄に選ばれた時のあの、表情。
やすらかな微笑をしていました。
これを、「生贄候補に選ばれて光栄」ととるのか…「メイクイーン(ダニー)がクリスチャンを選ぶであろうことを確信している余裕」ととるのか。
おそらくは単純に前者なんでしょうが、私は後者ではないかと考えてしまいました。
クリスチャンに対し、「あなたは口がきけない、手足も動かない」と言った女性の態度や、今までのクリスチャンの行動・言動。
あのガラポンの場面では、誰が選ばれようが村人は全員、ダニーがクリスチャンを選ぶことを確信していたのではないでしょうか。
そう考えると、ダニー次第とはいえ…出来レース的なものも感じます。
ダニーの最後の選択肢すら、村人たちによって操作されていたのではないか。
逆に、ダニーが生贄にトービョンを選んでたらどうなってたんだろ…。
とりあえずクリスチャンは始末されていたのでしょうが、その時のトービヨンがどういう表情をするのかすごい見ものですね…(黒笑)。
ミッドサマーは90年に一度の9日間の儀式…らしいのですが、いろいろ考察などを読んでいて、本作は5日間しか経ってない。
つまり、あと4日間なにかあるということのようです。
おそらくダニーは最終的には始末されるとは思うのですが…子供は産まされるのだろうとは思っています。
このあとの儀式の中で、”血の儀式(女性バージョン)みたいなのがあって…そこで集団レイプがあるのか、または一人の男性(おそらくはペレ)とみんなが見守る中セックス。
ここで儀式が終わり、数カ月後子供が生まれた後、ダニーを別の儀式で始末。
そんな感じではないかなと。
まあ、気になるところではありますが、続編は蛇足確定になると思うのでいらないですね…。
謎を残したままのほうが、こういう映画はおもしろい。
(2017年) ★★★★☆
パッケージを観た感じだと一見、B級スリラー的な映画にみえるし、私もそういう感じだろうなと思って観始めました。
観終わった感想としては、「あれ、普通にいい話じゃん…」でした。
私は『バタフライエフェクト』という映画はまだ観たことがないのですが、『ひぐらしのなく頃に』でループモノは経験済みです。
死に戻り系はだいたいわくわくするので面白い反面、ちょっとマンネリな感じにもなりがちな気がします。
本作は登場人物がそれぞれ個性的で、伏線回収も丁寧な感じがしました。
そして、最後に「おぉ!」となる、どんでん返しが効いてた。
なるほどな~。
主人公のツリーはビッチ系キャラではあるんですが、ループするうちにどんどん精神的に成長していくことで、かなり好きになってくるというか、感情移入できるようになっていくのがよかった。
そして、とにかくイケメン好青年のカーター君がいい。
「彼の子供を生む」とはっきり言い切ったツリーに、「わーお!完落ちしてんじゃないの!やったー!」という、オタク君にギャルがメロメロになる系の定番、お約束の展開みたいなのがあって満足です。
ラスト手前のループでやったことがいろいろと最高だったとは思うんですが、結局それもなしになっちゃって…。
ちょっと思ったのが、特定の誰かとお互い、心を震わせるほどの会話をしたとして…次の周回でもまったく同じ会話ができるのかなと。
私は無理だと思いました。どうしても次は演技っぽくなるというか…。
そういう意味だと、ループものってそんな一度だけのふれあいみたいなものもリセットされちゃうのが哀しいですね。
(2019年) ★★★★☆
続編。
続編も続編。
前作の直後からスタートするのは、作中でもちょっと話が出ましたが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を意識してるんでしょうね。
『ハッピー・デス・デイ』を観るのであれば、この『2U』もセットで観るべきだと思います。
というか、2タイトルで1本としてもいいくらい。
まさか前作でモブキャラもモブキャラだと思ってたライアン君からスタート。
「そうきたか~」とびっくりするのもつかの間、結局主人公はツリーになりましたが。
まあたしかに、おんなじことをライアン君でやっても面白くないのかも。
今回、死に戻りの方法がちょっとやけくそすぎるというか、「そんなに痛そうなことせんでも…」という感じが多いのはまあ、ギャグということで…。
私だったら練炭自殺みたいな、眠るように死ぬ方法じゃないとイヤですねぇ…。
痛いのはイヤ。
もっと衝撃だったのが、あのカーター君が意識高い系クソビッチのダニエルと恋人同士になっていて、ツリーとおんなじ顔しちゃいました。
正直、あんぐり顔でカーターとダニエルのキスを見ているツリーはかわいい…。
最初あんだけつれなかったのに…(ニヨニヨ)。
こういうループものでよくある、”いいとこ取りができない辛さ”みたいなものがよく表現できてたと思う。
2Uだとロリ(ツリーのルームメイト)との関係も良好。
なんといっても、お母さんが生きている。
特に、ツリーと母親との会話は…胸に来ました。
ほんとうにいい話だな~と。
わからなかったのが、”二人いたライアン君はどうなったのか”や、”ツリーの体がヤバイ状態だったのは、最後のでリセットされたのか?それともそのままなのか”とか…。
そういうのも、『3』で解明されたのかもしれませんが…現状難しそうですね。
wikiを読んで、この映画が興行的にヒットしてないのを知ってびっくりしました。
が、たしかに『1』ありきの映画ではあるので、まあしょうがないか…。
※『1』はけっこうヒットした。
でも、悪くないよ!この映画!
『3』でのダニエルの活躍?がぜひ観たい…。
彼女はカーター君がいるにもかかわらず、ニック君と浮気してた反面、盲人の演技で手助けしてくれたりと、なんか『1』よりは憎めないキャラになってた気もします。
役者も歳とっちゃうし、できれば早めにキックスターターとかやれませんかね。
…とか思ってたら、『3』はやるみたいです。
ですが、前作からの直接の続きって感じではなさそう…。う~む。
とにかく、ライトな感じで面白かった映画でした。
(1969年) ★★★☆☆
主演が仲代達矢さんということは知ってたので、開始一番はじめに出てきた田畑半次郎をみて「仲代達矢ってこんな顔だったけ…?」と、しばらく首をかしげていたところ、その後出てきた源太が仲代さんでした。(半次郎は高橋悦史氏)
白黒映画みたいな古い映画をみると、昔の役者さんが出てくるのですが、年齢が若すぎて私がよく知る顔と全然違ってたりするんです。
映画を見終わった後、wikiなんかでキャストを確認していると、「あ~あれってこの人だったんだぁ!?」とびっくりすることもしばしば…。
時代劇…といっても、コメディタッチな感じです。
黒澤映画的なといったら岡本喜八監督に怒られるかもしれませんが、似た傾向がみられます。
源太と半次郎はそれぞれの立場で自分の目的を果たそうとしつつ、敵対したり協力したり敵対したり…といった感じ。
源太だけ、演技がものすごく若干…現代チックというか、浮いてる気がした。
それだけに掴みどころのない、そこのしれない男感が出てたように思う。
そもそも仲代達矢の時点でただならぬオーラみたいなのがあるので…一介のやくざには見えないという。品が良すぎるというか。
まったく別の話になりますが、私は『切腹(1962年)』という映画がものすごく好きで、その主演も仲代達矢さんでした。
※『一命』というリメイク版がありますが、あれは…。
閑話休題、半次郎もいいキャラしてますね。
脳筋系だけど根はいいやつ。
元農民の女郎を買ったときに、その子のおしろいをぬぐうんですけど、トミちゃんかわいい…。
化粧してないほうがいいというのは共感できるな~と。
火事場のばか力のシーンもおもしろい。
浪人たちの組長である十郎太もかっこいい…。
この映画、かっこいい漢がけっこう出てくるので…そういう雄臭いのが好きな人にもオススメですね。
東野英治郎さんも出てきます。
水戸黄門とか、続・男はつらいよの坪内先生とか…くらいしか私は知らないのですが、たぶん一度は観たことがあるのではないでしょうか。
全体的にちょっと…種子島が多すぎない?っていうのは気になったかも。
あのあたりだけ、チャチさというか…予算不足感があったというか…まあいいか。
後味スッキリ…なんだけど、一つだけ…悲しい…。
(2017年) ★★★★☆
事前情報は、どこかの掲示板で「クソ映画だった、最悪」という感想をみたのが最初でした。
そこから、それ以上は情報をいれず、観よう観ようと思ってなかなか観ず…放置していた映画です。
まったく期待していなかったのですが、個人的には面白かったと思います。
とにかく、救いがない。
最初私は、Netflixでのこの映画のサムネイルや、”ライフ”という題名から、『グラビティ・ゼロ』のような宇宙脱出系のなにか、命の大切さなどを教訓にする話なのかなと思っていました。
ところが、蓋を開けてみるとモンスターパニックホラー…。
最初、謎の生命体が顕微鏡でしか見れないくらい小さいな存在として現れるんですが、だんだんと大きくなっていき…といった感じです。
私の大好きな真田広之さんが出てるのもポイント!
役どころとしては…ちょっと微妙でしたが。
なんか久しぶりに、どうしようもない理不尽系モンスター映画を観た気がする。
やっぱ、倒せないくらい強いやつって怖いですよね…。
『エイリアン』とか『プレデター』とか、『ザ・グリード』とかも好きなんですが、この映画においてはリプリーもダッチもフィネガン船長も出てきません。
リアルに優秀な宇宙飛行士たちだけです。
戦う場所が、リアルな宇宙船っていうのもかなりアウェーというか、ただの人間にとっては不利ですし。
オチについては、なんとなくわかっちゃったので「あら~」って感じでしたが…期待していなかった分、けっこう楽しめました。
ただ、一回観れば十分って感じも…。
蛇足になりそうですが、エンディング後もぜひ観たいですね~(暗黒微笑)。
ー追記ー
この映画、考え方というか、視点を変えるとものすごくスカッとした面白い映画になると思いました。
宇宙生命体のカルビン君視点でみると、気持ちよく寝てたのに、いきなりよくわからない生物にたたき起こされた挙げ句に狭い場所にとじこめられてしまう。
ただ、ご飯くれるし、最初はそんなに嫌いでもない…(こんなこと考えていたのかは不明。最初から敵意丸出しだったけど、力が弱かったから特に暴れなかっただけかも)。
が、急に環境が変化したのでとりあえず身を守るために冬眠状態になったんだけど、無理やり電気ショックで起こしやがった!
なんか腹立ったので、一匹の手を粉砕骨折させてみたら、めっちゃ火炎放射器で追い回されるし…。
とりあえず逃げて、燃料食べたり酸素がある部屋を逃げ回ってたけど、どうもこいつらは俺を殺そうとしてる。
殺される前に殺らなければ!というわけでめっちゃくちゃにしてやった…という感じにみえてきます。
そもそも、人類側がやってる研究とかって、この生物にしたらまったく関係ないんですよね。
ラストシーンだって、カルビン君視点だと、もう「やったぜ!」って感じ。
この映画を観たことがある人はぜひ、この視点でもう一度観てほしいです。
最初★3だったんですが、4にしちゃいました。
10日まであと少し…。
とにかくがんばってますよ…!今日は休んじゃったけど。
そのあたりはまた、進捗記事でお伝えいたします。
映画感想とは関係ないのですが、アマゾンの欲しい物リストからいただきものがありました。
贈ってくださった方がTwitterをやっているかわからなかったので、こちらでちゃんと届いた旨をお伝えしようかと…。
伊藤潤二先生の『魔の断片』という漫画をいただきました!
JavaScriptさん、ありがとうございます…!
伊藤潤二先生は大好きでして…。
読んだことがない方にはぜひ、この方が描かれた漫画は読んでいただきたい!
ほんとに面白いですよ。
ホラー漫画で、ちゃんと怖いんですが、どこかコミカルな感じがする作風だと思っています。
特に好きな話は「阿弥陀羅断層の怪」と「隣の窓」という話です。
他にも好きな話がいっぱいあります。
ほんとに、よくこんな面白い話が考えつけるなと…やっぱりプロ漫画家はすごいんですが、その中でも伊藤潤二先生はものすごい…。
これからこの漫画を読んで寝ようと思います。
ほんとにありがとうございました~\( ⦿)ノ