声優の増岡弘さんが亡くなられました。
ご冥福をお祈りいたします。
俺はマスオさんといえばこの方の声で育ってきたので、
今はもう、ほとんどテレビをみることがなくなったとはいえ、さみしい…。
Twitterに初代マスオさんの声優、近石真介さんのものと増岡弘さんの比較動画が
流れてきたのですが、近石真介さんがマスオさんを演じていたのが
俺が生まれる前の1978年6月4日までということもあり、
やっぱり増岡弘さんがしっくりくる、という感じでした。
そこで思ったのが、キャラクターのイメージというか、
「このキャラクターの声優さんといえば誰?」という質問への回答って、
世代によってはそりゃ違うよなぁということでした。
例えば、俺はドラえもんと言えば大山のぶ代さんで、
のび太といえば小原乃梨子さんです。
カツオなど、声変わりしても慣れたキャラクターはいますが、
ドラえもん…、特にのび太役は小原乃梨子さん以外では
どうしても違和感があります。
これは、現のび太役の大原めぐみさんが下手だとかキライだとかじゃないんです。
なんかもう、論理的な説明ができないんです。
そして、新ドラで育った子たちからすると、
「ドラえもんはね、旧ドラこそ至高だよ!ドラえもんと言えば大山のぶ代だよ!」
とか言われても「はぁ?老害が何いってんの?わさびでしょ」となるのでは。
「やっぱ大山ドラだよな!」となってくれる人っていうのは、
大山ドラ世代の人たちしかいないんです。
※もちろん、新ドラで育った上で大山ドラが好きな人もいるとは思いますし、
大山ドラでも前期と後期では評価が違ったり…。
ドラえもんだけじゃなく、たとえばごっつええ感じをリアタイしてた人や、
俺の場合は深夜枠で一人ごっつ~松ごっつを観てた人など、
この世代にしかわからないものってあると思うんです。
今の若い人に、「金曜日か土曜日の深夜はね、エッチなシーンが多めのVシネマ
みたいなのがあってね…それがたまらなかったんだよ!」とかいっても、
「え、Pornhubでよくね?」とか「XVIDEOSでいいじゃん」と返される。
深夜にテレビごと毛布でくるまってえっちな番組を観るドキドキ感…。
いつでも電気を消せるよう、親の足音に気づくためにイヤホンを片方外してたり。
そんな経験を今しようと思っても難しいのでは。
そしてそんなさびしさを、おそらく俺の父ちゃん母ちゃんの世代、
じいちゃんばあちゃんの世代も、味わってたんだろうなと。
そういう意味では、自分と同世代の人間っていうのは、
それだけで大切な人たちなんじゃないか。
もちろん、人間個々の好き嫌いはあるので全員が全員、
仲良くはなれないんですが。
なにかしら自分と共通認識を持てる人たちって、尊いなと。
今回の訃報で、そんなことを思いました…。
ちなみに、ジョジョの奇妙な冒険のDIOの声。
俺にとっては田中信夫さんこそがDIOです。
もちろん、格闘ゲーム版の千葉一伸さんがいいという声や、
テレビ版の子安武人さんがいいという声の方が多いことは知っています。
これは先に述べた世代で…というよりは、
「どの媒体で最初にそのキャラクターに触れたか」なのかなと。
俺の場合はたまたま、OVA版のDIOだったというだけで、
これまた他の声優さんのDIOがキライ、というわけではないんです。
おそらく、同世代であっても意見がわかれるところ。
キャラクターの声優違いの話題は難しいですねぇ…。
※OVA版ジョジョの奇妙な冒険のダービー戦はほんとにスゴイぞっ!
おわり