市中で蔓延する謎の伝染病…
神溺教団が広めようとしている細菌テロを止めるため一人トアット鉱山へと向かった武装司書見習いのノロティ・マルチェ。
彼女は見習いから一人前の武装司書となるためにもこの任務を一人で全うしようと意気込んでいた。
「私一人で出来るってとこ見せなくっちゃ…!」
鉱山内の教団アジトへと侵入し、内部の様子をうかがうノロティ。
その時、ふとお腹の中心から微かな疼きが生じ思わず顔をしかめる。
(う…まだちょっと痛む…"あの時"ハミュッツさんから手酷くやられちゃったからなぁ…)
そう思いながら疼きの発生点…むき出しのお腹の中心点である"ヘソ穴"へと目を向ける。
そしてこのトアット鉱山に向かう前の出来事を思い出すのであった。
「…え?なんで"おヘソ"を出しているのか…ですか?」
館長代行であるハミュッツから図書館内の一室に呼び出されたノロティ。
「そう、ここに来てからよくもそんな惜しげもなくお腹を…臍穴をさらけ出せるのか一度聞いてみたかったのよ」
(ハミュッツさんもシャツのボタンを外して胸元を大胆に出してるのでは…?)そう思いつつもふとあることがノロティの脳裏を過ぎる。
「…あの…私が"肌をさらけ出し過ぎ"っていうクレーム…また入っちゃったんですか?」
以前まで白のチューブトップに赤のミニジャケット、そして愛のデニムのショートパンツと極めて露出度の高い格好していたノロティ。
褐色肌であることも相まって図書館内で特に目立つ存在であった彼女であったが、そのあまりにも肌をさらけ出し過ぎる格好が災いしてか一部の利用者から『格好が扇情的過ぎる』とクレームを受けることとなってしまう。
彼女の戦闘スタイルが『素手での格闘』ということもあり動きやすさを優先するためミニジャケットとデニムパンツの着用は認められたものの、胸元とお腹を大きくさらけ出していたチューブトップからノースリーブのボタンシャツへの変更を命じられる。
やむなくシャツを着用するようになった彼女だったが、大胆にもそのシャツの両裾を鳩尾前で結び依然そのお腹を大きくさらけ出していた。
今、ハミュッツの前に立つ彼女が着用しているシャツも、首元からしっかりボタンが締めているものの、お腹はむき出しとなっておりその中心の臍穴もひときわ目立っている。
「いや、個人的にも何でそこまでして腹を…臍を人目にさらすのか前々から"興味"があってね…」
話口調は穏やかであるものの、どこか話をはぐらかしてはならないような威圧感…
ノロティはぎこちなく喋り始めた。
「…そ、その……わ、私……こうしておヘソを出してると…"世界"と繋がっているような気がするんです」
「……へぇ?」
『話を続けろ』と言わんばかりの視線。
「お、おヘソってお腹の中にいる時、ここでお母さんと臍の緒で繋がってましたよね…?生まれたときに緒は切られちゃいますけど、でもその代わりおヘソはこの世界と繋がったと思うんです」
「………」
「わ、私この世界が大好きなんです!だから私はずっと昔から"世界と繋がる"ためにこうしておヘソを出して……あ、へ、変なこと言ってごめんなさい!」
恥ずかしくなったのか慌てて両手で臍を隠すノロティ。
「…別にいいよ。じゃあその"世界と繋がっている"という"臍"…もう一度よく見せてごらん」
「え?は、はい…」
顔を赤らめながら、臍を隠していた両手をゆっくりと動かしその両脇に添えるノロティ。
「ふーん…」
ゆっくりと彼女の元に近づいていくハミュッツ。
その視線はずっとノロティの腹部の中心の穴へと注がれている。
「まあ、アンタの"信念"は分かったよ。そこまで"臍を出し続ける理由"…よく分かったよ」
「!、ハミュッツさ…」
「………え?」
自身の身に何が起きたか理解できないノロティ。
腹部の中心から突如発せられた鋭い痛み。
それが自身の臍穴に突き刺さったハミュッツの人差し指のせいであることを理解するのに一瞬の間を要した。
「ぅ…あ……うわああアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!????????」
今まで自身が込める思いを語ってきた臍に、無慈悲にもその人差し指を深く突き込んでいたハミュッツ。
あまりもの不意の出来事に気が動転するノロティ。
咄嗟に自分のヘソにめり込んだ指を抜き取ろうとするも、それより先に素早くハミュッツが動いた。
「あッ!?ぐぅッ!?うわあああッッ!!???????」
素早くノロティの背後に回り込みながらその片腕を取り、さらには自身の両足を彼女の健康的なむき出しの太ももへと絡ませ体を密着させたハミュッツ。
自分の体とノロティの体の間に彼女のもう片方の腕を挟み込み、ハミュッツはその体の動きを完全に封じてしまった。
「おやおや、随分と動きが鈍いじゃないか?へそ出しのお嬢さん?」
「ハ、ハミュッツさん…どうしてこん…ッぐ、グああああああッッッッッ!!!!!!!!」
臍奥へとさらに指を押し込まれ苦悶の叫びをあげるノロティ。
あまりもの痛みに目尻から涙が溢れ出す。
「臍を出す理由はよく分かったわ…けど、このお腹の中心の穴を無防備にさらけ出す愚かさというものをよく理解していないみたいだから今から私が教えてあげる。たっぷりとね」
「そ、そんな…やめてくだゥぐアアアアアッッッッッ!!!!????」
背後から絡みついたハミュッツが自身の体を仰け反らせたことで、自身の体も強制的にお腹を突き出すように反らされてしまうノロティ。
それに伴いハミュッツの鋭い指先がさらに臍奥にめり込み、彼女にさらなる辛苦を味もたらしていた。
「さっきもアンタが言っていた通り"臍穴"は母体と繋がっていた痕跡…故にちゃんと肉が閉じず永久に腹の真ん中にポッカリ空いた人体最大の急所…そんな部位を人前でさらけ出し続けているアンタの"覚悟"を見せてもらわないとね!」
「か、覚悟ってそんな…!」
「臍(弱点)を自らさらけ出すのは…自らソコを狙ってくれと言ってるようなものよ!」
グリュッ!!
「ぐガあああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
部屋に響き渡るノロティの絶叫。
その絶叫の音色を楽しむようにハミュッツは彼女の臍を延々と嬲り続けるのであった。
【続】
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