ネーブル・マミの不意を突き、彼女のネーブルエナジーを吸収したことで急成長を果たした謎の子供。
再び彼女の前に姿を現し、自ら『ネーブル・ミア』と名乗り戦いを挑んでくる。
「あ、あなた何者なの!?」
「さあ?センパイの…まあ"子供"みたいなものかなぁ?」
「ふ、ふざけないでッ!…ッ!?」
ふとミアが左手に何か小さな物体を弄っていることに気づくマミ。
「そ、それは…?」
「センパイ、鳩尾辺り…なんかスースーしないかなぁ?」
咄嗟に自分のお腹に目を向けるマミ。
「ッ!?」
彼女のノースリーブブラウス状のスーツ、その胸元から下腹部まで整然と並んだ金のボタン…
その一つ、ちょうど鳩尾辺りに位置するボタンが引き千切られていることに気づくマミ。
「い、いつの間に…!?」
「アハハハッッッ!!!!全然気づかないなんて…ホント間抜けだねぇ?それじゃ…」
「はぐゥッ!!???」
「ほら、ちゃんと返してあげたよぉ?センパァイ?」
目にも止まらぬ速さでマミの眼前へと迫り、そのむき出しの臍にむしり取ったボタンごと人差し指を突き刺していたミア。
そしてボタンをその臍奥へと強く押し込んでいく。
「うごエ"ッ!!??や、やめ…」
「おっと!」
自身の腕を掴もうとするマミの両腕を片手で素早く捕らえ背後から締め上げるミア。
「うあああッッ!!???」
「ホントどんくさいなぁセンパイ?」
侮蔑の笑いを浮かべながら、さらに強く指を押し込んでいく。
「い"ッいだぁあああああああああいッッッッッッッ!!!!!!!!!!!や、やめてぇええええッッッ!!!!!!!!!おヘソがァッ!!!おヘソがァアアアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!!!!」
腹膜を突き破らんばかりにボタンを臍の奥底へと押し込まれる苦痛に、ただ為すがまま苦悶の声を上げるしかないマミ。
「アハハハハハッッッッッッ!!!!!!!!!!」
悶絶するマミの様子に笑い声をあげながら、さらにボタンを臍の奥で縦横無尽に激しく動かすミア。
「グああああああああアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!」
「これがホントの"bellybutton"ってやつだよねぇ!?アハハハハハハハハハハッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
「ゥぐあああアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!………………ぅ…」
激しいへそ責めについに耐え切れなくなったのか、気を失ってしまったマミ。
「…アレ?センパイ、もうダウン?」
ミアの腕に全体重を預けるようにぐったりとうなだれた体。
だらしなく涎を垂らしながら半開きになった口、紅潮した頬…
ミアがその臍から指を引き抜くと、そこから粘り気のある体液が糸を引くように臍から垂れ落ちていく…
「センパイ、ホントクソ雑魚もいいとこだけど…」
よりにもよって敵に抱かれた状態のままで気を失い、その弱点の臍も無防備にさらけ出している…
「でもセンパイ、ホント"カワイイ"んだよねぇ……もっと虐めたくなっちゃうくらいにさッ!!」
マミの体を正面に向け、そしてお互いの臍を密着させるようにその腰をきつく抱きしめるミア。
ドクンッ!!
「フあッ!??」
突如臍から全身に奔った悪寒に目を覚ますマミ。
「な、なに…?これッ!?」
一瞬気を失った間に自身がミアから抱きしめられていることに気づく。
「お目覚めかなぁセンパイ?」
眼前で悪魔のような笑みを浮かべていたミア。
「またセンパイのエナジー、たっぷりといただいちゃうからねぇッ!!」
「えッ!?…うッ!?うわああああアアアアアアアアアッッッッッッッッッ!!!!!???????」
腹の奥底に蓄えられたエナジーが臍から抜けていく感覚。
またもマミの臍からエナジーを吸引していくミア。
だが今回その部位は口ではなく、なんと臍穴からであった。
「アハハハ!!!!ボクのオヘソの穴…ここからもエナジーを吸い取ることができるんだよねぇ!!」
「嫌ああアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!離してぇえええええええええええええッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!」
ミアを引きはがそうとするも、自身のお腹がまるでミアの腹に張り付いたように全く動かせない。
「お、お腹がッ!!??」
「ボクのお腹のこの蜘蛛の巣……ただの飾りだと思ったァ?これに触れちゃうともう逃れることは出来ないんだよねぇ!!」
「そ、そんなぁああああああああああ!!!!!!!!!!ゥあああアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッッッ!!!!!!!!」
先の口で吸われていた時よりもはるかに凄まじい勢いで臍から吸い出されていくネーブルエナジー。
もはや戦うどころか体を動かすことすらままならない…
この謎の妖戦士の前にまたも完全敗北を喫してしまうネーブル・マミであった。
【続】
龙舌
2025-04-26 06:34:35 +0000 UTC