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アレンビー大ピンチ!美少女ファイター最大の弱点!?その4

『ノーベルガンダムダウーンッ!!リングに大の字になったままピクリとも動かないーッ!!度重なる腹打撃でダメージが蓄積していたところにダリヤガンダムの超高度ヒールプレス!!お腹のダメージが限界を超えてしまったかーッ!?』


『ダリヤガンダムの鋭いヒール部分が深くめり込んだ臍部にポッカリと穴が空いてしまっています!!臍は人体で鍛えられない急所!!さしものアレンビー選手もこれには堪えきれなかったようですッ!!…なんです?…ガンダムファイト委員会からの緊急声明…?…こ、これは…!?』


「う、うぅ…」


「!、お目覚めのようですね」


ネオ香港の港湾地区の一角、ほぼ人が寄り付かない倉庫群の中の一つ…


そこにた佇んでいたのは、アレンビーを罠に食めた挙げ句、執拗なへそ責め攻撃で彼女を極限まで追い詰めたファサリナ・オルフェその人であった。


そしてもう一人、そんな彼女の前で横たわる人物…


ファサリナが端末から大音量で流していた、自身とアレンビーの試合の中継動画によってか徐々に意識を覚醒させていく。


「う…こ、ここは…?」


「おはようございます、アレンビーさん」


「!、ア、アンタッ!?」


咄嗟にその場から跳ね上がるように起き、ファイティングポーズをとるアレンビー。


そして同時に彼女は何故自分がここにいるのか訝しがった。


「どうしてアンタがここに…じゃなくて、なんでアタシがこんなとこにいるの!?」


「ネオスウェーデンの施設に入り込む…私にとっては容易いことです」


「!?」


「あの試合の後、お腹とおヘソへの過度なダメージで救急入院することになった貴女を浚いここまでお連れしたということです」


「そ、そんなこと…!?」


ガンダムファイターを収容するネオスウェーデンの医療施設の限界な警備を掻い潜っ挙げ句、中からアレンビーを連れ出してきた…にわかには信じられない話であった。


「もっとも…私一人ではさすがにどうにもなりません、内部に協力者がいればこそです…フフ」


「!!、そ、それでアタシをどうするつもりなのよ…」


「私ともう一度ファイトをしていただけませんか?」


「はあッ!?」


「先の試合は貴女のパートナーが相方を裏切るという前代未聞の事態に、ガンダムファイト委員会が試合結果を無効としレギュレーション違反ということで私たちは失格。唯一勝ち星がついたのは貴女だけです、アレンビーさん」


そういうと同時に先の端末で流していた試合中継を見せつけるように流すファサリナ。


『ノーベルガンダムダウーンッ!!リングに大の字になったままピクリとも動かないーッ!!度重なる腹打撃でダメージが蓄積していたところにダリヤガンダムの超高度ヒールプレス!!お腹のダメージが限界を超えてしまったかーッ!?』


『ダリヤガンダムの鋭いヒール部分が深くめり込んだ臍部がポッカリと穴が空いてしまっています!!臍は人体で鍛えられない急所!!さしものアレンビー選手もこれには堪えきれなかったようですッ!!…なんです?…ガンダムファイト委員会からの緊急声明…?…こ、これは…!失格ッ!!ファサリナ選手と他二名のガンダムファイター、失格との判定が出ました!!』


「…というわけで、私は敢えなく敗退…試合への出場も禁止となってしまいました」


「……」


「というわけで、おめでとうございますアレンビーさん!貴女は私の卑劣な罠にもめげず…」


「ふざけないでッ!!あんなのが“勝ち”っていえるわけないじゃないッ!!」


怒号をあげるアレンビー。


「あ、あんな…あんな無様な姿を晒して…!“勝った”なんて…」


その言葉を聞いて笑みを浮かべるファサリナ。


「やはりそうですよねぇ!大したことないファイター達に羽交い締めにされて、お腹をボコボコに殴られた挙げ句、おヘソを抉られて死にかけていましたからねぇ、アレンビーさんは」


「うるさいッ!!」


全身から怒気を発せんばかりのアレンビー。


「いいわ!アンタの思惑通り戦ってあげるッ!!今度こそアタシがアンタより強いってこと、思い知らせてあげるんだからッ!!」


「フフフ、それでこそです。しかしその前に…私からのプレゼント、気に入っていただけましたか?」


「プレゼント…?」


「貴女が今、着用している“ソレ”です」


アレンビーも既に気づいてはいた。


今、着用している衣装…


青を基調とした白と赤のトリコロール調のノースリーブシャツとホットパンツ…


胸に付いた黄色のリボンとその中央に取り付けられた緑のブローチ…


腕と足の素肌をまるまるさらけ出していることと、腹部の正中線にそって並んだボタンが異様に多いこと以外は、さながら自身のファイティングスーツを着用しているようであった。



「病院着のまま戦うのもなんでしたから…。アレンビーさんのファイティングスーツを模して特注したものなんですよ。色、サイズ、お腹の締め付け具合…ファイティングスーツを着用している時とほとんど変わらないでしょう?」


「…余計なお世話よ」


敵が用意した衣装を着用させられている不愉快さはあったものの、まだ“臍”を晒す格好よりはマシだと思ったアレンビー。


しかし“この衣装”が、この後先の試合以上に彼女を苦しめる“元凶”になるとは、この時点で思いもしなかった…


「フフ、それでは一応言っておきましょうか?ガンダムファイト…」


「…レディ」


「「ゴーッ!!!」」


咄嗟に相手に詰め寄り猛ラッシュを仕掛けるアレンビー。


「ハアアアアアアアアアアッッッッッッッ!!!!!!!!!」


「あらあら、アレンビーさん。最初からそんなに激しく仕掛けて…」


猛攻撃にも関わらず涼しい顔でラッシュをいなすファサリナ。


「お腹の傷もまだ癒えていないのでは…?」


「こんなのッ!傷の内にも入らないよッ!!」


「フフ、随分とタフなんですね。しかし”おヘソ”はどうでしょうか?」


「ヘソッ!?」


「アレンビーさん、おヘソを責められるのは初めてなようでしたので…おヘソを少し抉っただけであの絶叫…思い出すだけでもゾクゾクしてきてしまいます…!」


「うるさいッ!!おヘソなんかでアタシがッ…!!」


「フフ、そうでしょうか?そのシャツの下から3番目のボタンの辺り…今でも疼いているんじゃないですか?」


「う、うるさ…グッぷッッ!!???


攻撃を畳み掛けていたアレンビーに突然の思わぬ衝撃。


先の戦いで散々痛め付けられた腹部…


その一点に迸った凄まじい痛撃。


見ると、自身の腹部に鉄棒のようなものが突き込まれている。


「オ゛ッ!?オ゛オ゛ォォォォォ…!!」


腹の底から絞り出すような濁った呻き声。


またも未知の衝撃にアレンビーの思考が停止する。


「フフフ、またたっぷりと遊んであげますよアレンビーさん」


【続】

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強気な態度が何時崩壊していくのか楽しみ

ホゾフェチ


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