初めましての方は初めまして、藤原ノこーりーです。私はアメリカのハワイ州の留学生です。今回コロナウイルスによってハワイと日本を直行する便が7月中旬まで欠航する事がハワイ政府内で決定されました。本来ならば6月の第一週に帰国をする予定でしたが、欠航されてしまった為、帰れない状況が続いていました。そこで、直行便を使用するのではなく「グアム経由」で帰る事を決め、同じように帰れなくなっている友人と共に初めてのグアム経由での帰国に挑戦をしました。
【使用した航空会社】
今回利用した航空会社は「ユナイテッド航空」です。普段はハワイアン航空を使用していましたが、完全に運休しているので、稼働しているユナイテッド航空でグアムへ国内線で飛び、同じくユナイテッド航空で日本へ国際線で帰りました。
【帰国の計画】
今回の帰国の計画は
6月28日(ハワイ時間) ハワイ、オアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港でグアム行きの国内線を使用しグアムへ向かう。
約7時間半のフライト
6月29日(グアム時間) グアムに到着した後、グアム政府が指定した隔離ホテルとそのホテルへ運送する為のバスを使用する。次のフライトが15時間後なのでそのホテルへ送ってもらい一晩だけ泊まる。
6月30日(グアム時間、日本時間) ホテルを出て空港へ向かい、日本行きの国際線のフライトにチェックインする。4時間のフライトの後、日本へ着陸。
【それぞれの空港の様子】
ハワイの空港、グアムの空港、日本の空港を利用しました。それぞれの空港内の様子を教えます。
この3つの空港の中で最も厳重にウイルス対策していたのは日本の空港、次にハワイの空港でした。ハワイの空港にはアメリカ軍と全身防具を身に着けたスタッフがいました。案の定空港内は客がほとんどおらず、とても静かでした。
グアムの空港にも軍と防具姿の人がいましたが、軽い気持ちで職務を行っている感じでした。
日本ではしっかりと設備を整えており、スタッフの数も他の空港よりもずっと多くいました。その為対応が非常に早い印象があります。
ハワイの空港内。普段は人でいっぱいになっていたはずがガラガラになっている。
【ユナイテッド航空の評価】
滅多に使わないユナイテッド航空を今回使用しましたが、飛行機のチケットを購入するサイト「エクスペディア」ではこの航空会社の評価は10点中3点という低評価でしたので、身構えて飛行機に乗りましたが、思いのほか普通でした。ハワイからグアム行きの飛行機では機内食は有料だった為、事前にスーパーで買ったおにぎりを食べました。水は頻繁に提供してくれました。
【飛行機内の席がガラガラだった】
コロナウイルスが発生した事によって飛行機の席に制限が設けられました。それは、隣の人とは席を1つ空けて座る事です。その為、通常よりも乗せられる客数が少なくエコノミークラスのあの窮屈な空間が開放的になっていました。その上、私が使用した席の列はたまたま空席を1つ挟んだ2つとなりの席の人がいなかったため、席を3つ占領する事が出来ました。しかも、それはハワイからグアムへ向かう飛行機もグアムから日本へ向かう飛行機どちらにも起こり、エコノミークラスの中で1人ファーストクラスを満喫しました。
【グアムにて ホテルへ移動】
グアムに着き、飛行機を出て直ぐに遠距離から体温を測れる特殊な機械で体温を測られ、その後日本人のスタッフが「成田空港へ向かう方はこちらにー」と言っていたので名乗り出ると、名簿にチェックを入れていました。かなりしっかりしている。
スーツケースを受け取る所に出ると、グアムへ入国するのに必要な書類を得る為の列があったのでそこに並ぶ。(しっかりとソーシャルディスタンスを守りながら)
私の番になり、完全防具姿のスタッフに成田空港へ向かう為一晩だけグアムに泊まる事を説明すると、必要書類を渡されました。何月何日何年にグアムに入国したかの書類や、自身の本名、生年月日、性別、職業、パスポートIDなどの細かい個人情報を記入する書類、グアムに入国する際の注意点やよくある質問と答えの書類などでした。
※書類の写真は一応撮っていますが、あえて非公開にします。
必要書類を記入し、サインをしたらスタッフに渡し、税関を抜ける。抜けた後、ホテルで一泊する人を軍人が案内してくれ、軍人の受付にパスポートを見せ、また新たな書類にサインした。何回サインしたか忘れるくらい今回の帰国では色んな書類にサインした。
その後、政府が用意したバスに案内されました。そのバスがなんと「スクールバス」でした。私と友人共に「スクールバスだ!(笑)」とつい大声で言ってしまいました。
スクールバスで政府指定のホテルへ30分ほどかけて向かい、ホテルに着いた後、別のバスで運んでくれたスーツケースを受け取り、ホテル内に入って受付をし軍人が部屋まで案内してくれました。
【隔離ホテルの評価】
政府指定のホテルが複数ある中、今回案内されたホテルは「Ocean View」というホテルでした。
正直、グアムでは部屋は狭く、あまり良い対応はしてくれないと思っていましたが、実際はなかなか良かったです。部屋はとても綺麗で水道の水力もしっかりしていて、ホテルを管理している軍人たちも優しく対応してくれていました。
部屋にはテレビ、冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカーとコーヒー、机と椅子、クローゼット、洗面台と鏡、ヘアドライヤー、シャワールーム、トイレが完備されていました。シャワールームではシャンプーとコンディショナー、ボディーローション、ボディーソープが使い捨ての小さな容器に入れた状態で用意され、バスタオルとフェイスタオルも用意されていました。トイレはウォシュレットは付いていません。トイレットペーパーは既にセットしてる物と予備2つありました。けれど、洗面台には歯ブラシと歯磨き粉が無いので、自前に用意する必要があります。
棚には大量のシャンプーもろもろの予備があるのでシャワールーム関連の道具は心配ないようです。
この日はもう既に深夜になっていたので、夜食で腹を満たしシャワーを浴びてすぐ寝ました。
夜にホテルにやって来たので、ホテルの外見を見る事が出来なかったが、朝になって意外と屋内の綺麗さに反して外は汚かった事がわかりました。
中の清掃の方が重要なので、外の清掃の分の時間と人員を屋内に回しているんじゃないかなと思っています。中は凄く綺麗です。
【ホテルの朝食】
グアムのホテルでは、朝昼晩に一回ずつ配給の飯が渡される。今回私は一晩だけだったので朝ごはんのみ食べました。軍がそれぞれの部屋のドアまで飯を持っていき、ドアをノックして飯を渡していました。今回食べた朝ごはんはこんな感じでした。
飯自体は普通の味だっただろうけど、軍から配給された飯って事でめちゃくちゃ興奮していてとても美味しく感じました。
【グアムから日本行きの飛行機】
グアムで日本行きの国際線のチェックインを済ませ、いざ搭乗。今回は珍しく小さな飛行機でした。
↑グアムのチェックインカウンターの壁画
ユナイテッド航空の飛行機でしたが、日本行きだったからか日本語のアナウンスと日本人のフライトアテンダントがいました。そしてまたもや席を3つ占領する事が出来、日本に着くまで寝っ転がって過ごしました。ソーシャルディスタンスで席が空くことでいつもより快適なフライトが出来ました。
【飛行中に配られた書類】
本来なら税関に渡す「税関申告書」のみが配られますが、今回はその紙と同時に4枚の書類が配られました。
これらの書類は事前にインターネットで画像を入手出来ていたので、あらかじめ必要な情報を記入した画像をスマホに入れていました。それを見ながら書類に写し書きしました。
【成田に到着した後】
待ちに待った日本に着陸。その後、英語と日本語でPCR検査についての説明のアナウンスが流れ、ビジネスクラスと小さい子供を連れた家族を先に飛行機から降ろしていました。
飛行機が空港に着いてから30分ほど待機していました。待っている間、水をくれたりして過ごしていました。30分後、数人ずつ降ろされ、私は一番後ろの席だったので一番最後に降りました。
降りた後は案内に従って移動し、ベンチが用意されたところで待機するように指示されました。全員が座ったら、スタッフの一人がPCR検査の待ち時間について説明しました。私達の飛行機が到着する直前に3機の飛行機が到着したようで、運悪く2時間待ちをする事になってしまいました。幸い成田空港のフリーWi-Fiが優秀だったのでTwitterやゲームをして2時間待ちました。その途中、また新たな書類が配られました。
LINEを使う事で電話ではなくテキストで健康状態を報告できるサイン書で、LINEを持っているので必要事項を記入しました。
しかし、その後のPCR検査前の書類チェックでどうやら海外の携帯電話番号のLINEは使えない事を言われました。私の携帯はハワイで買ったので日本の電話番号ではありません。何故海外のだとダメなのか質問したら、上からそう指示されただけで理由はわからないとのことでした。仕方がないので、母親の携帯電話番号を使う事にしました。
【検疫の工程】
先の飛行機の客人らの検疫が終了し、私達の出番が来た時、まず自宅待機で迎えに来る人がいる人が先に検疫所まで案内され、その後隔離ホテルへ向かう人達が後に着いていくように移動しました。
検疫の前にまず飛行機内で記入した書類をチェックする場所で書類をチェックする。書類チェックを終えた後、その書類を持ってPCR検査の受付に持っていき、書類を渡す。すると代わりに小さい赤い紙を貰いました。この紙は証明書のようなもので、PCR検査をしましたという証明の為の紙だと思います。それを受け取り、いざ検疫所に入る。検疫所は壁で周りを囲い周りから見えにくい状態になっていました。それが2つ設けられていました。中に入り、荷物を降ろすよう指示され、椅子に座りました。すると細い綿棒のようなもので鼻の穴にスススーっと入れられ、もはや口の奥のとこまで入れられました。あまりにどんどん奥にいれられたのでびっくりしたと同時に普段感じる事のない痛覚で少し涙が出そうになりました。(でも綿棒が鼻から出て行く時は少し気持ちよかった)
検疫が終わり、荷物を持って出る。この時点で、迎えの人が空港に来ていたらすぐに税関のとこに行けるが、まだ来ていない場合は用意された椅子に座り待機するようになっていました。私と友人は既に空港に迎えの人が来ていたので、ひとりのスタッフから迎えの人の車のナンバーを聞かれたのでそれを教え、税関へそのスタッフと共に行きました。スーツケースを持って税関を抜けて出口を出ると母が既に待っていました。スタッフが私と友人が迎えの人と合流できた事が確認出来たので、私達は空港を出ました。
空港を出た後の安心感は凄かった。長かった帰国の旅がやっと終わった。
【検疫時のスタッフの対応】
堅苦しさはなく、普通に親切に臨機応変に対応してくれました。けれど、顔を見るとやつれているスタッフや目が充血していたりと、かなり疲れている様子でした。フライトで疲れているかもしれないけど、スタッフには決して怒鳴らず普通に接してあげましょう。
【成田空港での注意事項、禁止行為】
まずトイレに行きたい場合は勝手に行くのではなく、スタッフが定期的にトイレに行きたい方を聞いてくるので、その時に指定されたトイレに行くように。基本的に自由に行動は出来ない。
検疫所、荷物受け取り所、税関まで全て撮影禁止。撮影禁止の張り紙に気づかず、1回注意されてしまいました。
迎えの人が来る場合は、税関を抜けた後速やかに迎えの人と共に車まで移動する。空港内は自由に動いてはいけない。そして、迎えの人がいない時は出る事は出来ません。
【家に着いた後】
14日間自宅で待機。検疫の結果は書類に書いたメールアドレスに届きます。陽性の場合は検疫してから2日後で通知が来る。陰性の場合は3日以降に来ます。と、書かれていましたが、このブログを書いている間に検査の結果が来ました。まだ帰国してから2日しか経っていないのですが、「陰性」の結果通知が来ました。
この結果の通知が来るまでに、家族には一切触らず距離をとって会話し、家の中でもマスクをしてなるべく自室に籠って過ごしました。ですが、陰性という通知が来たので、少しは安心して家族と接する事が出来そうです。それでもまだ14日間は油断出来ないので、このままマスクをして過ごそうと思います。
【終わり】
この旅行記を読んでくださりありがとうございます。今回の帰国は普段とはかなり違う事が多いので少しでも帰国に不安を抱いてる方に情報を提供したいと思いこのブログを書きました。書類不備とか嘘の事項を記入したりしなければ大丈夫です。色んなスタッフにお世話になりましたが、みんな優しく対応してくれました。もし、帰国を計画している方がいましたら、装備はしっかり整えておいてください。ウェットティッシュとかマスクとか出し惜しみなく使うべきです。私も飛行機のトイレに行くたびにビニール手袋をはめてトイレに行き、使い捨てていました。そのくらい本気で、ウイルスから自分を守りましょう。
それでは良いフライトを
藤原ノこーりー
藤原ノこーりー
2020-07-02 14:07:04 +0000 UTC藤原ノこーりー
2020-07-02 09:41:56 +0000 UTC隼烏
2020-07-02 08:29:18 +0000 UTC