【あいさつ】
こんにちは、藤原ノこーりーです。前回に引き続き、今回は私なりの表情差分の描き方を説明します。私の絵を参考にしたいという方は是非活用してください。
前回の基本編はこちらから。
【講座の内容説明】
今回はエイプリルフール用に描いたゴッホちゃんを使って説明します。ゴッホちゃんの絵が1番表情差分の説明に最適だと判断しました。前回の基本編と比べ簡単な内容だと思います。多分。
【1. まずはレイヤーを分ける】
表情を楽に差分するには、体の線画と顔の線画を分ける必要があります。つまり下の画像のように分離する事が出来る状態にしなければなりません。
レイヤーの並びはこのようになっています。体の線画と色は下の方にあり、顔の線画と色(目や口の色)を上に置いています。つまりのっぺらぼうの体に顔が乗っかっているような感じです。
【2. 顔のパーツを分ける】
顔の線画は3つに分けます。「まつ毛」と「目」と「眉毛、鼻、口」です。こうすることで1つにまとめている状態と比べ、管理がしやすく表情をより自由にカスタマイズ出来ます。
まつ毛と目を一切変えなくても、眉毛、口のパーツだけを変えるだけでも色んな表情にする事が出来ます。
レイヤーの並びはこのようになっています。まつ毛が緑、目が赤、眉毛が青です。この画像では眉毛、口のパーツは5種類ある事がわかります。
でも、眉毛だけを変えるならパーツを分ける必要があまりないと感じますよね。ですが、まつ毛と目の線画を分け、まつ毛と目の種類を増やすことで簡単に多くの表情差分が作れるようになります。
【3. 顔のパーツの種類を増やす】
まつ毛をコピーペーストしてコピーした奴の位置を下にさげます。
そして、目もコピペしてまつ毛と重なった部分を消します。これだけで先ほどのまつ毛と目の形の時点ではたったの5種類の表情差分が10種類に倍増しました。
分かりやすく表にしました。
では更にパーツの種類を増やしましょう。眉毛、口パーツを2種類増やしました。これで表情差分は14種類に増えました。
今度は目を閉じている状態の表情を描き、更に眉毛、口のパーツも2種増やしました。
このように「まつ毛」「目」「眉毛」のパーツを分けて作る事で表情の種類を倍数で増やすことが出来ます。こうして作られたパーツを組み合わせて使いたい表情を自由に作る事が出来ます。
ゴッホちゃんでは8種類の表情差分を作りました。
【4. 表情にさらにトッピングを】
表情の種類を増やしてもまだ足りないものがあります。表情差分にはやはり「泣き顔」と「焦り顔」も必要ですよね。なので「涙」や「汗」といったキャラクターの感情を更にわかりやすくしてくれるエフェクトも描きましょう。
涙、汗の他にも色んなエフェクト付ける事が出来ます。スィリちゃんの絵で紹介します。
「照れ顔」を表現する為に頬と鼻全体に大きな斜め線をズラーっと描きます。
「困り顔」や「落ち込んでいる顔」を表現する為に連なった縦線を顔の端に描きます。
「怒った顔」や「警戒している顔」を表現する為に鼻の上部にシワを描きます。
複数のエフェクトを組み合わせる事でまた違った表情にする事も出来ます。これは「涙」と「赤い斜め線」を組み合わせました。興奮しちゃう。
スィリちゃんの絵では管理がしやすいようにフォルダーごとに選んだ表情のパーツをセットにして分けています。表情差分はパーツが多くなるとその分管理もややこしくなるので丁寧にフォルダー分けする事をお勧めします。
(この赤いバツはマスクなので気にしなくて大丈夫です)
【最後に】
いかがだったでしょうか。単に絵を描くだけなら全く気にしない表情差分ですが、ゲーム界隈やVTuber界隈ではかなり必要とされる技術です。この表情差分のやり方は自分で編み出したものですが、他にも色んなやり方があるかもしれませんね。
もし何か質問等がありましたらコメント欄などにメッセージを送ってください。
次回は衣装差分の講座を作りたいと思います。ありがとうございました。