「刺さる」の話
Added 2022-06-14 22:00:00 +0000 UTC今日が千葉県民の日だと知って、千葉県民の私はちょっと嬉しく思いつつもだからと言って特に何があるわけでもなかったです葉住音矢です。
千葉県内の学校とか会社はお休みのところもあるみたいです😇
今日は原稿の進捗をお休みして雑談です!🙏
物語の面白さについて、これまで私が考えていた常識がぶっとんだ話です。
(私の常識は頻繁にぶっとんでる気がするけども😇)
「面白い」の理屈
面白いと感じる要素って色々あります。
キャラ、ストーリー、設定、世界観、関係性、フェチズム等々、色んな要素がありますし、その組み合わせで面白いと感じてます。
物語の中の要素以外にも、漫画やアニメなどのメディアそれぞれの表現方法であったり、構成や演出、あるいは告知のしかたによっても面白さが変わるかもしれません。
私の場合、自分で作るお話の形は主に漫画です。
漫画制作はこれまでに何度も経験してきましたし、それなりの知識や技術を得てきていて、私なりに「面白い漫画の作り方」的な理屈を頭の中に持っていたりします。
このブログで雑談やお絵描きの話として紹介・共有してきたお話もその1つです。
文章書きさんであれば文章について、同じように何らかの理屈が頭の中にあると思います。
が、しかし!!
私が持っていた理屈には重要なものが抜けていたことに気付きました!
結論から言うと、「刺さる」が大前提にある、です。
「刺さる」って何かというと「心が揺さぶられる」が近い表現かと思います。
刺さるお話
先日、「うわ、この絵めちゃくちゃ好き!!」と思うものがありました。
(身内の絵なので紹介は割愛します🙏)
その絵を描いた方は、ごく稀にお絵描きするくらいで、俗に言う絵の上手さで言えば初心者と大差ないくらいです。
でも私はその絵を見て、心が揺さぶられてました。
絵の上手さとか表現力とか抜きで、その絵が刺さってました。
とはいえ、周りからの評価(twitterのいいね数やpixivのブックマーク数など)は低くてなんでやねんってなってました。
この感覚は誰でもあると思います。
めちゃくちゃ好きな作品でもあまり評価が高くなかったり、逆に超高評価の作品を見ても何ら心が揺さぶられなかったり。
この、「自分の感覚と周りの評価の不一致」という感覚は前からなんとなく理解していたんですが、なぜか私はその瞬間にふと気付きました。
「もしかして、この感覚ってめちゃくちゃ大事なのでは!?」的な😇
よくよく考えてみたら、私が面白いと感じている作品にはすべて「刺さった」感覚がありました。
めちゃくちゃ当たり前のことですよね、刺さったから好きな作品になってるわけですし😂
それなのに、自分の考えている「面白い漫画の作り方」の中にその要素がなかったんです。
足りてなかったというか、もはや本末転倒レベルの話です😇
面白いお話の作り方
つまるところ、面白いお話には「刺さる」要素が絶対に必要みたいです。
面白さの土台に当たる部分ですね。
そこから、その面白さを増大させるために駆使するのが、技術や知識による装飾になってきます。
刺さる要素はたとえば、絵柄、シチュエーション、フェチズム、ストーリー展開など、要素としては上に挙げた「面白いと感じる要素」とほぼ同一になってきます。
その「自分の好き」をいかに表現できるかで、同じジャンルが好きな方に刺さるかどうかが決まるように思います。
二次創作だとわかりやすいですね。
私の場合、たとえば「この方の描く沙都子がべらぼうに刺さる!」という方が何人もいます。
もうちょっと細かいところだと、「この方の沙都子の心情描写が私の解釈と完全一致で刺さる!」とか、「フェチズムとしてニヒルな笑顔が好きだからこの魔女沙都子がやばい刺さる!」とか。
逆に言えば、沙都子を好きでもなく描いてる方の絵は刺さりにくいだろうなと思います。
どんなに名作だと言われたところで、興味のないジャンルだったらそもそも見もしないですし、見たところで感銘を受けることもなかなかありません。
悲劇や恋愛ものが苦手な人にロミオとジュリエットを無理やり見せても、やっぱり苦手だった以外の感想は出てこないかと思います。
(食わず嫌いではないものとしてます🙏)
まとめ
私はこれまで、物語を作るのならどうせなら面白いと感じてもらいたいと思ってましたし、そのために試行錯誤を繰り返してきていたんですが、むしろ大事なのは土台の部分でした。
ひと言でまとめると、「技術的な上手さより、これが好きだという想いの強さの方がよっぽど大事!」です。
まとめ方だけ見ると根性論や精神論にしか見えないですね😂
一般的には「読者を想定して作ることが大事」とかそういう言い方になってると思います。どういう人に刺さるのかを意識しろ、的な。
(戦略的に刺さる相手を想定するのも良いと思いますけど、ここでは単純に、自分の好きをしっかり出せれば刺さる人はいるよね、が言いたかった部分です)
あと、記事内では「面白い作品」としてましたが、「好きな作品」と言った方が正確かもしれません。
あるいは、「誰かにとって面白い作品」を「ある人にとって好きな作品」にするために必要になるのが「刺さる要素」とも言えそうです。
(自分の描きたい「好き」と読み手の「好き」の一致を「刺さる」と言ってるのかも)
今のところ、さとりか本とかを作ってるときは意識的にやるまでもなくそれができていたとは思ってるんですが、一次創作で何かやる時などには、そこをしっかり意識していこうと思います😇
そんな感じです!
ブログ読んでくださってる方、いつもありがとうございます!!
ちょっと久々の雑談でしたが、相変わらず、多くの人にとっては当たり前すぎるお話でした!🙏
でも私含め新しい気付きになった方もいると思うので!🙏
なんやかんや考えつつ、かつ手を動かしつつ、一歩一歩進んでいきます😇
ではまた!