NokiMo
amanita
amanita

fanbox


すきな作品のここすき語りをとうとつに

事あるごとにわたしが話題に出している某幻想入り動画についてお話します


https://www.nicovideo.jp/watch/sm2189416

「ランス達が幻想郷に迷い込んだみたいです」(全178話+α)

完結済み


◇全くネタバレがないあらすじ◇

「父親が遊んだかもしれないエロゲー」ことランスシリーズの主人公、三度の飯より女の子とスケベするのが大好きなランス君。(と助手のシィルちゃん)

彼が迷い込んでしまったのは可愛い女の子がいっぱい出てくる東方projectの世界、幻想郷!

となればすることは一つである!

しかし当然うまくいくはずもなく、いつもどおり厄介事に巻き込まれていくのでした。

(なお作中のお色気シーンはランス世界の女の子相手と、椅子相手のみです

 安心ですね。安心か?)



◇◇


という話です。一般的な幻想入りのお話ですね。

動画はRPGツクールのゲーム画面で進み、戦闘もRPGチックになっています。

でネタバレがならない程度にこのシリーズのどの部分がおすすめできるかというと……


1 表面上のストーリーが面白い!(もちろん、裏面も)

2 台詞回しが両方の原作っぽい!

3 当時(00年代後半)の二次創作らしさとらしくなさがある!


この3つです

この作品はランス世界と東方世界の設定に加えてこの作品独自の設定も非常に練り込まれていてそれがまた面白いんですが

そんなものがわからない状態(=初見)で見ても面白い!

何ならランスシリーズを知らなくても、東方シリーズを表面上さらっと知っているだけでも面白い!

そして全てのネタバラシがされた後見返しても面白い!

おもしろいおもしろい言って具体的にどこが面白いかと言われるとちょっと触りだけ説明すると……

「女の子とえっちしたい主人公ランス君がなんやかんやで女の子になってしまう(=えっちできない!)」(序盤)

「誰からも嫌われてしまう女の子(詳細は伏せます)が死闘を繰り広げた末ようやく信頼できる相手を得る」(中盤・終盤)


そして独自設定・解釈多めの作品でありつつも台詞回しがランス君はランス君らしく、

東方キャラは東方キャラらしい!

もちろん二次創作ネタも含まれているのですが〆るところはちゃんと〆ています

あと確かこの頃はあやもみ仲良し二次創作が主流だったのですがこの動画ではかなりドライです

この頃の二次創作ってどんなだったかな― 今はもう化石と化したPAD長とかNEETとかあの辺りなんですけど

この辺の人を選ぶ(人によっては良くないと感じる)二次設定は基本でてこないですね

今見ても当時らしさを感じつつ、そこまで違和感を感じず楽しめるのではないかと思います。


なにはともあれ私は大好きな(もしこの動画を見ていなければ今の私はなかったかもしれない)非常におすすめできる作品ですので

ぜひ視聴してみてください。

とりあえず幻月がでるとこまでみて……いや幻月が泣くところまで……いや幻月で泣くところまでみて……



そしてもしランスシリーズを知らなくてこの作品を楽しめてしまったあなた(この記事を読むひとが東方を履修していないわけがないので)


この動画のランス君は戦国ランス出身なのでまずは戦国ランスに手を出しましょう

そして気に入ったのならばランスシリーズを一通りプレイしてランスX(最終作)をやってください

おねがいします

くれぐれもランスXからやるのはやめてください、面白いけど、勿体ないから……

あと手っ取り早く世界観を知りたい方は鬼畜王ランス(IF)もおすすめ

正史と食い違う描写もあるけれど一応一通りの国・設定はわかるため……


◇ここすきを語る(致命的なネタバレは避けるぜ)◇


・幻月が好き

幻月の設定をよくもここまで膨らませつつ、ランス世界とすり合わせをしながらもこの作品独自の幻月に仕上げたなと唸るばかり。

幻月、見た目天使のかわいい悪魔で夢幻世界の主でメイド服大好き、ぐらいしか設定が無いと言っても過言がないのですが

そこにランス世界の設定をあわせた結果、この作品にしかない幻月のよさが詰まっています。

世界を作れるぐらいの悪魔だからどんなこともできて、

でも悪魔だから契約はちゃんと果たしたくて、

受けた恩は絶対に恩返ししたくて、

悪魔なのに非情になりきれなくて、

そんな彼女が、涙を見せるシーン(場所は伏せます)が

もうね、作者のマイリストコメントの解説をみて私まで泣いちゃったね

私は幻月が好きになったのはこの作品のおかげなのですが、何度も見返しているうちに

この幻月はこの作品にしか居ないんだなあ、と強く感じます。

まあ二次創作だから当たり前なのだけれど、だからこそのオンリーワン。

この好きと同じ好きは二度と現れないでしょう




・幽香が好き

この作品独自の設定がもう納得するしか無くて何回もCルートBADのラストバトル見返してるね

稀翁玉のボムの「幻想郷」を回収するのもう無限に好きすぎて夢幻になる

ラストバトルがマジでよすぎてラストバトルだけ見てほしいと言おうとしていやまてよCルートちゃんと通して見ようとおもって視聴始めたら

すべての語りが最高すぎてもう泣いたね

怖い妖怪としての側面とそこから見せる弱さ、そのすべてが悪い方へ転がっていくCルートBADはマジで最高だし

トゥルーで納得しすぎて膝でドラミングするゴリラになった

つまりは幻月とあわせてこの作品旧作要素の回収がうまいので旧作好きはこの作品のおかげといっても過言ではない


・ランスとシィルがすき

当時は戦国が最新作で、正史で二人は離れ離れになってそのまま終わってしまった。

幻想入りしてくる二人は戦国の正史ルート以外を通っている(Cルートのみ五十六ルート確定)

この作品のこの二人は今までもこれからもずっと一緒にいられるのでしょう

二次創作にこういうの言うの無粋だけど、ああ、こんな幸せな未来もあったのかもなとなる

ランス君はシィルちゃんのことを奴隷だといってぽかすか殴るけれど本当はシィルちゃんのことが大切で

シィルちゃんもひんひんいってるけれど本当にランス君のことが大切で

それは鬼畜王(ランスシリーズのIF)でも同じで、ランスXでも同じだった

この作品では二人の関係性がしっかりと汲み取られていて、だからこそ

Cルートのエンディングが美しい。

これはもう、当時(戦国ランス当時)も良い……てなってたんだけどランスXが出てから見ると涙腺がだばだばになったね


ちなみに鬼畜王で一番すきなENDはシィルちゃんが死なないと見られない魔王化エンドと

ルドラサウムにシィルちゃんを人質にとられて世界を混乱させる傀儡エンドです

よろしくおねがいします ちなみに鬼畜王は公式フリー宣言がでていて

Chromeブラウザ上で簡単にできるようになったので お金がない人は鬼畜王ランスからやってみるといいですよ(正史とは違うIFの世界ですが、先にやっても問題ないのでどうぞ)

https://kichikuou.github.io/home.html



・輝夜が好き

輝夜、なんだかんだ地上が好きなんだよな

時折月から目線になったりして見下すこともあるけれど、それでも地上好きなんだよ

この作品が出た頃は儚月抄前だったというのもあるのだけれど

それでも作中の話、永遠亭(というか輝夜)はまだ宇宙人でよそ者カウントされていて

自分(+永琳)だけ逃げることも出来たのかもしれない

でもそうしなかった それがすべて

仲直りするためにお団子用意するし……


・フランドールがすき

この作品と、この作品に登場する彼女と、彼女の周りのみんなは彼女自身にしっかり向き合った

Bルート、悲劇だとしてもきっと何かが残ったはず。


・ルドラサウムがすき

ルドラサウムは創造神で、ランス世界は彼が退屈しないために作り出した世界で

ずっと俯瞰してぷちぷち達の殺し合いを眺めている。

創造神としてのらしい傲慢さであると同時に、メタ的な設定として

ルドラサウム=ランスシリーズを遊ぶゲームユーザー というものがあった。

そして鬼畜王ランス(IF)でのルドラサウムの対処法の一つは(ルドラサウムにとって)幸せな夢を見せ続ける、というものだった。

そう、基本的にどうしようもない最悪な創造神なのは変わらない。

娯楽がほしいとひたすら駄々をこねて、砂場で作ったお城を自分で壊すような子供のようで

けれどメタ的な設定をふくめて見ると、わかるところがある。

それらを踏まえて正史(ランスX)で提示された彼の対処法はもう……もはやこれ以外に無いだろうというほどのものだった。


ランスXをやってからこの作品のルドラサウムをみると、

なんとも言えないものがある。同じようで、全てがすれ違っていて、

何かが違えば正史と同じようになれたかもしれないが、

彼は強すぎるままで、創造神のままでしかいられなかったのだ。

力を大幅に制限された結果、素敵なものを得ることが出来たあの子とは違って。



・東方世界のシビアな部分とスペルカードルールの意味づけがすき

殺し合い、命のやり取りは東方の作品群では表向きには語られず

けれど華やかにパッケージングされた世界の裏側では確かに存在する血なまぐさい世界

この作品はルドラサウム(ランス世界)の介入によりそれが表舞台に立たされ、

結果として華やかではない東方世界が描かれやすくなっている。

妖怪が人を襲うのは普通のことで、人間は逆立ちしたって妖怪には敵わなくて当然。

だからこそ作られたスペルカードルールであり、

それが無くなってしまったからこそ、

スペルカードルールのある日常を愛した者たちがボロボロになってでも取り戻そうとする。

Cルートでルドラサウムに対峙した彼女の叫びは、あの作品からスペルカードが確立したからこそすごく胸に来る。



・Cルートのラストバトルで流れるRough Edgeが好き

Cルートラスボスが最高。

この二作品のクロスオーバーのラスボスとしてああ、たしかにこの子以外居ないなとなるから。

そして戦闘中、PTメンバーが4人全員揃ってから流れるのがRough Edge(純粋なアレンジ)


Rough Edgeは鬼畜王ランスのOP曲であって、戦闘曲ではない。

けれどランス君たちが経由してきた戦国ランスでのラストバトルの曲はRough Edgeを激しくかっこよく編曲アレンジしたRebirth the Edgeで

なんというか、戦国の終わりを経由してきたランスくんが、もしもの世界の冒険の始まりの曲を流しながら戦っていただけで嬉しい。

曲調もRebirth the Edgeは”燃え”が強いが、Rough Edgeは”明るさ”が強い。

良いよね、絶望的な戦闘で攻勢に転じるときに曲調が明るくなったりするの……



ということで作品の中の致命的なネタバレは避けつつ語ってみたので

興味が湧いたのならぜひ視聴してみてください。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm2189416





Related Creators