設定テキスト1~3面はこーっち!
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会話テキスト1~3面はこーっち!
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会話テキスト(れいむ)4~6面、EDはこっちっち!
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会話テキスト(まりさ)4~6面、EDはこっち!
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会話テキスト(じゅんこ)~6面 EDもある!
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設定テキスト4~6面はこけっこ!
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曲コメント妄想(Ex面までの微ネタバレ含む)はこっち!
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彼女は昔なんとなく秋の異変だからいが栗っぽいのだそうという気持ちで作って終わったキャラクターでした。
大まかなデザイン以外、それこそ名前すらも忘れていました。
だいたい荒天球キャラはそんなかんじですが
居上綾子というキャラクターは能力もなければ設定もないそんな水子に近いほどの扱いだったのは言うまでもありません。
荒天球再構成において、まず彼女に意味合いを持たせなければいけないと思いました。
頭ハッピーセットかよと言いたくなります。お前思い出すまで忘れていただろと。
とにもかくにも捨てキャラを絶対に作ってはならないという気持ちが上記の自分のキャラクターに対する仕打ちなどから強まっていました。
だから下の名前は綾子です。
いが坊という妖怪はよくわからん、それこそ絵しかない存在です。
だからこそ愛されて生まれ、健やかに育つようにという願いが篭められた綾子と名付けました。
ここまでメタ視点の話
ここからキャラクター設定の話
彼女は愛されて生まれ、健やかに育つようにという願いを込められて綾子と名付けられました。
しかし両親から引き離され、一人で生きていく彼女は他人を遠ざけて自分を守る力を得ました。
綾子、つまり魔除けの加護が過剰に働き害意≒他者の排斥へと変質していくのです。
やがて彼女は人間のコミュニティの弾き物にされ妖怪化し、よりいっそう一人ぼっちの時間が長くなりました。
そんな仕打ちをすっかり忘れた数世代後の人間が神として崇めたりして、塞の神だとか、
なんか昔この山に神様が居たらしいしこいつがきっとそこに居る神だぜってことで
居神という名字が与えられたのかもしれません。
神として雑に祀ったあとは、雑に忘れられていきやがて居上と変化したのでしょう。
彼女はきっと穏やかに暮らせる場所を最後まで探していたのかもしれません。
幻想郷に流れ着き、あれはきっといが坊という妖怪ですね!と指さされたのを、
また人間は勝手なイメージを押し付けて忘れていくんだろうなと。
そんな諦めと、どうせ一人で生きていくんだから他人なんて知ったこっちゃないという強い自尊心により
彼女は誰とも交流を持ちませんでした。
他人に興味なんてもはやありません。どうせみんな自分のことを忘れるのだから。
自分のことなど、誰の一番でもないのだから。
私のことを一番愛してくれるはずの人は、私を捨てたのだから。
そんな彼女の気質なのか、茸の力で己のメンタルをコントロールするタイプの妖精が
寝床近辺に住み始め、あれこれ世話を焼くようになってきたり(まんざらでもない)
同じように母の愛に飢えた学者が、心地よいからと住み始めたり
時に人形が、時に妖怪が彼女の寝床を訪れたりもしました。
なんとなく、茸の妖精が世話を焼きに来るようになって以来
自分の心が穏やかで、ああ、心地が良いなと。
やはり同族同士惹かれ合うのが運命なのだろうかと。
これは嵐の前の凪かもしれないけれど、
この平穏なひとときがいつまでも続けばいいのに……
ある日、学者が完成しましたやったー!と豪語していた覗き眼鏡をこっそり見に行きました。
それはちょっとした気まぐれでした。
その向こう側に、まさか自分を捨てた母が居るなんて知らずに。
彼女は雨の中、なりふり構わず外に飛び出しました。
雲を越えようとしたところまでは覚えています。
雲を抜けたかどうか、もう覚えていません。
気がつけば幻想郷中のいたるところをフラフラと、歩いていたような気がします。
それは例えば、どこかで出会った妖怪か、人形か、あるいは妖精か、
あるいは、この苦しみから解放してくれるであろう誰かの場所へ。
何もかも忘れて、ひっそりと消えていくことは残酷なことかもしれません。
けれど、きっと彼女はこの結末を望んでいたのでしょう。
それはそれとして愛する寝床が砂漠化したのがショックでふつふつと怒りが湧き上がり、
妖怪としての力を取り戻しつつあるのはまた別の話。