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【イラスト研究】ファンアートで狙うターゲット


昨日この添削をさせてもらった。

色んなアドバイスをすると素直に聞き入れてくれる方で、

毎回添削をしていて楽しいし嬉しい。


ただ、コメントを見る限り顔のデザインだけは理想と添削後が少し違うんだろうなぁという印象を受けた。

顔のデザインは直されたらムカつくぐらいのプライドは持って欲しいので別に良いっちゃいいんだけど、

添削に出されている以上は少し申し訳ないので、色々と考えていたらこの時間に・・・


そんなこんなで何が違ったから添削結果が微妙だったのか考えてみた。

僕はVtuberのファンアートを描くとき、目的は主に3つだと思っている。


1・演者本人に対するラブレター。

2・ファンに対する共感を求めにいく絵。

3・画力の誇示を少しでも広い範囲で。


ということで、1つずつ解説していきまっしゅ!


1・演者本人に対するラブレター。

このケースは最も健全で、最も多いファンアートだと思う。

Vtuber文化として、演者が自分のファンアートをRTすることがあり、

演者にRTしてもらってバズを狙うケース。

RTだけではなく、突き詰めれば「演者が欲しい絵を描ける人です!」ということをアピールすることにより、

「演者に発注権限のある仕事」を狙いにいくのが主目的になる。

勘違いしてはいけないのが、演者が好きな絵と後述するファンが好きな絵は違っていること。


演者は基本的に自分のファンアートが好きなのだが、それは自分のキャラクターデザインが好きという意味だ。

どんなにヘタクソな絵でも、ファンアートが少ないVtuberであればRTはしてくれる。

目標とするべきは「キャラクターデザイン以外で演者が好きな場所」を1つで良いので作ること。

これは絵のテクニックであるべき箇所である。


例えばシチュエーションで好きな場所を作ってしまうと、

どんなに良い案でも演者的には「シチュエーションいいじゃん!このシチュエーションで他の絵が好きな人に描いてもらお!」となってしまうので、

替えが利かない箇所であることを絵1枚で示さないと仕事はこない。


例えばAさんしか描けないおっぱいがあったとして、

演者が「Aさんのおっぱいがついたえっちなシチュエーションをファンに提案したい!」と思ったら仕事が回ってくる感じだ。

このラブレター戦略は、最も早い段階で仕事が回ってくるので最初はここから始めるのが良いと思う。


どういう風にカッコイイと見られたいVtuberなのか、本人より深く考察出来ると仕事が来やすい。


2・ファンに対する共感を求めにいく絵。

これは演者からどう思われてもファンに好かれにいく絵を指す。

また、ここで言うファンは自分のことを除いたファンだ。


世の中のファンがそのVtuberに対するイメージを描くもので、

抽象的な表現になるが「流れ」を構築するパーツの1つになる絵だ。

演者の望み通りの絵にもなりうるが、演者が嫌う絵にもなりうる。

二次創作に対する三次創作と言った方が分かりやすいかもしれない。


支持される二次創作に対して行われるもので、

どっぷり界隈に漬かりすぎると今自分が描いているものは二次創作なのか、三次創作なのかを理解せずに描いているケースが多い気がする。


数字は稼げるケースもあるが、大多数は独りよがりになりがち。

だが「〇〇さんといったらこの人!」となるケースもあり、そこまでいけば公式側が認めてくれることも。


3・画力の誇示を少しでも広い範囲で。

これも立派な目的になっていると思う。

大手Vtuberは想像を絶する数のフォロワーがいて、そのフォロワーの中に潜む「他の仕事の発注権限がある人」を狙いにいく。

ある程度上手くなってくると、ラブレターを描いてたら他の仕事の発注権限がある人が引っかかった!となるのが理想。


フォロワーが少ないうちはこの目的もVtuberを描く理由になりうると思う。


このケースは「自分が満足する絵」という意味も大きく、

誰も認めないけど自分だけはホクホクという場合もある。


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ここまで当たり前のことを書いてきて、何でこんな当然のことを言うんだい?と思ったかもしれないが、

一番大事なことは「全て間違っていない」ということだ。


大事なのはどこに軸足があるのかを自覚することなのだ。

僕は「ラブレター:ファン:画力の誇示」の比率が「1:1:8」くらいの比率で絵を描いている。

「自分が良いと思う絵を描くこと」が最優先で、極論を言えばRT数やFav数よりも「僕が満足出来る絵かどうか」の方が大事だ。

Vtuberから発注が来たら「お前、見る目あるな」とまで感じる。

ただ、これは絵を見る目に自信があり、感覚が世間と大きくズレていないからこそ出来る戦術だ。



画力が低いうちはネタに走る必要があるので、ファンの比率が大きくなる。

どうしてもそのVtuberからの仕事が欲しいのであれば、ラブレターの比率が大きい。


世間からの評価には運も絡むと思う。

良い絵が全て評価されるとは言わないが、評価されている絵は誰かに刺さった絵なのだ。


こういったスタンスは1枚ごとに変わるものだ。

ラフを考える前に軸足を決めてから絵を描こうぜ!って話でした!!!








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