「た、ただいま~」
「おかえりなさい♡遅かったね?残業だったの?」
「う、うん…そう!残業だったんだよ~…」
「…ふ~ん?ご飯できてるけど、先お風呂にする?」
「そうだね、先に風呂入ってくる!」
玄関で出迎えてくれた妻は機嫌が良さそうに見えた。
やっぱり今日はボーナスだからだろうか?
うん。そうに違いない…
数十分前にマッサージ店で女にくすぐり犯されたのは、きっと夢だ。夢に違いないと自分に言い聞かせながらワイシャツを脱いで洗濯機に入れる。
それにしても疲れた…早くも脇腹に筋肉痛を感じてしまう。
裸になってお風呂場へと入る。
お湯はまだ温かいけれど、先にシャワーでもう一度綺麗に洗い直してから入ることにした。
ノズルから細かい水滴が降り注ぎ、頭から丁度良い温度の水を被り続ける。目を閉じて"さっき"の情景を思い返してみると、不覚にもまたペニスが大きくなって興奮しているのを感じた。
逆レイプと言ってもいいほど、無理やりくすぐり犯されたのに…そもそも…子供遊びのくすぐりで興奮なんて……
いや、それにしても会社はなぜ、"くすぐリラクゼーションサロン"の割引チケットなんて配ったのだろう?
何か仕組まれているのか……。
考えすぎだろうと、と肩の力を抜いて、頭と身体を洗い直してから湯船へと勢い良く入る。
不透明な浴室の扉の向こうに妻の陰が見えた。
「お湯加減どう~?ちょっと冷めたりしてない?」
「丁度良いよ!」
「…そう♪じゃあ良かった。ゆっくり浸かってたね♪」
「うん!ありがとう!」
わざわざ様子を聞きにきてくれたのだろう。
優しい妻のため……これからも平穏で幸せな結婚生活を続けていくためにも…いや、だめだ。来週また、あのサロンに来るように脅されていたことを思い出す。
妻に相談するべきだろうか……
いや、そしたら逆レイプとはいえ生でエッチしたこともバレてしまう……
どうすればいいのか分からないまま、ひとり頭を抱えていた。
**
「お、おぉ…凄い…今日どうしたの?」
「ふふっ♪今日はボーナスだったから奮発しちゃった♡」
お風呂から上がると、いつもより豪勢な夕食がテーブルの上に並んでいた。
鰻の蒲焼き、まぐろの山かけ、焼き鳥のレバー…
妙に精の付きそうな一品が多い気がするけれど、散々くすぐりイカされた後の体力を回復するにはもってこいのメニューだった。
「美味しそう!いただきます!」
「は~い、召し上がれ♡」
温かいお味噌汁をひとくちすすり、ホカホカの白ご飯に手を伸ばす。目の前には妻が座ってニコニコと自分を見つめていた。
鰻も身が柔らかく、食べていくうちにみるみると精力も回復してくるような気がした。
ご飯も2回お代わりして、お腹も満たされて幸せな気分…
「ご馳走さまでした!美味しかった~!」
「ふふっ♪どういたしまして♪…ところで、"くすぐリラクゼーション"ってなあに?」
「っっ!?」
思わず空気が凍り付く。
一瞬にして冷や汗がだらだらと流れ、思わず動揺して開いた口が塞がらない…
え…?何で妻がそのことを知っているのだろう…?
「あ…え…?な、なんのこと…?」
「あなたのジャケットの内ポケットに名刺入ってたんだけど。青山さん…って誰?」
「えっ!?いや…それは……」
妻の口は優しく微笑んでいるけれど、目は笑っておらず真っ直ぐ自分の眼の奥を覗き込むような冷たい視線を向けていた。
…もう言い逃れはできないと、観念した瞬間だった。
一度深呼吸をして、正直に白状することにした。
「…すみませんでしたぁぁ!!!」
「そういうのいいから。ちゃんと私の目を見て正直に話してくれる?」
「…はい……」
土下座しようと椅子から立ち上がりかけたところを制止されてしまう。正直に、会社から福利厚生で割引券を貰い、仕事終わりにくすぐリラクゼーションサロンへ行ったこと。
そこで、2人の女に生でくすぐり犯されたこと。
脅されていることも含め打ち明けていく。
離婚という2文字を覚悟しながら、最後まで一通り話終わると……。
「そう。分かった。私が何とかしてあげる。他の女とエッチしたことも今は許してあげる。」
「…え、ほ、本当…ですか!?」
「うん、その代わりに二度とそのお店に行かないこと。この名刺の女に連絡したり、向こうから連絡が来ても応じないこと。約束できる?」
「は、はい!!約束します!!!」
真っ直ぐ妻にそう伝えると、ようやく緊張の糸が解けたような雰囲気になった。
「分かった。ところで__あなたって、ドMだったの?」
「…ん……え……!?」
「だって、話を聞く限りだと手足を拘束されながらくすぐられて、それで興奮して犯されたわけでしょ?そういうのが好きだったの?」
「い、いや違うよ!それはなんというか…不可抗力で…」
「丁度良かった。私、隠してたけど実はSなんだ♪それに、昔から人をくすぐるのが大好きなの。という訳で、寝室に行きましょうか?」
「ひぃぃっ!?」
目の前で妖しくニヤニヤと笑いながら指をワキワキと動かされ、思わず身震いしてしまう。
しかし、こうなった以上は自分に拒否権なんて無かった。
妻に手を引かれて寝室へ行き、寝間着やパンツまで脱がされて全裸の状態でベッドの上に仰向けになる。
最近、妻とは少しご無沙汰で、1,2ヶ月ぶりの夜の営みだった。
「う~ん…とりあえず手枷と足枷しか無かった~。あとローションは切らしてた。ごめんね?」
「ええっ!?い、いや…何でそんなの持ってるの…!?」
「ふふっ♪知りたい?」
「い、いや…やめときます…」
怖くて聞くに聞けず、両手を万歳させられて手首を拘束されてベッドの上端にくくりつけられる。
両足は揃えた状態でしっかりと拘束され、マッサージ店でのくすぐったい悪夢がよみがえる。
そして、完全に拘束し終わってある程度抵抗できないことを確認すると、妻は腰の上辺りにしっかりと体重をかけて馬乗りしてきた。
「うぐっ……」
「ねぇ~?私が重いみたいな反応やめてくれる?お仕置きだよ?」
「あっ…ち、ちがいます…や、やめてぇ…もうくすぐりだけは嫌ぁぁっ…ひっ!?ぁぁっ……ひゃっ……」
無防備な腋の下に指を添えられて息が止まる。
妻は、ニヤニヤと妖しい笑みを浮かべていた。
「だぁめ♡ほぉら、こちょこちょこちょこちょ~♡」
「んひぃぃっ!?ぎゃぁぁぁぁぁっあははははははははははははははははは!!!あはっっぁぁぁぁぁっいひゃぁぁぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃぃっぁぁぁぁぁっあははははははははははははは!!ぎ、ギブぅぅっぁぁぁぁぁごめっっごめんなざぃぃぃぃぃっぁぁぁぁぁっもうむりぃぃぃっ!!」
「え~?あなたってそんなにこちょこちょ弱かったの?まだ10秒もくすぐってないのに♪これから毎晩くすぐって躾してあげましょうか?」
「ひぃぃぃっぁぁぁっゆ、ゆるしでぇぇぇっぁぁぁぁぁっだめぇぇぇぇっぁぁぁぁぁっあははははははは!!!無理だってぇぇぇぇっぁぁぁぁっか、勘弁してぇぇぇぇっ! 」
あまりのくすぐったさに一瞬にして笑い狂って情けなくごめんなさいをして許しを乞いてしまう。
綺麗に整えられた爪先で素早くカリカリと腋の窪みをくすぐられると、発狂しそうになるほどのくすぐったさが襲いかかりパニックになってしまう。
あのマッサージサロンでくすぐられた時よりも、妻にくすぐられる方が何倍もくすぐったく感じて思わず寒気がしてしまう。
あまりにも必死に笑い狂いながらごめんなさいする俺の姿を見て、妻は楽しそうに声を出して笑いながら一段と容赦なくこちょこちょし始める。
首筋を包み込むようにこしょこしょとくすぐってきたかと思えば、腋の下から脇腹にかけて何度も往復するように指を動かしたり、お腹やおへそをわしゃわしゃと片手でくすぐりながら脇腹をもみもみとしたり、決して慣れることのないくすぐったさに翻弄されて目には涙が浮かび始める。
「泣いちゃったの?ごめんね?ほら、もっとこちょこちょしてあげるから笑ってよ♪」
「ひぃぃぃっぁぁぁぁっもうやめでぇぇぇっぁぁぁぁぁぁぁぁっあはははははははははぅぅっ…ぐすっ…ひぃぃっっっんぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっんぁぁぁぁっあははははははははははははははははいひゃぁぁぁぁっあははははははははははははははははははは!!!!」
「だめ♡絶対許してあげないから。ほら、口開けて?」
胸の上に寝そべるようにして密着され、頬を挟まれて顔を覗き込まれる。言われた通りに口を開けると、キスをされて舌を捩じ込まれて口の中をくすぐり犯されていく…
「んんっ!?んんっっーー!んんっぁっぷはぁっ、やめっ…んぐっ…」
「んっ♡あむっ…んんっ、ちゅっ♡」
貪るような激しいキスをされながら、空いている手で優しく耳や首筋をこしょこしょと撫でくすぐられてしまう。
抵抗もできず「やめて」と言うこともできず、されるがままに妻に犯されている内に、段々とペニスが大きくなって興奮してしまっていた……
数分後、ようやく唇を離した妻もそれに気付いたようで、服を脱いで下着姿になり始める。
「ふふっ♪もうこんなに大きくさせちゃって。やっぱりいじめられるのが好きなドMだったんだ?早く言ってくれればよかったのに」
「ち、違うって…本当にちがっ…んひぃぃっ!?」
「まだ嘘をつく悪い子にはお仕置きしてあげましょうか?」
きゅっとペニスを掴まれ、亀頭の上に手のひらを乗せられる。我慢汁で濡れた敏感な亀頭の上で、ゆっくりとぐちゅぐちゅ手のひらを動かされて悲鳴のような喘ぎ声を漏らしてしまう。
「ぁぁぁぁっーーー!!いひゃぁぁぁぁっむりぃぃぃっぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!ごめんなざぃぃぃっぁぁぁぁんぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「ん~…うるさくて近所迷惑になるかもしれないし、今日のところは勘弁してあげよっかな?じゃあそろそろ…犯してあげるね♡」
黒の艶かしいショーツを脱ぎ、見せつけるように指でクパァ♡とアソコをひろげる妻。
ゆっくりと腰をおろし、ペニスの先が既にぐちゅぐちゅに濡れたアソコにゆっくりと呑み込まれ、ヒダヒダが絡みついてくすぐりながら離さない。
「んっっ…ぁぁっっ…!!」
「気持ちいい?もう二度と他の女とエッチできなくなるまでたっぷり搾り取ってあげるからね♡」
妻とエッチをする時は、これまで自分が上になることが多かった。しかし、拘束されて妻に騎乗位で犯されていく内に、何だか感じたことのないようなくすぐったさと快感で胸がドキドキとしてしまうような感覚があった。
ペニスの根元まで呑み込まれ、ゆっくりと妻の指先が腋の下に近付いてくる。
「ひっ…!?だ、だめぇぇっ…おかしくなるから…やめっ…やめてぇぇ…」
「いいよ。おかしくなっちゃえ♪ほぉら、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♡」
「っっひぃぃっ!?んぁぁぁぁぁぁっぎゃぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっあはははははははははははは!!!んぁぁだぁむだ、だめぇぇぇぇっんぁぁぁぁぁっんぁぁぁっひぃぃぃぃっぁぁぁぁぁっひゃめっっぁぁぁぁっ~~♡」
「んっ♡んっ♡じゅるっ……♡」
妻は腋の下をこちょこちょしながら、密着して乳首をれろれろ♡と舐め始める。そして、ぎゅっと膣内できつく締め付けながら上下に腰を揺らしてぐちゅぐちゅとペニスを犯し続けている。
あまりのくすぐったさと快感に、頭が真っ白になってあっという間に絶頂感が込み上げてくる……
「ぁぁぁぁっや、やばぃぃぃっぁぁぁぅっい、イッひゃぅぅっっぁぁぁぁっイッちゃうからぁぁぁぁぁっだめぇぇぇぇっぁぁぁぁんぁぁぁぁぁっんひぃぃぃひぃぃっ♡」
「んっ…いいよ♡ほらほら、イッちゃえ♡早くイケっ♡」
再びキスをされて口を塞がれ、容赦なくこちょこちょされながらぐちゅぐちゅと動かれ続け……
「んんっっぁぁぁっ~~♡」
ビュルルッッッッ♡びゅっっっ…びゅるっっ…♡
腰を下からガクガクと震わせて突き上げるように、中で思いっきり射精してしまう。
イッた瞬間、妻は深く腰を落として一滴残らず搾り取るかのように締め付けながらグラインドさせ、両手は脇腹に添えて軽くこしょこしょとくすぐり続けている。
ようやく全てを出し切る頃には、半ば白眼を剥いてピクピクあへあへと涎を垂らしている状態だった。
「ひっ…あへへっ…ひっ……」
「ふふっ♪いっぱい出たね~?でもまだまだイケるよね?今日は一晩中犯し続けるつもりだから。気絶しててもいいけど覚悟しといてね♡」
チュッ♡と、繋がったまま再び妻にキスをされる。
その柔らかい唇と舌の感触と共に、ゆっくりと意識をうしなっていく__
**
「……ん……んんっ……あれ…ここは……」
今何時だろう…カーテンの隙間から朝陽が漏れている。
隣では裸の妻がスヤスヤと眠っている…
腹筋がズキズキと痛み、全身が怠い…
時計を見ると、6:30を指していた。
会社へ行く準備をしなければ…ベッドからゆっくりと脱け出し、シャワーを浴びに行こうとすると…
「んっ…あれ…おはよう…もう朝…?」
「うん、6時30だよ。会社に行く準備しないと…」
「ん~…行ってらっしゃい~…私は今日有休取ったから…諸々心配しないでいいからね」
「う、うん…ありがとう…」
目を覚ますためにシャワーを浴びにいくことに。
ふと鏡で自分の顔を見ると、心なしかげっそりと痩せているような気がした。
昨日で一生分イカされたような気分だ…
そう言えば…もしまたあのマッサージサロンの女から連絡が来たらどうしよう…
妻は「私に任せて」と言っていたけれど…
どうしても不安の種は尽きそうもない。
「行ってきます!」
「行ってらっしゃ~い♪」
妻に見送られて会社へと向かう。
心配していたような"連絡"もなく、仕事に没頭していた。
昨日のことなど無かったかのように。
**
昼休み、同僚とご飯を食べに外出していると…
「ん?あれ……?」
見間違いだろうか?スーツを着た妻の後ろに、4,5人の男達がついて歩いて路地に入る姿を見た気がした。
あの方角は確か…マッサージサロンがある方だ…
「悪い!急用ができたから飯行けないわ!」
「え!?お、おい…いきなりどこに……」
同僚に断りを入れて、どうしても気になって後をつけてみることに。
しかし、路地への入口が"通行止め"のテープが貼られ、2人の見張りが立っていた。
これ以上は進めなさそうで、仕方無しに会社へと戻るより他はなかった。
__その次の日、会社へ行くと上司が急な"異動"になっていた。そして、人事部から呼び出しを受けて個室に呼ばれ、「数日前にくすぐリラクゼーションサロンの割引券をもらったか」ということについて聞かれた。
俺は正直に「貰いました」と答えると、それ以上は何も追及されなかった。こちらからの質問には何も答えてはくれなかった。
デスクに戻ると、同僚が新聞片手に話しかけてきた。
「なぁ知ってるか?この前何かリラクゼーションサロン?の割引券もらったじゃん?そのお店、摘発されたらしいぜ?」
「え………?」
新聞の小さな欄に、確かにそのような内容の記事が載っていた。2人の女の名前と年齢が書かれており、1人は「青山叶」。…名刺で見た名前と一致する。
「俺もさっき呼び出されてさ~、そのサロンの割引券押収されたんだよな~。エッチなサービスとかやってたのかな?行ってみたかったな~」
…同僚の話を呆然と聞き流し、思考を必死に整理してみるが、うまく頭がまわらない。
帰ったら妻に聞いてみよう。
そう思っていた矢先、妻からスマホに着信が来て__
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