昨日はお姉ちゃんに泣いてごめんなさいをするまでこちょこちょで躾られて、月曜日の今日起きた時から全身筋肉痛で歩くのもつらいほどだ。
それでも無理やり身を起こして学校へと向かうことに。中学2年生になっても、幼馴染みとは同じクラスでずっと隣の席に固定されていた。
「おはよ~♪あれ~どうしたのそんな暗い顔して、何かあったの~?」
「べ、別に…何もないし!」
席につくと、顔を覗き込むようにして幼馴染みに話しかけられ思わず恥ずかしくてそっけない態度を取ってしまった。
「ふ~ん、私に隠し事しちゃうんだぁ?どうせ昨日香織さんに何か生意気なこと言って死ぬほどお仕置きされたんでしょ?」
「え、な、何で分かるの!?」
「あれ、図星だったんだ♪駄目だよ~そんな態度ばっかり取ってたら!私もしっかり躾してあげるんだからね♪」
「う…うるさいっ…ばかっ、」
指を目の前でワキワキされて、思わずゾクゾクと震える身体を抑えながらも必死に強がってみせる。
そんな様子が気に入らないのか、少し怒った様子の幼馴染み。
「ふ~ん。そんなこと言うんだね。じゃあ今日の放課後私の家に来てよ!徹底的にこちょこちょして躾してあげるから!」
「や、やだよ!何でそんな…」
「言っとくけどあんたに拒否権は無いからね?それでも嫌だって言うなら教室の中でクラスの女子皆でこちょこちょしてあげるけど、どうする?」
「ぅぐっ……分かりました行きます…」
「ふふっ♪よろしい!いい子いい子~♪」
流石に教室の中でクラスの女子全員からくすぐられるのはごめんだ…今日の放課後は幼馴染みの家に行くことを了承すると、まるで小さな子供扱いのように頭をよしよしと撫でてきた。人目もありかなり恥ずかしかったけれど、下手に反抗して機嫌を損ねたら何をされるか分からないという恐怖から、大人しくされるがままに撫でられるしかなかった。
**
キーンコーンカーンコーン…キーンコーン…
「んんー!学校終わった~♪」
「疲れたね~じゃあ帰るわおつかれさま!」
「ちょっと待とうか~?今日の朝話してたこと、忘れてたとは言わせないからね?」
学校が終わった瞬間ダッシュで逃げ帰ろうとするも、しっかりと後ろ襟を掴まれて捕まってしまった。
観念したようにがっくりと下を向いて、大人しく幼馴染みの家に向かって歩き始める。
「な、なぁ…流石にこれは恥ずかしいって…」
「だってしっかり捕まえてないと逃げちゃうかもしれないでしょ?」
腕にしっかりと抱きつかれるような形で、端から見たらラブラブな恋人同士が下校しているように見えるかもしれない。
栞の家に行くのは何だか久々な気がする。
小学生の頃はよく遊びに行って…体力が尽き果てるまでこちょこちょ遊びに付き合わされたことを思い出して寒気がしてしまう。
「ただいま~!…って言っても、今日はママ仕事だしお姉ちゃんもまだ帰ってないから遠慮せず上がって♪」
「お邪魔します…」
手洗いやうがいをして、幼馴染みの部屋で待たされる。
しばらくして、「ごめん~麦茶しかなかった!」とお盆の上には冷たいグラスに入れられた麦茶が2つ。
「はい、どうぞ~♪」
「ありがと!」
このままお茶だけ飲んで帰りたい。
異性と2人きりという状況に、遅れて恥ずかしくなってしまった。
「さて、じゃあ早速こちょこちょしてあげよっか♪」
「んえっ…!?や、やっぱり…?ほら、今日はやめにしない?」
「ん~なにその反応?こちょこちょされたいから私の家まで着いてきてくれたんじゃないの?」
「いや着いてきたというか…連行されてきたの間違いでは…」
「とりあえず上は全部脱いでくれる?こちょこちょしやすいように!」
指を目の前でワキワキされるとすっかり逆らえない身体になってしまった…。
昨日に続いてまさか今日もくすぐられるとは思ってみなくて、「筋肉痛だから優しくして…」とお願いすると「いいよ~♪優しくこちょこちょしてあげるね」とニッコリ微笑んでくれた。
その無邪気な笑顔を浮かべている時は、経験上大抵ろくなことが起こらない…。
渋々と、シャツや肌着を脱いで上は裸の状態になると、カーペットの敷かれた床の上に仰向けで寝るよう指示された。
何だか昨日と同じような…デジャブを感じる。
「はい、両手万歳しよっか♪」
「…やだって言ったら?」
「ベッドに縛り付けて一晩中こちょこちょお泊まりコースにする♡」
その一言でサッと素直に両手を万歳すると、昨日のお姉ちゃんと全く同じように腕の上に乗られて人力拘束され、顔も太ももで挟み込まれてニヤニヤと覗き込まれてしまった。
…もしかして両手万歳で押さえつけながらくすぐるの、流行ってるのだろうか?いや、多分偶然だろう…
「ほらほら、女の子に押さえ込まれちゃってはずかちいね~♪私のくすぐったい指さんがこちょこちょしたいって言ってるよ~♪」
「ひっ…や、やめろって!ワキワキしちゃだめっ…」
目の前で見せつけるように指をこちょこちょワキワキ動かされ、ゆっくりと腋の下に近づけられていく。
試しに少し腕に力を入れて必死に逃げようとしてみるも、しっかりと関節を抑えられていて逃げられない。
お姉ちゃんにされている時は恐怖の感情が強かったけれど、今は純粋に恥ずかしさと多少の悔しさで頭がパニックになってしまう。
せめてもの抵抗とばかりに、ぎゅっと目を閉じて刺激に備えようとしていると…
「ほぉら、こちょこちょこちょこちょ~♪」
「っっひゃっぁぁぁっあはっぁぁぁぁっだめ……あ、あれ…」
「あははっ♪まだこちょこちょしてないよーだっ!それなのにひぃひぃ笑っちゃってどうしたのかな?恥ずかしいね?」
「う、うるさいっ…!この、意地わ…ぎゃぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁっ!?ぁぁぁぁぁっいひゃっぁぁぁぁっやめてっぁぁぁぁぁぁぁっだめぇぇぇぇっぁぁぁぁぁぁっぁぁっごめんなざぃぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっあはははははははは!!」
「そんな生意気なこと言うならもう容赦なくこちょこちょの刑にしてあげるんだから!ほらほら、こちょこちょ~♪くしゅぐったいの?じゃあもっとしてあげる~♪」
意地悪されて思わず反抗的な言葉が口から出かかった瞬間に今度は本当に腋の下をこちょこちょ~♪と素早くくすぐられてしまう。
昨日散々くすぐられたおかげで笑う度に腹筋がズキズキと痛んでしまうけれど、それ以上のくすぐったさが襲いかかって情けなく笑い狂わされてしまう。
加減を知らない無邪気な指遣いで、反応するところを的確にこちょこちょとくすぐったり、不意に首筋や脇腹にまで手を伸ばして予測できない刺激にひぃひぃと泣かされる。
「いひゃぁぁぁぁっくひゅぐっだぃぃっぁぁぁっだ、だめだってぇぇっぁぁぁぁっじぬぅっぁぁぁぁお、お腹いたぃぃっぁぁぁぁぁぁっあはははははははははは!!ご、ごめんなさぃぃぃっぁぁぁぁぁっやめてぇぇっぁぁぁぁっ!!」
「え~?でも愉しそうに涎垂らして笑ってるし、本当は嬉しいんでしょ~?もっと私にこちょこちょして欲しいんだよね?でも学校では恥ずかしいから格好つけちゃうんだよね?素直になりなよ~♪ほら、こちょこちょこちょ~♪」
「いひゃぁぁっう、うれしくなぃぃっぁぁぁぁっほ、ほんとにくしゅぐっだいからぁぁぁっや、やめてぇぇっ!」
「えぇ~っ!嬉しくないとか言うんだぁ…傷ついたからお仕置きだよ。もうおかしくなっちゃうまでずーっとこちょこちょしてあげるからね」
口が達者な幼馴染みに言葉責めされながら器用な指先はピンと無防備に伸ばされた腋の窪みをこちょこちょと指先で踊るようにくすぐり尽くしていく。
お姉ちゃんにくすぐられていた時は恐怖で支配されているような感覚が強かったけれど、幼馴染みのくすぐりは"羞恥心"を煽るような言葉責めと愉しそうにニヤニヤと笑みを浮かべながら顔を見下ろされて恥ずかしさとくすぐったさと、ほんの少しだけもっとされたいと思ってしまう何かがあった。
"拷問師"の母に育てられた姉と、"調教師"の家庭で育った幼馴染みとではここまでくすぐり方や雰囲気に差が出るのかと改めて分からされた瞬間だった。
「いひゃぁぁっも、もっとぉぉっぁぁぁっあはっ!もっとくひゅぐってくださぃぃぃっぁぁぁぁっお、おねがいじますぅぅっぁぁぁぁぁっい、言ったぁぁぁぁっおねだりしたからぁぁぁぁぁぁぁっやめてぇぇっ!!」
「わぁ~♡やっと素直におねだりしてくれた~♪そっかそっか、そんなに私にこちょこちょしてほしかったんだね~正直に言えてえらいね~♪じゃあちょっとだけご褒美あげよっかな~♪」
「っはぁっ…はぁっ…ご、ごほうび……?」
ニコっと気持ちのいい可愛い笑顔になる幼馴染み。
ようやくくすぐりが終わったのかと思っていたけれど、顔を横向きにされて片手で押さえつけられ、手首の辺りに座り直して…
「ふ~~~っ♪こしょこしょこしょこしょ~♡」
「んひぃぃぃっ!?あひゃっんぁぁぁっあひっっっひゃめっっんへへへっぁぁぁぁっあはっぁぁぁっんぁぁぁっそ、それひゃめてぇぇっぁぁぁぁぁんぁぁぁっ!!!!」
耳に息を吹きかけられ、「こしょこしょ」囁かれながらもう片方の手で首筋を細かくこちょこちょ~♪とくすぐられる。
ゾクゾクとしたくすぐったい快感に、思わず喘ぎ声に近い情けない声を出して涎を垂らしてビクビクと身体が反応してしまう。
耳たぶを甘噛みされ、艶かしい唇の感触を意識させられドキドキと身体が熱くなる。
そして、耳の穴にふ~っ♪と再び息をかけられた直後、舌で「じゅるじゅる♡」と中を舐められて脳内までくすぐり犯されているような感覚に襲われる。
「んぁぁぁぁぁっ!!ぁぁぁっあひぃぃっぁぁっっあへっんぁぁぁぁっあひゃっんぁぁっんぁぁぁんっぁぁぁむあへへへへっんひぃぃっぁぁぁぁっんぁぁぁぁぁっっ♡」
「じゅるっ…♡れろれろ…♡ふ~っ♡」
甘美なまでに身も蕩けるような快感とくすぐったさに、全身の力も抜けてされるがままに責められてしまう。
口の端からは涎が垂れ落ち、おかしくなるほど悶え狂わされていく…
頭の中がくすぐったいと気持ちいいと、もっとされたいしか考えられない…
このままだと…ほんとうにおかしくなるぅぅ!!
「はい、ご褒美終わり~♪もういっかいこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪」
「っっぁぁぁっあひっ!?いひゃぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁだめぇぇっんぁぁぁぁっへ、へんになるぅぅっぁぁぁぁぁっか、身体おかひくなっっっっひゃぅっぁぁぁぁぁぁっあははははははははははははははは!!!」
「うんうん、おかしくな~れ♪おかしくな~れ♪私にこちょこちょされないと生きていけない身体になっちゃえ~♪」
耳責めから解放されたかと思えば、再び腋の下を容赦なくこちょこちょとくすぐられてしまう。
だけど、不思議なことにくすぐったさは変わらないけれど同時に"気持ちいい"という快感を身体が感じていて、初めての感覚に頭も心もおかしくなってしまいそう…
「いひゃぁぁぁっきもちぃぃっぁぁぁぁっおかひくなるからぁぁぁぁっひゃめっっぁぁぁぁぁっあはっぁぁぁぁぁっも、もっとじでぇぇっぁぁぁぁぁぁっおねがぃぃぃっ!!」
「そんなにお願いされたら仕方ないな~♪ほらほら、こちょこちょ、こちょこちょこちょ~♪私にくすぐられるの好き?」
「す、すきぃぃぃっぁぁぁぁっすきだからぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁっすきぃぃぃぃっぁぁぁぁぁぁっあははははは!!」
「ふふっ♪嬉しい~♪お礼に大好きなこちょこちょいっぱいしてあげようね~♡」
もう反抗的な心も生意気な言動もなくなり、すっかりと"調教"されて恥ずかしげもなくおねだりをしたり「好き」という言葉を何度も声に出させられていく。
幼馴染みによる調教は、学校から帰宅した茜さんが「うるさい!」と部屋に入ってくるまで続けられたのであった。
**
「あら~もう帰っちゃうの~?一緒に夕食でもどうかしら?お家の人には私から連絡してあげましょうか?」
「だ、大丈夫です!また今度遊びに来ます!!」
「そう♪気をつけて帰ってね♪」
「また明日ね~!!」
玄関で栞と栞のお母さんに見送られる頃には、もうすっかり外は暗くなっていた。
門限の時間もとっくに過ぎていて、もしかしたらお姉ちゃんが怒って待っているかもしれない…
戦々恐々としながらゆっくりと家に入ると…
「た、ただいま……」
「おかえり。ご飯できてるから早く着替えてきなよ」
「あっ…ぇっ…う、うん…わかった…」
お姉ちゃんと鉢合わせたけれど、意外にも怒られずに済んだ。後から聞いた話、幼馴染みの家を出た後に栞のお母さんが電話でお姉ちゃんに帰りが遅くなることを伝えてくれていたようだった。
もしその連絡が無ければ…きっと門限を破ったお仕置きを受けていたかと思うと背筋が凍る思いだった。
どうせなら、お姉ちゃんも幼馴染みのように優しさのあるくすぐりをしてくれたらいいのに…
「ん?何か言いたいことあるの?」
「…い、いやべつに…」
「…そう。」
幼馴染みと違って、流石にお姉ちゃんには素直な気持ちでおねだりなんてできなかった__。