【試し読み】夏の誘惑
Added 2024-08-05 12:15:19 +0000 UTC「あつ~い…とけるぅ~…ねーえ、クーラーいつ直るの~」
「業者に連絡したら明日には部品が届くそうだから明日かな……」
彼女である夏希と6畳1間の部屋で同居をしている。8月に入り暑さも増してきた途端、和室に唯一設置してあるクーラーが突然動かなくなってしまった…
すぐに業者を読んで見てもらったところ、どうやら中にある部品の一つが駄目になっているらしく、今日中に直らないとのこと。
窓を開けていても、蝉の鳴き声と生暑い風しか入って来ない。仕方ないので押入れに仕舞っていた扇風機を取り出し、電源を入れるやいなや夏希が風を独占するかのように陣取ってしまった。
上はタンクトップ、下はパンツ一枚というラフな姿で目のやり場に困ってしまう。胸の谷間から汗の粒が見えている。
「ん~?どこみてんのかなぁ?正直に言ったらもっとサービスしたげるよ~?」
「ど、どこも見てないし!駄目だ…暑すぎる…なあ、どこか涼めるとこ行かない?」
「え?ラブホ?昼間っから誘っちゃって、も~エッチなんだから~♡」
「ち、違うし!!喫茶店とかあるじゃん!!」
「喫茶店でエッチしたいの~?大胆だね~♡さすがに出禁になっちゃうね~?」
ニヤニヤと意地悪な笑みで下から顔を見つめられる。
夏のせいなのか分からないけれど、最近彼女がやけに"積極的"になっていた。
「ねぇ~、タオル取ってきて~?」
「はいはい…」
脱衣場から細いタオルを取ってくる。
クラクラとする室内の熱気に少しふらつく。
ついでに冷蔵庫からペットボトルの水を取り出し、一気に飲み干してしまった。
「ぷはぁ…あ~…暑い…」
流石に扇風機では夏の暑さを凌ぐことは無謀だと思うが、彼女は相変わらず風を浴びてふにゃふにゃとしている。
「はい、タオル」
「ん、ありがとう♪」
タオルを渡すと、首筋や腋、胸についた汗を拭き取り始める。何だかエッチで、ついつい背中を向けて座っていると…
「えいっ♪」
「なっ!?うわっ!ちょ、夏希!?」
後ろからタオルで目を覆われ、そのまま目隠しのように頭の後ろで縛られる。
仰向けに押し倒されて、両手首を掴まれて万歳させられ、腕の上にしっかりと馬乗りされてしまった。
「ふっふっふ~♪敵に背中を見せるとはまだまだ甘いな!」
「いつから俺は敵になったんだよ~…てか離してよぉ…」
「だ~めっ♪私のこと見てくれないから目隠ししてお仕置きしちゃうんだからね♪」
続きのお話
夏の誘惑
