目を覚ますと、目の前には好きな女子がいた。 「…ぅぅ…ん…?え!?な、なんでここに…!?ってなにしてるの……!!?」 「あ、起きたんだ~♪おはよ~」 上体を起こそうとすると、胸の辺りに馬乗りされて綺麗なすべすべとした太ももで両腕を気を付けの状態で挟み込まれて押さえつけられてしまった。 しっかりと体重をかけて上に乗られ、頑張って力を入れてみるも人力拘束から逃れられない。 「ちょ、ちょっと一旦降りてくれない…?動けないから…」 「ん~、やだ♪…もしかして、私のこと重いって言いたいのかな?そんなこと言うなら…お仕置きにこちょこちょの刑だ~♪こちょこちょこちょこちょ~?」 「ひゃぁぁっ!?あはっひゃっきゃぁぁっひゃははははは!!ぁぁっひゃめっ、ひゃめでぇぇっ!?ぁぁっく、くしゅぐっだぃぃひゃぁぁぁぁっはははははははははははは!」 10本の指をこしょこしょと器用に動かしながら、いきなり首筋を執拗にくすぐられてしまう。 上から顔を覗き込むように見つめられ、目が合ってしまい恥ずかしさから思わず顔を背けてしまう。 しかし、そんな態度を見て"お仕置き"とばかりに首筋をねちねちとくすぐりながら、ゆっくりと耳に口を近づけて、「ふ~っ♪」と息を吹きかけられる。 そして、柔らかい舌が「れろ♪ぐちゅぐちゅ♪」とエッチな音を立てて耳の中に侵入して脳内をくすぐり犯していく。 「ひぃぃぃぃっ!?ぁぁぁっんぁぁぁぁっひゃぁぁっひっあははははははははははははははは!!ぁぁぁぁぁっだ、だめぇぇぇぇひゃめっくひゅぐっだっぃぃぃぁぉっははははひゃらぁぁぁ!!あ、あたまおかひくなるぅぅぅきゃぁぁぅっははははははははははははははははははは!!!」 「んっ、れろれろ♪ふ~~っ」 あまりのくすぐったさと気持ちよさと、好きな女子から責められているという恥ずかしさで涎を垂らしておかしくなるほど笑わされてしまう。 おっぱいを身体に押しつけられながら、上から見下ろされてこちょこちょこちょ… これはきっと夢だ…夢のようだ。 でも、たとえ夢であったとしても、覚めて欲しくないとすら思える幸せな夢だ。 彼女の「こちょこちょ」という可愛い声と、首筋を襲う猛烈なくすぐったさが全身を巡る。 「ひゃっははは…ひぃぃっ…あひははははは…ひゃぁぁ…」 すっかりと息も絶え絶えになり、顔は涙や涎で恥ずかしくて情けない蕩けた表情になってしまう。 霞んだ視界の奥で、彼女の顔を眺めながら、意識がゆっくりと離れていく…… ** 「う~ん…あれ、ここは……?」 次に目が覚めた時、寝室と思われるベッドの上にいた。 まるで実家のように見覚えのある部屋。だけど、ホテルのように綺麗に整えられたシーツと、窓から見える景色は知らないものだった。 (そうか…これは夢…なのかな。) 夢の中で夢を見ているのだと、気がついたその時、 ブルルルル、ブルルルル…とベッドの上に置いてあるスマホから着信音が鳴った。見覚えの無い名前からだ。手にとって、電話に出てみる。 「はい、もしもし…?」 「やっほー!元気?」 「えっ!?あ、あれ…どうしたの…?名前……」 電話の相手は、さっきまで自分をくすぐっていた、大好きな女子だった。だけど、何故だか"名前が変わっている"ように思えたけど、それについては何も聞き出せず、他愛の無い会話で電話を終えた。 電話が終わり、ぽつりと部屋に残される。 何気ない会話に残る、複雑な高揚と嬉しさ。 次に夢から目覚めた時には、現実に戻っていた。何か、これまでとは違う出来事が起こりそうな現実に。 注** 本日(11/25)見た夢をめちゃくちゃ脚色してf/mっぽくしたお話です\(^o^)/