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f/m至上主義の世界

20xx年。くすぐりが社会の中心となった世界。

「女性が男性をくすぐりで支配する」という公約の元、急速に法改正やくすぐり産業の発展を遂げた国。


家庭や学校では母親や女性の先生、クラスの女子が男子をくすぐりで躾をすることが義務となり、幼い頃から男性は女性のくすぐりには逆らえないことを身体に刻み込まれていく。


反対に、女性は男性をくすぐって屈服させ、調教し、躾を行うことに高揚と興奮を覚えさせる。


また、全国各地にくすぐりを普及させるためのふれあい施設や、くすぐり研究所、刑務所などが作られることになった。


それに伴い、スパイや反逆者から情報を聞き出す「くすぐり拷問師」や、政府のやり方に疑問を抱かせないようにくすぐりの良さを身体に刻み込ませ相手を意のままに操る「くすぐり調教師」、重罪人にくすぐりの刑罰を与える「くすぐり執行官」といったプロの職業人を養成する仕組みが作られることとなった。


いずれも国家資格であり地位も給与も高く、将来その職業を目指す女子は多いが、高度なくすぐりの才能を要し過酷な研修期間を乗り越えなければいけないというハードルがあり、その職に就けるのは実際には一握りのエリートだけであった。


そのため、例えばくすぐり拷問師の母親は幼い頃から娘にくすぐりの技術や拷問の方法を教え込むことができるため、他の受験者よりも有利に拷問師を目指すことができる。ある種"世襲制"のような体制となっていることが課題である。


なお、性格適正の部分では「くすぐり調教師」は優しい人が、「くすぐり拷問師」の場合は責任感のある人が、「くすぐり執行官」の場合はサディストな性格である場合が多い。


ところで、現在の法律において、最も重罪なのは政府への反逆罪である。まず警察が家宅捜索を行い、容疑者が抵抗する場合は集団で取り押さえてくすぐりで無力化し、拘束して連行する。取調室にて、容疑者が黙秘する場合は「くすぐり拷問師」が情報を洗いざらい白状させる。その情報を元に裁判にかけられ、罪状が決められるが、最も重罪の場合は「くすぐり処刑」の宣告を受ける。


(続きのお話)

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