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雨宿りの神社で

夕立ちの降る買い物帰り。 天気予報では久しぶりの晴れ予想だったはずなのに、突然振りだすなんて聞いてないよ。 熱いアスファルトに反射する雨粒。 小走りにどこか雨宿りできる場所を探す。 コンビニでもどこでもいい。 どこか、屋根のある場所へと駆け足に住宅街の路地を駆けていた。 はぁはぁと息を切らしながら宛もなく走っていると、細い抜け道の先に何か建物が見えた。 何故だか気になって、まるで吸い寄せられるように通りを抜けていくと、赤い鳥居の奥に小さな神社があった。 「はぁっ、はぁ…ちょっとここで休もう…」 辺りを見渡すも人の気配は無かった。 雲間から夕陽が差し込み灰色の空から雨が降り続いている。 お賽銭箱に5円玉を投げ入れ、「神様、しばらく雨宿りさせてください」とお願いする。 どうやら住職も誰もいないようだ…。 勝手に入っていいものか躊躇したが、ゆっくりと少し休みたいという気持ちもあり拝殿の中に入ってみる。 小さな6畳程の何もない部屋だ。 靴や濡れた服を脱ぎ、外廊下にとりあえず置いて干しておく。上は肌着だけのラフな格好で部屋に中に入るのは少し罰当たりな気がしたが、突然降ってくる雨が悪い。 畳に腰かけて外を眺める。 夕立だとは思うが、まだまだ降り止む気配は無かった。 ぼーっと外を眺めていると少し眠くなってきた。 横に倒れて目を瞑る。おやすみなさい……。 「ねぇねぇ、起きて起きて~!!」 「……う~ん…」 「お兄さん何でここで寝てるのー?ねぇねぇ」 …遠くから誰かの声が聞こえるような気がする。 女の子だろうか…… 「起きないんだったら~…こちょこちょの刑だ~♪こちょこちょこちょこちょ~♪」 「……っっ!?…んん~…えっ!?ひゃぁあっはははははな、なにしてっ!?ひゃぁくしゅぐったいってぁぁっはははははやめっ、やめてっぁっははははははは!!」 意識が覚醒し、突然くすぐったい感覚が身体に襲いかかる。 慌てて飛び起きようとするも、両手両足が柔らかい麻縄のようなもので縛られていることに気づいた。 「あ~やっと起きた!!侵入者のお兄さんお寝坊なんだ~」 「はぁ…はぁっ…えっと…だれ…ですか?それよりも縄を解いてくれない??」 目の前には白装束を着た巫女のような女の子が座ってこちらを見下ろしていた。小学生くらいに見える。もしかすると、この神社の関係者の子供だろうか。 「わたしはこの神社の神様です!えっへん!」 「うんうん。いい子だね~!お母さんとかお父さんはいるかな?お家の人呼んで来て貰える?」 「なっ!?貴様!人間のくせに無礼だぞ!!それに、どうやってここまで入ってきた!本殿はおろか、境内にも結界をかけていたのに…。まさか、人間のフリをした類か?」 「最近のアニメか何かの話かな…?はぁ、早く帰りたいのに…困ったな…」 まさか少し雨宿りしていただけなのに、子供の遊びに付き合うことになるとは…。まぁ、こういうのとたまにはいいかと自分を納得させる。 相変わらず自分のことを神様だと言い張る女の子。服装からすると神社の関係者の子供だと思うのだが、如何せん話が進まない。 「う~…仕方あるまい。おい!人間!これから言う質問に正直に答えよ!態度によっては手荒な真似をせざるを得ないからな!まず貴様は誰だ!どこから来た!そして何しにここへ来たのだ!」 最近の子供は口が悪いな…さすがに大人として注意をするべきか、どうするか暫く黙って悩んでいた。 「ほ~?黙秘をするか。では仕方あるまいな。こちょこちょ拷問の刑だ~♪こちょこちょこちょ~!!ほら、早く正直に言え!!」 「なっ!?ひゃぁっはははははは!!!こ、こらっ!!やめっぁぁっははははい、いい加減にしないと怒るからぁぁっひはははははそこやめでぇぇっはははく、くひゅぐったぁっははははははははは!!!」 薄い肌着の上から腋の下の窪みを細長い指でカリカリこちょこちょとくすぐられる。時々首筋や、脇腹、お腹もさわさわとくすぐられ我慢できずに笑い悶えてしまう。 「ほれほれ、くすぐったいか?辞めて欲しいのか?ならば素直に白状するんだな。こ~ちょこちょこちょ~♪」 「きゃぁぁっっははははは!!あ、雨宿りしにきただけですぁぁぁっはははははは!!!か、勝手に入ってごめんなさぃぃぃぁぁぁっはははははひゃぁあっはははも、もうほんとにひゃめてぇぇ苦しいぃぁっはははははは!!!!」 最初はただの子供の遊びだと舐めていたが、身動きが取れない状態で敏感な素肌をこちょこちょとくすぐられるのは想像よりしんどかった。 じんわりと目には涙を浮かべ、口元から涎が垂れてしまう。 このままくすぐられ続けるのは辛いため、素直に白状してしまった… 「なに?雨宿りで入っただと…?確かに雨は降っていたが、それは外的要因にすぎないのではないか?貴様の本当の目的はなんだ!答えるまでくすぐりやめないぞ?」 「ひぎゃぁぁぁっはははははははは!!!!ぎゃぁぁっはははははははぁぁもう、ひゃめぇぇっはははははしぬ!!ぁぁっははは息が!!息できないぁぁぁっははははは」 「ほぅ。まだそんな嘘をつく余裕があるとは。本当に息ができなくなるまでくすぐってやろうか?」 さらに激しくこちょこちょとくすぐられ、全身汗だくになるほど強制的に笑わされる。 必死に拘束から逃れようと手足に力を入れるが、縛っている縄はびくともしなかった。 酸欠で頭がぼーっとしてきた… 笑い声も力が無くなり、意識を失う寸前、ようやくくすぐる手が止まった。 「ひぃっ…ぜえっ…はぁ…はぁ…し、しぬ……」 「気絶して逃げようとするなんて、許さぬぞ?精々今のうちに呼吸しとくんだな。」 手足に力が入らない… くすぐりなんかで、ここまで体力を消耗するものなのか… 何とかこの少女の誤解を解かなければいけない。 「はぁ…あ、あの……」 「ん?どうした人間。何か申したいことでもあるのか?」 腕を組んで真っ直ぐこちらを見下ろす少女。 じっと彼女の目を見つめながら何とか口を開く。 「ご、誤解なんだ!外を歩いていたら突然雨が降ってきて、あまやどりできる場所を探していたらたまたまこの神社が目に入って…疲れから気がついたら寝てしまったんだ。中に勝手に入ったことは本当にごめんなさい。もう二度としないから、許してくれないかな…?」 「……その言葉、嘘じゃないだろうなぁ?」 「ひぃぃっ!?ほ、ほんとうです!!指わきわきするのやめてぇぇ!!」 「…なるほど。雨宿りしに来た…と。100歩譲ってそれは許そう。だけど、単に雨宿りするだけであれば軒下にでも座っていれば良かったのではないか?何故勝手にここまで入ってきた?」 「それは…その…服が濡れて、外だと冷えて風邪を引きそうだったから…」 「風邪を引きそうだったら、勝手に人の家に上がり込んでもいいと言うことか?そういう話なら罰を与えねばいけなくなるな?」 うっ…確かにこの少女の言うとおりだ。 誰もいないだろうと思い込んで、勝手に上がり込んでしまったことには変わりないし、強盗か空き巣と捉えられても仕方ないか…。 「ご、ごめんなさい…てっきり誰もいないと思い込んで勝手に入ってしまって…本当に申し訳ない!!」 「…まぁ、反省しているなら特別に許してやらんことも無いが…ん?貴様…本当に反省しているのか?」 「は、反省しています!!」 「ほ~ぅ?なら、どうして逸物を大きくさせて欲情しているのだ?まさか貴様そういう趣味か?」 「ひゃぅっ!あっ、ち、ちがっ」 本当に自分では気がつかなかったが、少女の言うとおりパンツの中で大きく興奮させていた。 それをいやらしく握られ、軽くシゴかれて思わず快感の声が漏れてしまう。 「反省しているフリをした変態の侵入者だったとはな…もう許してやろうかと思ったが、きついお仕置きが必要みたいだな?」 「ひゃぁぁっ、あっ、あっ、だめっ、ぁぁぁいっ、イクからぁぁっ……えっ……?」 イキそうになる寸前で手を止められ、おちんぽがピクピクと痙攣する。 「愚かな人間だな。お仕置きなのにイカせてやる訳がないだろう。それに、神聖な場を汚すことは許さぬぞ?」 「ひっ!?ご、ごめんなさいぃっぁぁっ!?ぁぁっははははははは!!も、もうくしゅぐりはいやぁぁぁっはははははははははこめんなさぃぃぃぁぁっははひははははは」 「みっともなく興奮するような不法侵入者には、徹底的な罰を与えてやる。こちょこちょこちょこちょ~」 再び首筋や腋の下、脇腹にくすぐったい指が這い回り、地獄のようなくすぐったさに泣きながらごめんなさいする。 「まだ情けなく興奮させおって…そんなにくすぐったい目に遇うのが好きらしいなぁ?お望み通り徹底的にこちょこちょしてやる。」 「ひぃぃぁぁっははははちがっ!!好きじゃないですからぁぁぁっひはははははも、もう勘弁じでぐださぃぃぃぁぁっはははははははおかひくなるぅぅぁぁぁぁっはははははは!」 半狂乱になって涙や涎を垂らしながら頭を振ってくすぐったい洗礼を受け続ける。 死ぬ間際に子種を残そうとする人間としての本能からか、ぺニスはずっと勃起したままだった。 そして、とうとう我慢の限界を迎えて… 「あっ!!ぁぁぁぁも、もうひゃめぇぇっはははいっ、イクぅぅぅぁぁぁっっ♡」 「きゃっ!!?き、貴様!!服が穢れたではないか!!それに畳も汚しよって……赦さん。地獄に叩き落としてやる」 「ひぃぃぃぃぁぁぁっははははははは!!!いひゃぁぁっははははははやだぁぁぁっははははは!!!!今イッタぁぁぁっはははは!!イッたばっかだからぁぁぁっははははもうくしゅぐりひゃめでぇぇぇっはははははははは!!!」 射精の快感に浸る間もなく、イッたばかりの敏感な身体を容赦なくこちょこちょされ、まさに地獄のようなくすぐったさに支配される。 こうして、神社にいる少女によって限界までくすぐられ、イカされ、とうとう気力体力が果ててしまい眠るように気絶したのであった。 ……… 「ふん。気絶しよったか。まぁ良い。久し振りにたっぷりと人間の笑気を手に入れることができた。解放してやるとするか。…もう来るなよ?人間。」 白眼を剥いてピクピクと痙攣する様を見下ろしつつ、1人呟く彼女。 軽々と大人の男性を抱えて、元来た道に寝かせる。 そのまますーっと、まるで最初から存在していなかったかのようにして、神社へと続く路と共に彼女は去っていった。 …… 「…しもーし。聞こえますかー?大丈夫ですかー?」 「…ぅぅ…ん…あれ、ここは……えっ!?な、何事ですか?!」 「おいっ、意識を取り戻したぞ!!」 気が付くと自分の周りに人だかりができていて、下着姿のまま路上で寝そべっていることに気づいた。 警察や救急車の音で何やら大事になってしまっている…… 路上で白眼を剥いて倒れている人がいると、通りかかった女性から通報があったそうだ。 その後服を着て警察署に連行され、変質者の疑いもあり軽く取り調べを受けることになった。 神社で雨宿りをしていたら少女にくすぐられたとは言えずに、記憶が曖昧なフリをして何とか解放された。 後日、またあの神社が何か気になって同じ通りを歩いてみたが、神社へと繋がる路はどこにも見当たらなかった。 インターネットで検索をしても、あの時雨宿りをしていた神社は位置情報や写真、口コミすら見つけられなかった。 どうして、自分はあの神社に入ることができたのだろう。 まるで、この世ならざるものに導かれていたかのようで、ほんの少し、背筋がひんやりと凍った。

雨宿りの神社で

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